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更新履歴

2013年11月の更新履歴 バックナンバー一覧

11月29日

アイソン彗星の核が太陽最接近でほぼ消滅

29日朝(日本時間)に太陽に最接近したアイソン彗星は、太陽からの強烈な熱を受け、彗星の核の部分がほぼ消えてしまったとみられている。12月以降に明け方の空で長い尾を見ることは、かなり難しくなった。

板垣さんがへび座に新星を発見

山形の板垣公一さんが11月24日、へび座に新星を発見した。

2013年12月2日 水星食

12月2日の明け方、東の空で月齢28の細い月が水星を隠す「水星食」が起こります。月の明るい側に水星が潜入するのが見えるのは東京で5時28分で、この時の月と水星はまだ高度2度にも満たないひじょうに低い位置にあります。観察する場合には、見はらしのよいところで、双眼鏡や天体望遠鏡で眺めてみましょう。

投稿画像ギャラリー(17枚)

ラブジョイ彗星など17枚を公開しました。

11月28日

幻の「ニオブ92」、超新星爆発が起源との新仮説

日本原子力研究開発機構などの共同研究により、太陽系初期にのみ存在した放射性同位体「ニオブ92」は超新星爆発のニュートリノ核反応で生成されたことが理論的に解明された。

投稿画像ギャラリー(18枚)

ラブジョイ彗星、数日前のアイソン彗星、アンドロメダ座大銀河、冬の星雲など18枚を公開しました。

探査機の画像を収録した大型写真集「MARS 火星 ー未知なる地表」 新発売(販売終了)

青幻舎から、NASAの火星探査機マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)搭載の高解像度カメラ(HiRISE)がとらえた高精細画像の写真集が新発売。カメラの視野そのままに収録したB4判を超える大型の写真集です。無機的、有機的ともとれる既視感のないアブストラクトなイメージの連続。第一級のスペシャリストによる論考、火星地図、火星探査年表も記載した完全日本語版。定価12,600円

ビクセン「鏡筒三脚ケース100」 新発売

ビクセンから天体望遠鏡の鏡筒や三脚を収納するケース「鏡筒三脚ケース100」が新発売。自宅での保管時や観測時の移動の際に便利です。ファインダーやフリップミラーを入れられるアクセサリーポーチが付属。特価8,400円

11月27日

29日に太陽最接近 アイソン彗星を衛星画像で見よう

太陽系の果てからやってきたアイソン彗星がいよいよ29日、長い旅の折り返し点となる太陽最接近を迎える。太陽に近すぎるため地上から見ることはできないが、太陽観測衛星による画像で見届けよう。27日からすでに見えている。

惑星分光観測衛星「ひさき」、搭載装置の初期確認を完了

今年9月に打ち上げられた惑星分光観測衛星「ひさき」の装置の動作確認が11月19日までに完了した。惑星の環境に関する新たな知見に向けて、本格的な観測運用が始まる。

投稿画像ギャラリー(18枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、水星と土星の大接近など18枚を公開しました。

11月26日

アルマとハッブルが見た原始宇宙の巨大ガス天体「ヒミコ」

宇宙誕生8億年後の巨大ガス天体「ヒミコ」が、宇宙に当初から存在していた水素やヘリウムといった原始ガスを主体としていることがわかった。銀河が作られる最初の過程を明らかにするうえで重要な知見となる成果だ。

モバイルで30分 彗星がわかる「最新・彗星学」が電子書籍で登場

「星ナビ増刊 アイソン彗星がやってくる」より抜粋した彗星の最新知見記事がアストロアーツ初の電子書籍となって登場する。29日に迫ったアイソン彗星の太陽最接近を前に、タブレットやスマホでのお手軽読書で彗星のうんちくを身につけよう。

2013年11月28日 月と火星が並ぶ

11月28日の未明から明け方の南東の空で、月と火星が並んでいるのが見えます。月は30日にはおとめ座のスピカに接近、さらに12月1日には夜明け前に現れる土星と水星に近づき、2日には水星を隠します。南西の空に見えている木星とあわせて、月や惑星を眺めてみましょう。

投稿画像ギャラリー(37枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、水星と土星の接近など37枚を公開しました。

