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更新履歴

2015年3月の更新履歴 バックナンバー一覧

3月31日

夜桜と赤い月 4日夜9時、全国で皆既月食

4月4日の夜、日本全国で皆既月食が見られる。月が欠けて見えるのは19時過ぎから23時前までで、そのうち皆既食となるのは21時前後の約12分間だけと短い。チャンスを逃さないようにしよう。夜桜との2ショットも楽しめるかも。

JAXAが名称変更 国立研究開発法人に

独立行政法人制度の改革にともない、4月1日よりJAXAの法人名称が「国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構」に変更される。

2015年4月4日 皆既月食

4月4日の宵のころ、全国で皆既月食が見られます。月が欠けて見えるのは19時過ぎから23時前まで。皆既食となるのは21時前後の約12分間だけと短いので見逃さないようにしましょう。特集ページもご覧ください。

投稿画像ギャラリーに桜の星景、木星、しし座の銀河など30枚

桜の星景、木星、しし座の銀河など30枚を掲載しました。

3月30日

銀河団衝突でも、ダークマター同士はすり抜ける

銀河団同士が衝突してもダークマター同士はあまりぶつからずそのまま進むということが、多数の衝突銀河団の観測からわかった。ダークマターの正体を知る手がかりとなりそうだ。

嶋さんがケフェウス座に超新星を発見

東京都の嶋邦博さんが3月23日、ケフェウス座の銀河に超新星を15.5等で発見した。嶋さんにとっては3個目の超新星発見となる。

2015年4月上旬 木星とプレセペ星団が接近

宵空で明るく輝いている木星が、かに座のプレセペ星団と接近中です。最接近は4月8日で、5月上旬ごろまで並んで見えます。双眼鏡で眺めてみましょう。

投稿画像ギャラリーに皆既日食、ラヴジョイ彗星など62枚

皆既日食、ラヴジョイ彗星など62枚を掲載しました。

3月27日

銀河中心ブラックホールが大量の物質を吹き飛ばす

米大学の研究チームが23.5億光年彼方の銀河をX線天文衛星「すざく」などで観測し、銀河中心の巨大質量ブラックホールからの強い放射圧が、銀河スケールでの大量の物質流出を引き起こす原因であることを初めて示した。

投稿画像ギャラリーに月とアルデバラン、太陽プロミネンスなど59枚

月とアルデバラン、木星、太陽プロミネンスなど59枚を掲載しました。

3月25日

高速自転が引き起こす木星のオーロラ爆発

惑星分光観測衛星「ひさき」による木星のオーロラ爆発の観測から、この現象が木星自身の高速自転によって引き起こされることが初めて示された。

火星のサンプルから、生命活動に重要な硝酸塩の証拠

火星がかつて生命に適した環境だったという証拠がまたひとつ見つかった。NASAの火星探査車「キュリオシティ」が採取したサンプルから、地球上の生物にとって重要な硝酸塩が存在する証拠が得られた。

2015年4月の星空ガイド

2015年4月の星空ガイドを公開しました。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、春の銀河など25枚

ラヴジョイ彗星、春の銀河、太陽など25枚を掲載しました。

3月24日

初めてとらえた、星の“0歳児”の急加熱

最初期段階の恒星が急激に高温になるようすが、赤外線のアウトバーストとしてとらえらえた。恒星が取り込む物質が急増したことによるものとみられる。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、月と金星など15枚

