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更新履歴

2016年8月の更新履歴 バックナンバー一覧

8月31日

石垣島天文台で高校生が小惑星を発見

8月3日から5日に沖縄県の石垣島天文台で開催された高校生の研究体験企画「美ら星研究体験隊」で、新しい小惑星が発見された。

8月30日

探査機「ジュノー」、木星を初フライバイ

今年7月に木星周回軌道へと入ったNASAの探査機「ジュノー」が、8月27日に第1回目の木星フライバイを実施した。観測機器はすべて正常に稼働したことが確認されている。

【特集】中秋の名月(2016年9月15日)

秋といえばお月見。今年の中秋の名月(十五夜)は9月15日です。満月の2日前で少し欠けていますが、名月であることに変わりはありません。澄んだ夜空に浮かぶ、美しい月を眺めましょう。

2016年9月3日 海王星がみずがめ座で衝

宵のころ南東の空に見えているみずがめ座に位置する海王星が、9月3日に衝となります。明るさは約8等級で、双眼鏡や小型の天体望遠鏡でも見つけられます。月明かりのない夜に、高く上ったタイミングで探してみましょう。

8月29日

99.99%がダークマターでできた銀河

かみのけ座の方向に、天の川銀河と同程度の質量を持ちながら、そのほとんどがダークマターでできている銀河が見つかった。

投稿画像ギャラリー:火星・土星・アンタレス集合など64枚

火星・土星・アンタレスの集合、金星と木星の接近など64枚を掲載しました。

8月26日

太陽系に最も近い恒星に地球サイズの惑星を発見

太陽系に最も近い恒星「プロキシマケンタウリ」の周りを回る系外惑星が発見された。地球よりやや大きい岩石惑星とみられ、約11日周期で公転しており、ハビタブルゾーンに位置しているようだ。

2016年9月3日 細い月と金星が大接近、木星も並ぶ

9月3日の夕方、西の低空で月齢2の細い月と金星が大接近して見えます。かなり低いので、見晴らしの良いところで観察しましょう。さらに低いところには木星も並んでいます。

8月25日

太陽観測衛星「STEREO-B」、約2年ぶりに通信復活

2014年10月から通信が途絶えていたNASAの太陽観測衛星「STEREO-B」との通信が、今月21日に復活した。

ステラショット1.5aアップデータ公開 ToupTek のオートガイダーに対応

天体撮影ソフトウェア「ステラショット」をアップデートする「1.5aアップデータ」を公開しました。新たにToupTek のオートガイダーに対応しています。

2016年9月の星空ガイド

2016年9月の星空ガイドを公開しました。15日は中秋の名月(十五夜)です。
3日:海王星がみずがめ座で衝/3日:細い月と金星が大接近、木星も並ぶ/中旬:長周期変光星はくちょう座χが極大/15日:中秋の名月(十五夜)/17日:半影月食/29日:水星が西方最大離角、細い月と並ぶ

8月24日

太陽の30倍重い若い星

太陽の30倍以上もの質量を持つ若い星が見つかった。こうした星は短命なため研究が難しく、大質量星の形成に関する貴重な情報が得られそうだ。

8月22日

惑星に生命が存在できるための、距離以外の条件

惑星に生命が存在できる条件として、いわゆる「ハビタブルゾーン」にあるというだけでは不十分だという研究論文が発表された。惑星誕生時の内部の温度も重要な条件となるという。

2016年8月下旬 金星と木星が大接近

8月下旬の夕方、西の低空で金星と木星が大接近して見えます。最接近は28日で、月の見かけの大きさよりも接近します。西の空がよくひらけた見晴らしの良いところで探してみましょう。

投稿画像ギャラリー:ペルセウス座流星群、火星・土星・アンタレスなど34枚

ペルセウス座流星群の流れ星、火星・土星・アンタレスの集合など34枚を掲載しました。

8月19日

海王星以遠を惑星と逆方向に公転する氷の塊「Niku」

近年、新たに発見された複数の太陽系外縁天体によって、惑星の成り立ちや太陽系の歴史の再考が迫られている。惑星とは逆方向に公転している小天体「Niku」も、そうした天体の一つだ。

2016年8月下旬 火星と土星が接近

8月下旬、宵の南の空で火星と土星が接近して見えます。最接近は25日です。近くにはさそり座の1等星アンタレスも見え、3天体が集合しています。前後の期間で3天体の並びが変わっていく様子を確かめてみましょう。

8月18日

自然界に働く「第5の力」発見か

新しく発見された可能性がある、これまで知られていなかった粒子は、自然界の「第5の力」の存在を示すものかもしれないという説が発表された。

2016年8月24日 火星・土星・アンタレスが一直線に並ぶ

8月の宵の南の空で、火星と土星、さそり座の1等星アンタレスが集合しています。火星とアンタレスは8月24日に2度(満月4個分)以内まで大接近しますが、この24日には火星・土星・アンタレスが一直線に並びます。

