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更新履歴

2012年8月の更新履歴 バックナンバー一覧

8月31日

アルマ望遠鏡、赤ちゃん星の周りに生命の構成要素を発見

デンマークの研究チームがアルマ望遠鏡を用いて若い星を観測し、生命の構成要素である糖類分子を発見した。今後形成されるかもしれない惑星に取り込まれるような位置に存在しており、惑星形成と生命誕生の謎にせまる手がかりとなることが期待される。

投稿画像ギャラリー(16枚)

木星、東京スカイツリーとISS、はくちょう座の網状星雲など16枚を公開しました。

8月30日

小爆発の後のIa型超新星爆発を初めて観測

米研究チームによるIa型超新星の観測から、超新星爆発前の天体が小規模な爆発を繰り返していたことがわかった。Ia型超新星のもととなる天体の正体に、いくつかのバリエーションがあることをうかがわせる重要な発見だ。

星出さん、今夜ISSで船外活動へ

日本時間30日夜から31日未明にかけて、国際宇宙ステーションに滞在中の星出彰彦宇宙飛行士が6時間半にわたる船外での作業を行う。日本人では3人目となる。

投稿画像ギャラリー(12枚)

太陽、星出さんのいるISS、あれい状星雲など12枚を公開しました。

8月29日

お隣は300万光年先 ひとりぼっちの銀河

ハッブル宇宙望遠鏡が、広大な宇宙の中で孤立している矮小銀河DDO 190の姿をとらえた。

キュリオシティから届いた音声メッセージ

火星探査車「キュリオシティ」から地球に届いた、初の「惑星間通信による音声メッセージ」が公開され、NASA長官のスピーチや人気ミュージシャンのテーマソング、そして探査目的地の画像が紹介された。

投稿画像ギャラリー(18枚)

太陽、網状星雲、星出さんのいるISSなど18枚を公開しました。

8月28日

ハッブルが見た星団の激突

約17万光年かなたにある大質量星の集団2つが合体しつつある様子を、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。天の川銀河の伴銀河、大マゼラン雲にある活発な星生成領域「かじき座30」(タランチュラ星雲)の中での出来事だ。

広瀬さんがうしかい座の銀河に超新星2012eiを発見

神奈川県の広瀬洋治さんが22日、うしかい座の銀河NGC 5611に超新星2012eiを発見した。広瀬さんの超新星発見は8個目(独立発見を含む)となる。

投稿画像ギャラリー(11枚)

木星、秋の星座や星雲、ISSの軌跡など11枚を公開しました。

ステラナビゲータ 20のトリビア:04「浮き上がる」

ステラナビゲータの「開発者のこだわり」を、連載でご紹介します。
第4回は「大気による浮き上がり」について。

8月27日

【訃報】ニール・アームストロング元宇宙飛行士 人類初の月面着陸

1969年に人類初の月面着陸を果たした宇宙飛行士、ニール・アームストロング氏が死去した。享年82歳。

投稿画像ギャラリー(59枚)

太陽プロミネンスや木星、明け方の惑星の競演など59枚を公開しました。

金井三男のこだわり天文書評

以下のレビューを公開しました。日本の暦 旧暦と新暦がわかる本/物理学天才列伝/宇宙誌/天体模型 太陽系をつくる/THE DAY WE FOUND THE UNIVERSE/50 GREATEST MYSTERIES of the UNIVERSE

8月24日

火星探査車が試運転 着陸地点は「ブラッドベリ」と命名

NASAの探査車「キュリオシティ」が22日、火星着陸後初めての試運転を行った。また、その着陸地点が米作家レイ・ブラッドベリ氏にちなんで名付けられたことも発表された。

明日25日に第4回 金環日食シンポジウムを開催 金環日食まとめとケアンズ皆既日食

明日25日(土)、横浜市で第4回の金環日食シンポジウムが開催される。5月21日の金環日食についてのまとめや、11月のケアンズ皆既日食など将来の日食の話題などがテーマとなっている。

2012年9月の星空ガイド

2012年9月の星空ガイドを公開しました。

投稿画像ギャラリー(17枚)