ラヴジョイ彗星、月と金星など15枚を掲載しました。

3月23日

太陽系の回転速度をVERAが精密に測定

国立天文台VERAの観測から、銀河の中での太陽系の回転速度が精密に測定された。

投稿画像ギャラリーに木星、低緯度オーロラ、いて座の新星など43枚

木星、低緯度オーロラ、いて座の新星など43枚を掲載しました。

3月20日

クリスマスに現われた火星のオーロラ

2014年12月下旬、探査機「メイブン」が火星の北半球に広がるオーロラを紫外線でとらえた。

20日夜にヨーロッパ北海で皆既日食 ネット中継も

日本時間20日夜、大西洋から北極海にかけて皆既日食が、北アフリカからヨーロッパ全域で部分日食が起こる。

金井三男のこだわり天文書評「宇宙ビジネスのための宇宙法」「陰陽師たちの日本史」

「宇宙ビジネスのための宇宙法入門」「陰陽師たちの日本史」「nature科学 未踏の知」「宇宙はどうして始まったのか」「宇宙の神秘−銀河系の秘密−DVD BOOK」の5冊の書評を掲載しました。

投稿画像ギャラリーに木星、春の銀河など14枚

木星、春の銀河など14枚を掲載しました。

3月19日

小惑星キロンに環? 確認されれば小天体2例目

小惑星キロンによる恒星食の観測から、キロンの周囲に環あるいは対称ジェットのような物質の存在が明らかになった。もし環であることが確認されれば、同じくケンタウルス族小天体であるカリクロに続いて2例目となる。

北海道で11年ぶりにオーロラを観測

活発な太陽活動にともなって発生した磁気嵐により、18日ごろ世界各地でオーロラの出現が見られた。北海道でも11年ぶりに低緯度オーロラが観測されている。

投稿画像ギャラリーに北海道の低緯度オーロラ、木星など11枚

北海道の低緯度オーロラ、木星、冬の終わりのオリオンなど11枚を掲載しました。

3月18日

超新星残骸に大量のニッケル 究極的核融合プロセスの初証拠

X線天文衛星「すざく」が、超新星残骸「3C 397」から大量のニッケルを検出した。陽子と電子が合体する「電子捕獲」がIa型超新星爆発で起こることを示す初の観測的証拠だ。

2015年3月23日 細い月と金星が並ぶ

3月23日の夕方、西の空で月齢3の細い月と宵の明星・金星が並びます。美しい共演を眺めて楽しみましょう。

2015年3月22日 細い月と火星が並ぶ

3月22日の夕方、西の空で月齢2の細い月と火星が並んでいるのが見えます。やや離れて上のほうには、宵の明星の金星も並んでいます。

投稿画像ギャラリーにいて座の新星、木星、太陽など16枚

いて座の新星、木星、太陽など16枚を掲載しました。

3月17日

14年ごしの観測で見た、ペルセウス座GKの爆発の広がり

理化学研究所などの日米研究チームが、1901年に0等の明るさで出現した新星「ペルセウス座GK」の爆発の広がりをX線観測でとらえた。14年前の観測との比較から爆風の速度や爆発のエネルギーがわかり、新星爆発についての理解が進むと期待される。

いて座に6等の新星が出現

3月15日、いて座に6等の明るい新星が出現した。今後の光度変化に注目しよう。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、いて座の新星など19枚

ラヴジョイ彗星、6等級のいて座の新星、木星など19枚を掲載しました。

3月16日

地表の組成分布で明らかになる水星の過去

探査機「メッセンジャー」が観測した水星地表の組成分布から、過去の天体衝突の痕跡やマントル物質の多様性が明らかになった。水星の地質構造がどのように作られたかを示す手がかりとなる。

29日小牧市でステラナビゲータ開発者の天文講座

小牧中部公民館プラネタリウム(愛知県)で3月29日(日)、天文ソフト「ステラナビゲータ」開発者がデジタルプラネタリウムを使って最新の宇宙を紹介する天文講座が開催される。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、木星など47枚

ラヴジョイ彗星、木星、かに座の散開星団など47枚を掲載しました。

3月13日

オーロラから探る、ガニメデの地下海

木星の衛星ガニメデのオーロラ観測から、その地下に大量の塩水が存在するらしいことがわかった。オーロラの動きに、天体内部の塩水が作り出す磁場が影響しているという。

矮小銀河からガンマ線、ダークマター粒子対消滅の証拠の可能性

最近発見された天の川銀河の伴銀河の1つである「レチクル座2」から、ガンマ線が初めて検出された。このガンマ線は、長い間理論的に予測されてきたダークマター粒子の対消滅の証拠ではないかと考えられている。