11月25日

標準モデルに謎を投げかける、観測史上最大級のガンマ線バースト

今年4月に観測されたガンマ線バーストが、比較的近くの宇宙で起こったにもかかわらず宇宙初期の遠方で起こったものと同じ性質を持つことが明らかとなった。従来からの標準的なガンマ線放射モデルに疑問を投げかけている。

2013年12月の星空ガイド

2013年12月の星空ガイドを公開しました。

投稿画像ギャラリー(162枚)

アイソン彗星と水星、ラブジョイ彗星、木星など162枚を公開しました。

11月22日

アイソン彗星の太陽最接近まで1週間 この週末は水星と土星が目印

運命の太陽最接近を1週間後に控えたアイソン彗星。日に日に明け方の空に低くなり、あと少しで朝の光に消えていく。この週末、東の空がよく開けた場所で水星と土星を目印に探し出してみよう。

投稿画像ギャラリー(56枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、木星など56枚を公開しました。

11月21日

いて座A*のジェット、有力な証拠を発見

天の川銀河中心にある、太陽の400万倍もの質量をもつ超大質量ブラックホールに、高エネルギー粒子のジェットとみられるものが観測された。これまでも可能性が報告されていたジェットの存在を示す有力な証拠となるもので、ブラックホールの進化についての新たな手がかりとして期待される。

2013年11月下旬 水星と土星が大接近

11月下旬ごろ、明け方の東の空の低いところでマイナス1等級の水星と1等級の土星が大接近します。最接近は26日です。日の出1時間前の高度は5度未満と低いので、東の空がひらけたところで見てみましょう。双眼鏡があると見つけやすくなります。
また、話題のアイソン彗星(C/2012 S1)も、24日、25日ごろに水星と土星のすぐそばを通りすぎます。

投稿画像ギャラリー(55枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、勾玉星雲など55枚を公開しました。

11月20日

色とりどりの星団にひそむ中間質量ブラックホール

今の季節、宵のころに天頂を駆けるペガスス座。その鼻先に位置する球状星団をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像が公開された。色とりどりの星がひしめきあう星団の中心には、珍しいタイプの「中程度の質量のブラックホール」が存在するとみられている。

投稿画像ギャラリー(34枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、19日明け方の謎の人工天体など34枚を公開しました。

11月19日

探査機「メイブン」火星へ、10か月間の旅を開始

日本時間の19日未明、NASAの火星探査機「メイブン」が打ち上げられた。

投稿画像ギャラリー(41枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、人工天体のエンジン噴射らしき雲など41枚を公開しました。

卓上型星景写真カレンダー「星露光彩 2014 CALENDAR」新発売(販売終了)

月刊星ナビで「銀ノ星 四光子の記憶」を連絡しているフォトグラファー、飯島 裕さん制作の卓上型星景写真カレンダー「星露光彩2014 CALENDAR」が新発売。小型ながら迫力のある星景写真が毎月デスクを彩ります。価格840円

11月18日

国立天文台の主力望遠鏡がとらえた彗星たち

今月中旬に急増光したアイソン彗星には、プロ・アマチュア問わず多くの観測の目が向けられている。すばる望遠鏡など国立天文台の各望遠鏡が注目の彗星を詳細にとらえた画像が公開された。

2013年11月18日 水星が西方最大離角

明け方の東の空に見えている水星が、11月18日に太陽からもっとも離れて西方最大離角となります。日の出45分前の高度は約10度ほどです。アイソン彗星やラブジョイ彗星を観察したら、こちらの「すいせい」も忘れずに見つけてみましょう。

投稿画像ギャラリー(135枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、太陽の大黒点など135枚を公開しました。

11月15日

アイソン彗星が肉眼等級まで急増光! 18日の明け方、スピカが目印

アイソン彗星が13日ごろから急増光を見せ、15日までに市街地でも双眼鏡で見える5等級に達している。18日には1等星スピカと大接近し、観察するチャンスだ。

17日夜に「SOLiVE」でしし座流星群を生中継

24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、しし座流星群の特別番組を17日夜に放送、全国7か所からの状況をリアルタイムに中継する予定だ。

投稿画像ギャラリー(48枚)

急増光のアイソン彗星、ラブジョイ彗星、バラ星雲など48枚を公開しました。

11月14日

ISS搭載のX線観測装置MAXIが見た新星爆発の瞬間

国際宇宙ステーションの観測装置「MAXI」によって観測されたきわめて明るいX線放射が、ひじょうに重い白色矮星の爆発直後の「火の玉」であることがわかった。「火の玉」からの軟X線閃光の観測は史上初となる。

