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更新履歴

2013年1月の更新履歴 バックナンバー一覧

1月31日

赤外線で見るアンドロメダ銀河

私たちからもっとも近い大規模銀河として有名なアンドロメダ座大銀河(M31)。星の輝きで見えるなじみの姿とは違った赤外線画像が公開された。

光害問題に取り組む「国際ダークスカイ協会」東京支部が発足

光害問題に取り組む世界最大のNPO「国際ダークスカイ協会」の東京支部が31日開設された。さまざまな視点から、良好な光環境づくりに取り組む。3月に埼玉で開催される「光害シンポジウム」の情報もあわせて紹介する。

投稿画像ギャラリー(21枚)

ISSの拡大像、市街地で見た木星とすばる、沈む太陽のグリーンフラッシュとブルーフラッシュなど21枚を公開しました。

1月30日

太陽風の凪にたなびく金星の電離圏

探査機「ビーナスエクスプレス」が、太陽風が弱まった時に金星の電離圏が夜側にふくらむ様子を初めて観測した。地球のような固有磁場を持たない天体に太陽風がどのような影響を及ぼすか、研究を進める上での大きな発見となる。

ダークマターの正体を説明する画期的理論

ダークマターが一体何によって構成されているのか、実験で目に見えない物質をどのようにすれば検出できるのかに関するモデルが構築されている。それによると、ダークマターは重力の伝達を担う未発見の粒子「グラビトン」の超対称性パートナーとされる「グラビティーノ」からできているという。

投稿画像ギャラリー(18枚)

木星、オリオン座大星雲、北の空の日周運動など18枚を公開しました。

1月29日

X線と電波でモード切り替え 中性子星放射を観測

X線と電波の両方を放射し、しかもその強度がまるでスイッチを切り替えるように変化するパルサーが観測された。

1月28日

火星の北極の雪解け

探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」が、火星の北極域の砂丘を覆う二酸化炭素の氷が春の訪れとともに解けていく様子をとらえた。探査車「キュリオシティ」初の夜間観測の画像とあわせて紹介しよう。

2月2日〜3日、仙台市天文台まつりにアストロアーツ出店

2月2日、3日に開催される「仙台市天文台まつり2013」に、アストロアーツも出店。製品デモや特価販売を行います。

投稿画像ギャラリー(25枚)

パール富士、冬の大三角とカノープス、こと座のリング星雲など25枚を公開しました。

1月25日

すばる望遠鏡が解き明かす逆行惑星の成り立ち

国立天文台と東京大学の研究者を中心とする研究グループは、逆行惑星を持つ惑星系HAT-P-7に、これまで知られていなかった伴星(連星をなすもうひとつの恒星)と、もうひとつの別の長周期の巨大惑星が存在することを発見した。

KISSプロジェクトで超新星2013Jを発見

長野県木曽観測所の超新星探査プロジェクトで19日、おおぐま座としし座の境界付近にある銀河に超新星2013Jが発見された。同プロジェクトによる超新星発見はこれで5個目となる。

2013年2月の星空ガイド

2013年2月の星空ガイドを公開しました。

投稿画像ギャラリー(11枚)

シリウスやリゲルの伴星、木星、子持ち銀河M51など11枚を公開しました。

1月24日

8世紀、地球はガンマ線バーストにさらされた?

屋久杉に刻まれた年輪の分析から明らかになった、8世紀に地球を襲ったとされる強力な宇宙放射線。その発生源として、天体同士の合体による瞬発的なガンマ線バーストを提案する研究成果が発表された。

投稿画像ギャラリー(12枚)

太陽プロミネンス、オリオン座大星雲、きりん座の銀河など12枚を公開しました。

小惑星による恒星食(2/3〜3/7)

2月3日から3月7日までの予報27件を追加しました。

1月23日

ベテルギウスの行く手をはばむ?謎の壁

欧州の赤外線宇宙望遠鏡「ハーシェル」が、オリオン座の1等星ベテルギウスの周囲に複数の弧状構造をとらえた。この構造とベテルギウスは、やがて塵の壁と衝突する運命にあるようだ。

【特集】カノープスを見よう

冬の夜空といえば、全天一明るい星・シリウスをはじめとした、にぎやかな星の集まりを思い浮かべます。でももし機会があれば、はるか下の、地平線や水平線あたりに注目してみてください。そこには、全天で2番目に明るい星・カノープスが輝いています。

投稿画像ギャラリー(33枚)

22日の月と木星の接近、ポン・ガンバール彗星、20日の大火球など33枚を公開しました。

1月22日

火星クレーターに地下水湖の跡

探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」による火星クレーターの観測から、かつて地下水湖があったことをうかがわせる新たな証拠が見つかった。