投稿画像ギャラリーに北天の日周運動、アンテナ銀河など15枚

太陽、北天の日周運動、アンテナ銀河など15枚を掲載しました。

3月12日

エンケラドスの地下海に熱水環境

地下に液体の海があるのでは、と注目されてきた土星の衛星エンケラドス。日独米の共同研究により、地球の生命を育んだのと似たような海底の熱水環境が現存しているらしいことが明らかになった。

銀河団同士の衝突現場Abell 2256

カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)がとらえた、数百個もの銀河が属する銀河団同士の衝突が起こっている領域の画像が公開された。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、かに星雲など12枚

ラヴジョイ彗星、かに星雲、太陽など12枚を掲載しました。

3月11日

丸い円盤銀河の出現時期は70億年前?

京都大学、東京大学、国立天文台の研究者らがハッブル宇宙望遠鏡の撮像データを解析し、丸い円盤銀河の出現時期が宇宙年齢約60億年、現在から約70億年前の時代とみられることを明らかにした。

銀河の外れに生まれた2つの星団

天の川銀河の円盤部から1万6000光年も離れた場所で、新しく生まれた星団が見つかった。星の材料はどのようにしてこれほど遠くまで運ばれたのだろうか。

星ナビ.com 中野主一さん「新天体発見情報 115」

月刊『星ナビ』2015年4月号に掲載の「新天体発見情報」No.115を公開しました。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、流星など8枚

ラヴジョイ彗星、流星など8枚を掲載しました。

3月10日

「キュリオシティ」、サンプル採取装置にショート発生

火星探査車「キュリオシティ」のサンプル採取装置に電気ショートが発生している。検証の結果、掘削用ドリルの振動機構に問題がある可能性が高いという。

19日に大阪で、新天体発見者を囲む会

新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる日本天文学会各賞の2014年度受賞者が発表された。大阪で開催される日本天文学会春季年会にあわせ、受賞者の方々らを囲む会が行われる。

2015年3月13日 月と土星が接近

3月13日の未明から明け方、南東の空で月齢22の月と土星が接近します。その下に輝くさそり座のアンタレスと一緒に、三角形に並んで見えます。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、太陽、M76など8枚

ラヴジョイ彗星、太陽、惑星状星雲M76など8枚を掲載しました。

3月9日

史上2個目、4重連星の中の惑星

米研究チームにより、系外惑星を持つ3重星とみられていた連星系にさらにもう1つ星が見つかった。惑星を持つ4重連星としては史上2個目の発見で、連星が惑星形成に及す影響を知るうえで手がかりを与えてくれそうだ。

探査機「ドーン」、準惑星ケレスに到着

NASAの探査機「ドーン」が6日夜、準惑星ケレスを周回する軌道に入った。4月中旬から観測を行う。

投稿画像ギャラリーに木星、オーロラ、散開星団など30枚

木星、オーロラ、散開星団など30枚を掲載しました。

3月6日

初めて観測、重力レンズによる超新星の多重像

93億光年彼方で起こった超新星爆発が、重力レンズ効果により4つの像となってハッブル宇宙望遠鏡で観測された。超新星がこのような形で観測されるのは初めて。今後もう1つの像が時間差で出現すると予測されており、数年後の“答え合わせ”も楽しみだ。

かつて火星には広大な海があった

現在の火星の水を分析したところ、かつて火星には地表の2割を覆うほどの広大な海があったことがわかった。これまでの推測より長い期間にわたって大量に水が存在したことが示されている。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、今年最小の満月など15枚

ラヴジョイ彗星、今年最小の満月、ソンブレロ銀河など15枚を掲載しました。

3月5日

20分間で大きく変化 2013年ラヴジョイ彗星の尾

2013年末に明るくなったラヴジョイ彗星(C/2013 R1)の尾の素早い変化を、すばる望遠鏡がとらえた。尾の中でイオンの塊が移動するようすも観測されており、彗星の尾で起こる物理的メカニズムの解明につながると期待される。