2013年11月18日 しし座流星群が極大

11月17〜18日ごろ、しし座流星群が活動のピークを迎えると予想されています。近年は出現数も少なく、その上今年は月明かりもあるので条件はよくありません。深夜から明け方、木星や火星、アイソン彗星、ラブジョイ彗星などを観察しているときに、運が良ければ流れ星も目にできるかもしれません。

投稿画像ギャラリー(51枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、冬の天の川など51枚を公開しました。

11月13日

スピッツァーとアルマがとらえた元気で活発な赤ちゃん星

NASAの赤外線天文衛星「スピッツァー」が、生まれたての星から噴き出すジェットのようすを赤外線で鮮明にとらえた。

2013年11月 ラブジョイ彗星が肉眼等級に

ラブジョイ彗星(C/2013 R1)が明け方の空に見えています。11月中旬には6等級前後まで明るくなっていて、双眼鏡を使うとボンヤリとした姿を見ることができます。空の条件が良い場所では、肉眼でも見つけられるでしょう。今後さらに増光すると予想されています。

ビクセン「SLV接眼レンズ シリーズ」新発売

ビクセンからフルメタルボディ、見かけ視界50度に統一された「SLV接眼レンズ シリーズ」が新発売。見口の高さが変更できるポップアップ見口、アイレリーフ20mmのハイアイポイント設計。2.5/4/5/6/9/10/12/15/20/25 mmの10種類。特価 各10,920円

アルカスイス対応「アングルプレート35III」新発売(販売終了)

コンパクト赤道儀「ナノ・トラッカー」の極軸合わせに便利なアングルプレートに、アルカスイスに対応した「アングルプレート35III」が新登場です。アルカスイスタイプのVミゾを標準装備。同タイプに対応したパーツと組み合わせればワンタッチ着脱が可能です。トミーテック製 特価6,800円

11月12日

すばるがとらえた注目の彗星 アイソンとラブジョイ

すばる望遠鏡が、明け方の東の空で光度を増している2つの彗星をとらえた。ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は空の明るい場所でも双眼鏡で見えている。ゆるやかに増光中のアイソン彗星も、29日の太陽最接近後の大化けが期待される。

投稿画像ギャラリー(32枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、若田さん滞在中のISSなど32枚を公開しました。

11月11日

かんらん石でわかる、小惑星ベスタの複雑な過去

NASAの探査機「ドーン」の観測で、小惑星ベスタの露出マントルにかんらん石が検出されないという結果が発表された。地球と同じようなコア、地殻、マントルの分化プロセスをたどったと考えられていた天体が、意外に複雑な歴史を持つことが示唆される。

板垣さんがしし座の銀河に超新星2013geを発見

板垣公一さんが11月8日、しし座の銀河NGC 3287に超新星2013geを発見した。板垣さんの超新星発見は今年5個目。

投稿画像ギャラリー(100枚)

ラブジョイ彗星、アイソン彗星、アフリカ金環皆既日食など100枚を公開しました。

11月8日

スプリンクラーのようにダストを放出する小惑星

ハッブル宇宙望遠鏡が、複数のダストの尾を伸ばすスプリンクラーのような小惑星の姿をとらえた。速すぎる自転により断続的に地表物質をまき散らしているとみられる。

板垣さんがわし座に新星を発見

山形の板垣公一さんが10月28日、わし座に新星を発見した。

投稿画像ギャラリー(35枚)

ラブジョイ彗星とプレセペ星団、アイソン彗星、冬の星雲など35枚を公開しました。

11月7日

ホットジュピターがひとりぼっちな理由

太陽系外の巨大ガス惑星のすぐそばに他の惑星が見つからない理由に関して、名古屋大学のシミュレーション研究により新たなプロセスが浮かび上がった。惑星系形成に関する「第3のシナリオ」を推し進める成果としても注目される。

若田さんら搭乗のソユーズ打ち上げ成功 7日夜にISS到着

宇宙飛行士の若田光一さんら3人が乗り込んだロシアのソユーズ宇宙船が、日本時間7日午後1時すぎにカザフスタンから打ち上げられた。午後7時半ごろ国際宇宙ステーションとドッキングする予定となっている。

投稿画像ギャラリー(23枚)