「デジタルカメラ超望遠撮影術 プロに学ぶ作例・機材・テクニック」製品情報公開
ムック「デジタルカメラ超望遠撮影術」 1月30日発売予定

野鳥、動物、希少生物、天体、鉄道、飛行機の各ジャンルを代表する写真家が超望遠撮影について、各被写体ごとの撮影方法を実践的に解説したムック「デジタルカメラ超望遠撮影術 プロに学ぶ作例・機材・テクニック」が1月30日発売予定。これから望遠撮影を始めたい方、望遠レンズをいまひとつ使いこなせない方に役立ちます。価格2,100円 こちらの商品は発売日(1月30日予定)以降の発送になります。

1月21日

国内初、太陽系外縁天体が星を隠す瞬間をとらえた

日本時間9日、冥王星より遠いところを公転している小天体ヴァルナが恒星を隠す恒星食が起こり、滋賀県と広島県で観測に成功した。太陽系外縁天体による恒星食が国内で観測されたのは今回が初めてで、世界的にも12回目という快挙となった。

KISSプロジェクトで超新星2013Iを発見

長野県木曽観測所の超新星探査プロジェクトで1月11日、くじら座の銀河に超新星2013Iが発見された。同プロジェクトによる超新星発見はこれで4個目となる。

2013年1月22日 月と木星が接近

1月22日の宵のころ、南の空の高いところで月と木星がすぐそばに接近しているのが見えます。おうし座の赤い1等星アルデバランも並んでいて、3天体の共演を楽しめるでしょう。深夜から夜明けにかけては西の空に移り、角度が変わって違った印象の眺めになります。

投稿画像ギャラリー(21枚)

月面X、20日未明の大火球、ふたご座の散開星団M35など21枚を公開しました。

1月18日

天体画像処理ソフト「ステライメージ7」3月発売

天体写真を美しく仕上げるための画像処理ソフト「ステライメージ」が、約3年ぶりにバージョンアップ。3月5日発売予定です。シリーズ初の動画マニュアルも同時発売されます。

巨大銀河の片隅に紫外線で輝くミニ銀河

2億光年かなたの巨大な銀河の腕の先に、紫外線でしか見えない小さな銀河の存在が明らかになった。1億3000万年前に起こった銀河同士の接近の名残とみられる。

2013年1月下旬 木星とアルデバラン、プレアデス星団が並ぶ

1月下旬から2月上旬にかけて、南の空の高いところに、おうし座のアルデバラン、木星、プレアデス星団(すばる)がまっすぐ並んでいるのが見られます。目立って明るい木星をはさんで、東側に赤いアルデバラン、西側に6、7個の星がぽつぽつ集まったすばるが見つかるでしょう。

投稿画像ギャラリー(18枚)

しぶんぎ座流星群、馬頭星雲、三原山の星景など18枚を公開しました。

1月17日

米の次世代有人宇宙船「オライオン」に欧州が協力合意

NASAが開発中の宇宙船「オライオン」に、欧州の宇宙ステーション補給機の推進・動力システムが導入されることが決まった。2017年に新たな打ち上げシステムと併せた無人ミッションを実施、その後に月以遠を視野に入れた有人ミッションを目指す。

投稿画像ギャラリー(13枚)

月と惑星、ポン・ガンバール彗星、太陽黒点など13枚を公開しました。

ミードの新型自動導入望遠鏡 「LX80シリーズ」新発売(販売終了)

一台で赤道儀とシングル鏡筒経緯台、デュアル鏡筒経緯台の3通りの使い方ができるマルチマウントに、ミード社伝統の光学系シュミットカセグレン鏡筒を搭載した「LX80シリーズ」が新登場。「LX80-20SC 望遠鏡セット」特価199,500円、「LX80-25SC 望遠鏡セット」特価262,500円

経緯台と赤道儀を切り替えられる「LX80 マルチマウント単体」新発売(販売終了)

一台で赤道儀、シングル鏡筒経緯台、デュアル鏡筒経緯台の3通りの使い方ができるミード製の新型マルチマウント。鏡筒の取り付けはビクセン互換のタブテール式。オートスターからさらに進化した「オーディオスター」には3万以上の天体データを内蔵、見たい天体を自動導入します。特価 126,000円

1月16日

「ケプラー」の観測で461個が新たな系外惑星候補に

NASAの探査衛星「ケプラー」の観測による最新の系外惑星候補リストが発表され、461個が新たに加わった。地球サイズの惑星が多数存在することが明らかになってきている。

【訃報】藤田良雄東京大学名誉教授 低温度星の分光観測研究の権威

天体物理学者で東京大学名誉教授の藤田良雄氏が、9日夜に心不全のため死去した。享年104歳。

投稿画像ギャラリー(9枚)

リニア彗星(C/2012 K5)、すばる、アンドロメダ座大銀河など9枚を公開しました。

1月15日

赤外線衛星「あかり」による大マゼラン雲の天体カタログを公開

赤外線天文衛星「あかり」の観測から、天の川銀河の隣にある銀河「大マゼラン雲」に含まれる66万個に及ぶ天体のカタログが作成・公開された。星の進化などの研究に役立てられる。