若い宇宙の早熟な銀河 131億年前の銀河に塵

アルマ望遠鏡と超大型望遠鏡VLTの観測により、宇宙誕生から7億年後の銀河に初めて塵が検出された。塵の一部は天の川銀河と同じくらい成熟しており、短期間で銀河が急速に進化した証だという。

こだわり天文書評「篠原ともえの『星の教科書』」「ヤマトでわかる天文学」など7冊

星ナビ3月号掲載分より、「宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学」「宙ガール☆篠原ともえの『星の教科書』」「マンガでわかる宇宙『超』入門」「巨大隕石から地球を守れ」「スーパー3Dメガネで見よう!とびだす宇宙」「佐藤勝彦の眠れなくなる宇宙入門」「ほしのかえりみち」を紹介しています。

投稿画像ギャラリーに木星、ペルセウス座の二重星団など13枚

木星、ペルセウス座の二重星団、太陽など13枚を掲載しました。

3月4日

「はやぶさ2」、小惑星1999 JU3へ向けた航行段階へ移行

昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載された機器の初期機能の確認が、3月2日に終了した。「はやぶさ2」は翌3日から小惑星1999 JU3に向けた航行段階(巡航フェーズ)へと移行し、今年11月から12月にかけて予定されている地球スイングバイのための運用が始まった。

動画で学ぶデジカメ画像処理・第8回「写真の周辺減光を軽減する」

『星ナビ』連載記事「星の写真調整」に掲載した画像を使って実際の写真調整の工程を実演・解説した動画です。解説は『星ナビ』と同じく、天体写真家の中西昭雄さんです。
第8回は天体写真でしばしば見られる周辺減光を補正する方法について紹介します。

星ナビ4月号は「4月4日の赤い満月」と「CP+で新製品ぞくぞく!」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年4月号は、3月5日(木)発売です。注目は4月4日(土)の夜、全国的に宵の空で見られる皆既月食。観望派も撮影派も満足の「赤い満月」を堪能するための大特集をお届けします。そして春の話題といえばCP+で披露される各社の天文機材新製品です。拡大版「ブラック星博士のB級天文学研究室」で紹介する宇宙スイーツも必見。

投稿画像ギャラリーに雪の星景、すばるなど10枚

雪の星景、すばるなど10枚を掲載しました。

3月3日

準惑星ケレスの表面に謎の光

NASAの探査機「ドーン」が、3月6日にいよいよ目標天体である準惑星ケレスに到着する。最新画像ではケレスの表面に謎の明るいスポットも見つかっている。

太陽系の物質は新星爆発でも作られていた

京都産業大学の観測研究により、2012年に出現した新星の窒素の同位体比が、プレソーラー粒子のうち唯一起源がはっきりしていなかったものと一致していることが示された。超新星爆発や古い星の核融合といった元素合成プロセスのほかに、新星爆発を由来とする元素が太陽系に存在することが初めて明らかになった。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、太陽など8枚

ラヴジョイ彗星、太陽など8枚を掲載しました。

3月2日

「京」で解き明かした、天体衝撃波での電子加速

超新星残骸やブラックホールからのジェットでは、その衝撃波によって電子が加速され、さまざまな光を放射する。スーパーコンピュータ「京」によるシミュレーション研究で、電子加速の詳細なメカニズムが明らかになった。

アストロアーツウェブサイト20周年!記念セールも開催

アストロアーツのウェブサイトが1995年に開設されてから20年を迎えるこの3月、日頃のご利用に感謝を込めて20周年記念ページをオープンしました。オンラインショップでは、記念セールを行います。

投稿画像ギャラリーにラヴジョイ彗星、ばら星雲など40枚

ラヴジョイ彗星、ばら星雲など40枚を掲載しました。