北アメリカ星雲、月や天の川など17枚を公開しました。

8月23日

24日〜26日、新潟・胎内星まつりにアストロアーツ出店

明日24日から新潟県胎内市で開催される星まつりにアストロアーツも出店。「ステラナビゲータ Ver.9 20周年記念版」などを会場限定特価で販売します。

2012年8月25日 海王星がみずがめ座で衝

8月25日、海王星がみずがめ座で衝となります。一晩中見やすい位置にある時期ですが、8等級と暗いので双眼鏡で探してみましょう。
双眼鏡や天体望遠鏡がなく海王星が見えない場合は、周りに広がるペガススの四辺形や1等星フォーマルハウトなど秋の天体を見つけてみましょう。

投稿画像ギャラリー(29枚)

いて座のオメガ星雲、天の川の星景、月と火星+土星+スピカなど29枚を公開しました。

8月22日

火星内部を探る「インサイト」計画 2016年に予定

NASAは20日、新しい太陽系探査計画として火星探査機「インサイト」を選定したと発表した。探査開始目標は2016年9月で、火星地下を初めて直接調査する。探査車「キュリオシティ」の動向もあわせて紹介。

投稿画像ギャラリー(16枚)

水星の自転、富士山と天の川、太陽面など16枚を公開しました。

8月21日

エクリプスナビゲータ Ver2.5用ケアンズ皆既日食の月縁あり日食要素をリリース

日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2.5」で、11月14日(現地時刻)にオーストラリアのケアンズで見られる皆既日食を、月縁の形状を補正して正確に再現するための日食要素を無償公開しました。

藤川さん、いっかくじゅう座に新星を発見

日本時間10日未明、香川県の藤川繁久さんがいっかくじゅう座に新星を発見した。明るさのピークは過ぎており、以前の姿から8.5等ほど増光している可能性がある。

どれだけ見えた? 真夏の夜の天体ショー

8月中旬の夜は相次いで天文現象が見られ、明け方の惑星や流れ星に注目が集まった。話題の天体ショー、あなたはいくつ見られましたか?

2012年8月22日 月と火星が接近、土星とスピカも並ぶ

日没後の西の空には火星、土星とおとめ座のスピカが集まっています。8月22日には、その集合に月齢5のやや細い月が加わります。月に一番近い赤っぽい星が火星、そのさらに右(北)の黄色っぽい星が土星、やや下(西)側の白い星がおとめ座のスピカです。
日没1時間半後にはかなり低くなるので、西の空がひらけたところで早めに見てみましょう。

投稿画像ギャラリー(15枚)

木星、ペルセウス座の二重星団、スカイツリーの星景など15枚を公開しました。

8月20日

爆発的に星が生まれる巨大銀河団

57億光年先の宇宙に、活発に星を生み出している大質量の銀河団が見つかった。

星ナビ.com 新天体発見情報 085(2011年8月)

月刊星ナビ2012年9月号に掲載の「新天体発見情報」No.085を公開しました。

投稿画像ギャラリー(58枚)

金星食、ペルセウス座流星群、太陽のプロミネンスなど58枚を公開しました。

8月17日

火星の空から見た「キュリオシティ」

火星着陸に成功したばかりの探査車「キュリオシティ」を、探査機「マーズ・リコナサンス ・オービター」(MRO)が上空から撮影した。

投稿画像ギャラリー(31枚)

金星食、ペルセウス座流星群、土星+火星+スピカなど31枚を公開しました。

8月16日

史上最速レベルのコロナ質量放出が発生

NASAの太陽観測衛星「STEREO」が先月、秒速2900km〜3500kmという史上最速レベルの速さで太陽から飛び出すコロナ質量放出(CME)をとらえた。

2012年8月16日 水星が西方最大離角、細い月と接近

明け方の東の空に、木星と金星に続いて控えめに現れる水星が、8月16日に太陽からもっとも離れて西方最大離角となります。
最大離角のころは一般的に見ごろなのですが、日の出1時間前でも高度5度と、とても低い位置にあります。16日は月齢28の細い月がすぐそばにあるのでそれも目印に、双眼鏡で探してみましょう。

投稿画像ギャラリー(24枚)

月と水星の接近、金星食、太陽のプロミネンスなど24枚を公開しました。

8月15日

過去最大の3D宇宙マップをリリース

これまでで最も詳細な宇宙の姿を表現した3D宇宙マップが作成された。謎の重力源「暗黒物質」や宇宙の膨張を加速させる「暗黒エネルギー」などの理解に大きく役立つことが期待されている。