ラブジョイ彗星、木星、おうし座流星群など23枚を公開しました。

人工光をカット 「ASTRO LPR Filter Type 2」 新発売(販売終了)

ケンコー・トキナーから光害の原因となる水銀灯やナトリウム灯などの人工光をカットするフィルター「ASTRO LPR Filter Type 2」が新発売。光害のみを選択して除去するため、カラーバランスの変化が極力抑えられ、撮影時の画像処理が容易になります。大きさはアメリカンサイズ、48/52/67/72/77mmがあります。

彗星用にチューニング「ASTRO LPR Filter Type 1」 新発売

ケンコー・トキナーから光害をカットする天体観測・撮影用フィルター「ASTRO LPR Filter Type 1」が新発売。彗星の緑、赤の光だけでなく、青の光も透過することで彗星の実像に近い姿を光害下で観察・撮影できる入門フィルターです。アメリカンサイズ、48/52/67/72/77mm径があります。

11月6日

傾いた軌道の小惑星は、小サイズの天体が少なめ

すばる望遠鏡による400個以上の小惑星の観測から、軌道が大きく傾いた小惑星は小型のものが少ない傾向であることがわかった。天体同士の衝突が高速で起こる環境ほど、大きな天体の方が小さいものに比べ生き残りやすい傾向が示されている。

インドが同国初の火星探査機打ち上げ

インド宇宙研究機関が5日、同国初の火星探査機打ち上げに成功した。2014年9月に火星到着予定となっている。

アストロアーツの星空アプリでアイソン彗星を楽しもう

アストロアーツの各種星空アプリが、アイソン彗星表示に完全対応しました。彗星観望のみならず、星空散歩に便利な強力機能がスマートフォンで手軽にご利用いただけます。

投稿画像ギャラリー(44枚)

ラブジョイ彗星とプレセペ星団、アイソン彗星、月など44枚を公開しました。

星の一生を解説したエコバッグ「宇宙図 トートバッグ」 新発売

誕生から死まで星がどのように進化していくのかを解説したエコバッグ「宇宙図 トートバッグ」が新発売。“恒星物質100%リサイクル”、買い物をするときも宇宙を感じることができます。天プラ(天文学普及プロジェクト)製 価格2,000円

宇宙誕生から人類の進化まで描いた「宇宙図 てぬぐい」 新発売

天プラ(天文学普及プロジェクト)から、宇宙の誕生から星や惑星の形成、地球に出現した微生物から宇宙の誕生を考えられるようになった人類までの過程をシンプルに描いた「宇宙図 てぬぐい」が新発売です。価格600円

11月5日

「すざく」が明らかにした鉄の大拡散時代

100億年以上前に鉄などの重元素が宇宙全体にばらまかれた時代があり、それが現在宇宙に存在するほとんどの重元素の起源であることが確認された。2.5億光年彼方の銀河団における鉄の分布の観測から得られた結果だ。

投稿画像ギャラリー(104枚)

ラブジョイ彗星とプレセペ星団など明け方の彗星、太陽プロミネンス、木星など104枚を公開しました。

11月1日

3日夜に「SOLiVE」でアフリカ金環皆既日食を生中継

24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、11月3日夜(日本時間)に起こる金環皆既日食のようすをウガンダから生中継する。

星ナビ12月号は特集「アイソン彗星の太陽最接近まであと1か月」と「特別付録:フィールドマップ」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2013年12月号は、11月5日(火)発売です。2012年9月の発見から1年あまり、ついにアイソン彗星が近日点を通過する時がやってきました。期待と不安が交錯する1か月ののち、みなさんはどこでどんなふうに「その時」を迎えますか?

アイソン彗星特設サイト「アイソン彗星を撮る」

天体写真が初めてでも彗星をきれいに撮るために、必要な機材や撮影設定の仕方など紹介します。

2013年11月3日 金環皆既日食(北大西洋、アフリカ中央部)

11月3日、北大西洋からアフリカ中央部にかけて、金環皆既日食(ハイブリッド日食)が見られます。大西洋の一部で金環食、それ以外では皆既食(と部分食)が見られるという珍しい現象です。
皆既食となるのは日本時間で3日の深夜です。インターネット中継などで楽しみましょう。

投稿画像ギャラリー(26枚)

アイソン彗星、ラブジョイ彗星、銀河など26枚を公開しました。