探査機「グレイル」が最後に見た月の動画

アメリカの月探査機「グレイル」が昨年12月の運用終了直前に撮影した月面の動画が公開された。

投稿画像ギャラリー(57枚)

リニア彗星、馬頭星雲、太陽表面の黒点など57枚を公開しました。

1月11日

初めてとらえられた?中性子星の回転ぶれ

1秒に11回転する中性子星から荷電粒子の超高速ジェットが噴き出す様子が8コマの動画でとらえられた。その動きから、この天体が歳差運動(回転軸のぶれ)している可能性が指摘されており、中性子星をさらに理解するための新たなヒントとなるかもしれない。

2013年のミラ型変光星の明るさ変化予測

明るい変光星を肉眼や双眼鏡で眺めると、その光度変化を見て楽しむことができる。長周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主な12個について、2013年の予測グラフをお寄せいただいた。

投稿画像ギャラリー(18枚)

かに座のプレセペ星団、イリジウム衛星のフレア、太陽の巨大プロミネンスの変化など18枚を公開しました。

1月10日

衝突確率ゼロに向け、接近小惑星を精密観測

2036年に地球に衝突する可能性がわずかに残る小惑星アポフィスが9日、地球から約1450万kmの距離を通過した。赤外線天文衛星などにより、その軌道を精密に予測するための観測が行われている。

星ナビ.com 新天体発見情報 090(2012年4〜6月)

月刊星ナビ2013年2月号に掲載の「新天体発見情報」No.090を公開しました。

投稿画像ギャラリー(17枚)

1月8日〜9日の火球、バラ星雲、リニア彗星など17枚を公開しました。

1月9日

織姫星ベガに、太陽系そっくりの小天体の帯

七夕の織姫星として知られること座のベガに、小天体が周回するリング状のベルトが観測された。太陽系の小天体ベルトとよく似ており、複数の惑星が存在する可能性が高いという。

何等星まで見える? 世界の夜空で比較キャンペーン

世界各地で星座がどのように見えるかを報告しあい、夜空の明るさを比較する「GLOBE at NIGHT」キャンペーンが2013年も行われる。星空を楽しみながら、自分の街の「光害レベル」がどのくらいかを知ってみよう。

投稿画像ギャラリー(21枚)

元旦の金星、リニア彗星、しぶんぎ座流星群など21枚を公開しました。

1月8日

21億年前の火星を伝える隕石

2011年にサハラ砂漠で見つかった火星隕石が、水を多く含むなど従来の火星隕石と異なる性質を持つことがわかった。21億年前の火星の地殻活動を伝える手がかりとなる。

坪井さんがおおぐま座の銀河に超新星2013Cを発見

坪井正紀さんが1月4日、おおぐま座の銀河PGC 33561に超新星2013Cを発見した。坪井さんの超新星発見は通算で9個目となる。

投稿画像ギャラリー(9枚)

しぶんぎ座流星群、アイソンとリニア彗星、太陽など9枚を公開しました。

1月7日

星の周りの円盤から惑星に取り込まれるガス流を観測

南米チリのアルマ望遠鏡により、若い星を取り巻く円盤から惑星が潜む「すきま」に流れ込むガスの流れが見つかった。これは巨大なガス惑星が形成されるときに作られると推測されていた「惑星のへその緒」のようなもので、実際に直接観測されたのは今回が初めてのことだ。

投稿画像ギャラリー(108枚)

しぶんぎ座流星群と富士山、リニア彗星、かに座κ星の星食など108枚を公開しました。

1月4日

星ナビ2月号は「ベテルギウスの超新星爆発」と「オールビクセンで直焦点」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2013年2月号は、1月5日(土)発売。新しい一年の始まりは、「あれ、2012年にベテルギウス爆発じゃなかったの?」という方にぴったりの特集や、ビクセンのスフィンクス赤道儀シリーズのレポートなど幅広くカバー。科学者が語る「Eternal Return ―いのちを継ぐもの―」連載2回目は、太陽系の始まりと月の成りたちを追いかけました。

2013年1月7日 月と土星が接近

1月7日の未明から夜明けにかけて、南東の空で月齢24の月と土星が接近しているようすが見えます。やや右上にはおとめ座のスピカ、さらに北のほうにはうしかい座のオレンジ色の星アルクトゥールスも見え、年が明けたばかりですが春の星々を先取りすることもできます。

1月1日

2013年1月3日 しぶんぎ座流星群が極大

1月3日の22時ごろ、三大流星群の1つであるしぶんぎ座流星群の活動がピークを迎えると予想されています。3日から4日にかけての夜が見ごろです。月の光が目に入らないように気をつけて、空を広く見わたしてみましょう。2013年の「星見初め」のついでに流れ星が見られるかもしれません。