ステラナビゲータ 20のトリビア:03「赤い…」

ステラナビゲータの「開発者のこだわり」を、連載でご紹介します。
第3回は「赤い…」何でしょうか。

2012年8月15日 金星が西方最大離角

明け方に木星の後を追って昇り、東の空で冬の星座を背景に輝いている金星が、8月15日に太陽からもっとも離れて西方最大離角となります。見やすい高さにあり、明けの明星として見事な光を放っています。低いところには、翌日に同じく西方最大離角となる水星も見えています。

投稿画像ギャラリー(40枚)

金星食、ペルセウス座流星群、夕空の土星+火星+スピカなど40枚を公開しました。

8月14日

活動銀河核を覆うダスト、従来理論より広く分布するものも

中心核から強い放射を発する「活動銀河」。その放射を遮る周囲の物質の分布について、これまでの理論と異なるものが存在することがわかった。

投稿画像ギャラリー(39枚)

金星食、ペルセウス座流星群、月と木星の接近など39枚を公開しました。

8月13日

キュリオシティが見た火星のパノラマ風景

NASAの火星探査車「キュリオシティ」のマストカメラ(Mastcam)が撮影した初めての360度カラーパノラマ写真が公開された。

投稿画像ギャラリー(31枚)

太陽、月と木星の接近、天の川など31枚を公開しました。

8月10日

マーズ・エクスプレスも活躍中、火星の盆地を撮影

先日NASAの探査車「キュリオシティ」が到着した火星では、他の探査機、探査車も活躍中だ。欧州の探査機「マーズ・エクスプレス」から届けられた最新画像には、過去に川や湖があったと思われる峡谷・盆地や天体衝突でできたクレーターなどが見られ、俯瞰ならではの視点で火星の歴史を物語る。

2012年8月14日 金星食

8月14日の未明、細い月が金星の手前を通り過ぎて金星を隠してしまう「金星食」が起こります。日本で金星食が見られるのは2003年5月29日以来9年ぶり、空が暗い条件に限れば1989年12月2日以来23年ぶりです。
東京での食開始は2時44分、食終了は3時29分です。地域によって違うので雑誌やウェブサイトの直前情報などで確かめておきましょう。
特集ページもご覧ください。

2012年8月12日 ペルセウス座流星群が極大
三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群の今年の活動ピークは8月12日の21時ごろと予想されています。12日深夜〜13日明け方が一番の見ごろですが、前後数日もチャンスです。 流れ星は空のどの方向にも現れます。空の広いところで、頭上の夏の大三角や東のペガススの四辺形などをゆっくり見わたしながら待ってみましょう。 特集ページもご覧ください。
2012年8月12日 月と木星が大接近
8月12日の未明、東の空で月齢23の月と明るい木星が大接近します。肉眼でも楽しめますが、双眼鏡があれば月のクレーターや木星の衛星も見えるでしょう。すぐそばにはおうし座の赤い1等星アルデバランもあります。 特集ページもご覧ください。

8月9日

キュリオシティ、火星探査の準備を開始

NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星での初活動のようすを語る画像を次々に送ってきている。

投稿画像ギャラリー(17枚)

金星、木星、リニア彗星(C/2011 F1)など17枚を公開しました。

8月8日

美しく青き銀河に5年前の大爆発の名残り

ヨーロッパの超大型望遠鏡VLTが、6000万光年かなたの銀河NGC 1187の全貌を見事にとらえた。その中には、2007年に出現した超新星の名残りも見られる。

ステラナビゲータ 20のトリビア:02「流星群」

ステラナビゲータの「開発者のこだわり」を、連載でご紹介します。
第2回は「流星群」について。

投稿画像ギャラリー(14枚)

太陽、夕空のISS、エーゲ海と天の川など14枚を公開しました。

8月7日

キュリオシティから届いた初のカラー画像、MROは降下のようすを撮影

6日に火星に着陸したNASAの火星探査車「キュリオシティ」から、初のカラー画像が届けられた。また、着陸前のキュリオシティがパラシュートを開いて火星に降下していくようすが、火星を周回中の探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」によってとらえられた。

投稿画像ギャラリー(16枚)