投稿画像ギャラリー:ペルセウス座流星群、ISSなど36枚

ペルセウス座流星群の流れ星、国際宇宙ステーションの月面通過など36枚を掲載しました。

8月17日

モンスター星の光で進化するオリオン座大星雲

アルマ望遠鏡などによる観測で、活発な星形成活動が続くオリオン座大星雲の中で生まれたばかりの巨大星にあぶられ高い圧力で圧縮される分子ガスの様子が、これまでになく克明に描き出された。

8月16日

プレアデス星団の星々の自転速度を測定

NASAの探査衛星「ケプラー」の観測から、プレアデス星団の星々の自転速度が計測された。星の周囲のどこでどのように惑星が形成されるのか、星団の星がどう進化するのかについて理解が深まると期待されている。

投稿画像ギャラリー:ペルセウス座流星群、星雲など34枚

ペルセウス座流星群の流れ星、散光星雲、「一日で太陽・月・6惑星」など34枚を掲載しました。

8月15日

超大質量ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発?

銀河中心の超大質量ブラックホールの周囲に広がる高密度分子ガス円盤が、ブラックホールへの質量の供給源として重要であることが初めて示された。円盤で発生する超新星爆発がブラックホールの成長を駆動するという理論予測を観測的に支持するもので、超大質量ブラックホールの起源の解明につながる観測結果である。

こだわり天文書評『へんな星たち』『世界で一番美しい深宇宙図鑑』など8冊

金井三男さんによるレビュー『ここまでわかった!宇宙の構造、歴史、そして未来 宇宙論』『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』『へんな星たち 天体物理学が挑んだ10の恒星』『プラネタリウム男』と、星ナビ2016年7月号掲載の『美しい光の図鑑 宇宙に満ちる、見えない光と見える光』『世界で一番美しい深宇宙図鑑』『星と星座』『ガラケーで撮影した感動の天体写真集』のレビューを公開しました。

投稿画像ギャラリー:ペルセウス座流星群など104枚

ペルセウス座流星群の流れ星など104枚を掲載しました。

8月12日

板垣さん、超新星を2個発見、通算発見数は119個に

山形県の板垣公一さんが8月5日、ペルセウス座の銀河に超新星2016eqaを発見した。さらに2日後の8月7日、ぎょしゃ座の銀河に超新星2016esmを発見した。板垣さんの超新星発見は今年4、5個目で、通算発見数は119個となった。

いて座に新星が出現

8月6日、いて座に約13等級の新星が出現した。福岡県の西山浩一さんと佐賀県の椛島冨士夫さんも8日に、約11等級で独立に発見している。

投稿画像ギャラリー:ペルセウス座流星群、月面Xなど40枚

ペルセウス座流星群の流れ星、8月10日に見られた月面Xなど40枚を掲載しました。

8月10日

重力データから明らかにされたケレスの内部構造

探査機「ドーン」の動きの計測から、準惑星ケレスの内部構造が明らかにされた。ケレスの密度が地球や月などに比べてはるかに低いことが確かめられ、ケレス内部がいくつかの層に分かれていることが示された。

日食ソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2.5」用日食要素を公開、9月1日アフリカ金環の月縁補正に対応

日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2.5」用日食要素データを無償公開しました。2016年9月1日に中部アフリカ〜インド洋で見られる金環日食を、月縁形状を補正して正確に再現します。

【訃報】古川麒一郎さんのご逝去によせて

位置天文学、天体力学、暦法の研究者で理学博士の古川麒一郎さんが、6月29日に86歳で永眠されました。

星ナビ.com 中野主一さん「新天体発見情報 132」

月刊『星ナビ』2016年9月号に掲載の「新天体発見情報」No.132(ウェブ版)を公開しました。

2016年8月17日 水星が東方最大離角

8月中旬、夕方の西の低空に木星と並んで見えている水星が、17日に太陽から最も離れて東方最大離角となります。かなり低いので、見晴らしの良いところで双眼鏡で探してみましょう。

投稿画像ギャラリー:伝統的七夕の星空、星食、ひとみなど44枚

伝統的七夕の星空(夏の大三角、天の川、月)、星食、天王星、天文衛星「ひとみ」など44枚を掲載しました。

8月9日

「フィラエ」が運用終了 史上初の彗星着陸探査

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で史上初の彗星地表探査を行った着陸機「フィラエ」が、7月27日に運用終了となった。フィラエは昨年7月から通信が途絶えた状態が続いていた。

8月8日

初検出された重力波の起源は原始ブラックホールかもしれない

重力波と共に発見された連星ブラックホールは、宇宙の誕生直後に形成された原始ブラックホールであるという新理論が発表された。今後、観測データが蓄積されることにより、この理論の検証が可能になると期待されている。