太陽、月、ISSや人工衛星の光跡など16枚を公開しました。

小惑星による恒星食(8/21〜9/20)

8月21日から9月20日までの予報14件を追加しました。

8月6日

火星探査車「キュリオシティ」見事に着陸成功

6日午後2時半ごろ(日本時間)、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星に降り立った。地球との通信ができなくなる「恐怖の7分間」を乗り越え、新技術「スカイ・クレーン」を見事に成功させた快挙だ。今後約2年かけて火星生命に関する探査を行う。

すばる望遠鏡、でこぼこな超新星爆発の形を明らかに

国立天文台などの研究チームが銀河系外にある超新星の偏光観測を行い、そのでこぼこな爆発構造を明らかにした。こうした構造が珍しいものではないこともわかり、今後同様の手法による観測で超新星爆発のメカニズムが解明されることが期待される。

投稿画像ギャラリー(30枚)

太陽、月、木星、宵空の火星・土星・スピカなど30枚を公開しました。

8月3日

世界で一番高い天文台から見えた銀河の形の起源

標高5,640mと世界一高い場所にある天文台での観測から、銀河の星生成活動の詳細が明らかになった。銀河の形状がその形成段階からはっきり分かれている可能性を示唆するなど、銀河の成り立ちの過程をより詳しく知る手がかりとなる。

星ナビ9月号は「夏の現象直前情報」と「超コンパクト赤道儀」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2012年9月号が、8月4日(土)に発売されます。まだまだ続く、天文現象“金”の年。「金星食」「ペルセウス座流星群」などの注目現象を確実に見るための特集や、フルサイズ一眼レフカメラ2機種による天体写真適性対決、超コンパクトな赤道儀など、旬の話題が山盛りです。猛暑の夏、涼しくて空の暗いところへ出かけて、満天の星を見上げてみませんか?

宇宙の公案I-05「宇宙生命の条件」

『星ナビ』での「宇宙の公案」第IIシリーズの連載にあわせ、『スカイウオッチャー』で連載されていた第Iシリーズの誌面を順次公開します。
第8回は、1995年7月号に掲載された「宇宙生命の条件」(文:大島泰郎)です。

2012年8月上旬 長周期変光星のミラが極大のころ

約330日周期で2等から10等まで明るさが変わるくじら座のミラが、8月上旬ごろ2等級で明るさのピークになると予想されています。
今の時期、くじら座は深夜すぎに南東の空にのぼります。「ペガススの四辺形」の南東の辺を南に伸ばした先にあるデネブカイトスがくじらの尾にあたり、そこから東に向かってくじらの体が広がっています。心臓付近にあたる赤っぽい星がミラです。星図などを頼りにミラを見つけ、明るさや色を確かめてみましょう。

投稿画像ギャラリー(14枚)

太陽や満月など14枚を公開しました。

8月2日

120億光年かなたに見つかった最遠方の超新星残骸

国内の研究チームがすばる望遠鏡を用いて、観測史上最も遠方となる約120億光年かなたに超新星残骸を発見した。手前の天体の重力をレンズとして利用する手法で、銀河が活発に作られていた100億年以上前の宇宙史を明らかにできると期待される。

真夏の夜を星イベントで楽しもう

夏まっさかりで星も見ごろ。夏の風物詩ともいえる流星群や天の川に加え、今年は金星食など惑星にも注目だ。観望会や国立天文台の施設など、“プロの現場”で気軽に夜空をたしなむイベントを紹介しよう。

投稿画像ギャラリー(14枚)

アメリカのスターパーティで撮影したアンタレス付近、屋久島の天の川、大きな太陽プロミネンスなど14枚を公開しました。

8月1日

超新星残骸にたった55歳の中性子星?

X線天文衛星チャンドラが、55年前に起こった超新星残骸からのX線を初めて検出した。そのデータから、爆発した星の跡に超高密度の中性子星ができているかもしれないこともわかった。

ステラナビゲータ 20のトリビア:01「木星の大赤斑」

ステラナビゲータでは、星図の描画、計算などさまざまな部分において開発者の「こだわり」が発揮されています。そのこだわりを「トリビア」として、連載形式でご紹介します。
第1回は「木星の大赤斑」について。

投稿画像ギャラリー(14枚)

火星+土星+スピカ、太陽、リニア彗星など14枚を公開しました。