はまぎん こども宇宙科学館のデジタル投影システムがリニューアル

7月17日、神奈川県横浜市の「はまぎん こども宇宙科学館」のデジタル投影システムがリニューアルし、アストロアーツの「ステラドーム」が導入された。

2016年8月12日 ペルセウス座流星群が極大

8月12日、ペルセウス座流星群の活動が極大となります。一番の見ごろは月が沈み放射点が高くなってくる12日深夜から13日明け方にかけての時間帯で、空の条件の良いところで1時間あたり40個ほど、郊外で1時間あたり20個ほど見られそうです。

投稿画像ギャラリー:月と木星の接近、土星の衛星など70枚

月と木星の接近、土星の衛星、ペルセウス座流星群の流れ星、星雲、天の川など70枚を掲載しました。

8月5日

動画で学ぶデジカメ画像処理・第25回「総集編(1)「月の写真を仕上げる」」

『星ナビ』連載記事「星の写真調整」に掲載した画像を使って実際の写真調整の工程を実演・解説した動画です。解説は『星ナビ』と同じく、天体写真家の中西昭雄さんです。
今回から3回連続で総集編として、写真調整の全体的な工程をさまざまな作例写真を使って紹介します。第25回は月面の写真を処理する工程を解説します。

2016年8月12日 月と土星が接近

8月12日の夕方から深夜、月齢10の月と土星が接近して見えます。並んだ様子を肉眼や双眼鏡で眺めたり、天体望遠鏡でそれぞれを拡大観察したりしてみましょう。月と土星の下には火星とアンタレスも並んでいます。

8月4日

ペルセウス座流星群のダストトレイル接近、日本では日中の時間帯

今年のペルセウス座流星群について、ダストトレイルとの接近予想を紹介しよう。日本時間8月12日朝8時ごろに大きなピークがあると予想されており、この時間帯が夜にあたる地域では通常のピークよりも活発な活動が見られるかもしれない。

イプシロンロケット2号機にメッセージを載せよう!

JAXAは8月3日、今年度打ち上げ予定の「イプシロンロケット2号機」に掲載するメッセージの募集を開始した。夢を託したメッセージや打ち上げ応援メッセージをロケットに載せてみませんか。締め切りは9月2日。

8月3日

天の川銀河の中心付近に若い星の「すき間」が存在

天の川銀河の中心方向を近赤外線で観測したところ、29個のケフェイド変光星が見つかり、その多くが銀河中心から8000光年以上離れたところに存在していることが明らかにされた。銀河中心の領域には、誕生から3億年程度以内の若い星がほとんどない「すき間」が存在しているようだ。

2016年星まつり 原村と胎内でアストロアーツ出店、ステラショットの実演も

今年も星まつりの季節がやってきました。ペルセウス座流星群、天の川、火星や土星、夏の大三角など、魅力いっぱいの夏空を眺めに出かけてみてはいかがでしょうか。アストロアーツは今年も長野と新潟でのイベントに出店し、「ステラショット」の実演や「ステラナビゲータ」「ステライメージ」ほか天文グッズなどを特価販売します。

8月2日

星ナビ9月号は「梶田隆章さんが語る天文学」と「アメリカ皆既まで1年」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2016年9月号は、8月5日(金)発売です。あと1年に迫ったアメリカ横断皆既日食の概要を紹介。「ステラショット」の活用法やシャルル・メシエの足跡、そして昨年のノーベル物理学賞受賞で注目の梶田隆章さんインタビューも必見です。

2016年8月9日 伝統的七夕

旧暦にもとづいた七夕は「伝統的七夕(旧七夕)」と呼ばれ、今年は8月9日がその日に当たります。宵の東の空には夏の大三角が高く上り、深夜に月が沈んでからは天の川も見えるかもしれません。

8月1日

8月28日、東京で「宇宙へのいざない〜宇宙を学べる大学への進学説明会〜」

8月28日(日)、東京理科大学で「宇宙へのいざない〜宇宙を学べる大学への進学説明会〜」が開催される。

2016年8月6日 細い月と木星が接近

8月6日の夕方、西の低空で月齢4の細い月と木星が接近して見えます。肉眼や双眼鏡で並んだ様子を眺めてみましょう。

投稿画像ギャラリー:土星、星雲、天の川など66枚

大西さん搭乗の国際宇宙ステーション、土星、散光星雲、惑星状星雲、天の川など66枚を掲載しました。

DC 12V電源に対応 「Aquila レンズヒーターLL」 初回100個限定特価で販売

天体撮影時、レンズの結露を防ぐ人気の「Aquila レンズヒーター」に、電源電圧DC 12Vのシガーソケット付きバッテリーに対応した「LL」が登場です。赤道儀をDC 12V電源で動かしている場合はレンズヒーターの電源を共有できるので便利です。赤道儀を使った天体撮影でより大きな発熱量がほしいユーザー向け。初回100台のみ特価 3,480円