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更新履歴

2010年2月の更新履歴 バックナンバー一覧

2月26日

星職人 Ironwood Remote Observatory Hawaii

第12回 「NASAの小惑星探査機ミッションのお手伝い」

天の川銀河内の球状星団、4分の1がよそ者だった

わたしたちの天の川銀河内に存在する球状星団の4分の1が、もとは別の銀河からやってきたとする研究成果が発表された。

3月9日〜15日、甲府市で写真展『たけいさきよ「まあるい星展」』

山梨県甲府市にあるDOux CAFEギャラリーで、3月9日から15日まで『たけいさきよ「まあるい星展」』が開催される。

天体画像ギャラリー(20枚公開)

火星など20枚の投稿画像を公開しました。

2月25日

3月6日〜4月25日、中川達夫写真展「地球が宇宙にとけこむとき −北アルプス剱岳の星空−」

岡山県倉敷市の倉敷科学センターで、3月6日から4月25日まで『中川達夫写真展「地球が宇宙にとけこむとき −北アルプス剱岳の星空−」』が開催される。

Ia型超新星の多くは白色矮星同士の合体で発生?

チャンドラX線天文衛星の観測によって、Ia型の超新星爆発の多くは白色矮星同士の合体で引き起こされている可能性が示唆された。白色矮星ペアの存在はひじょうに稀だと考えられているため、多くの研究者にとって予想外の結果となった。

2月24日

「WISE」がとらえた、巨大な星雲や長い尾を引く彗星

赤外線天文衛星WISEが今年1月から開始した全天観測でとらえた画像が公開された。爆発的に星形成が進む巨大な星雲の中心や長い尾を引く彗星、リング状に幾重にも取り巻くアンドロメダ座大銀河の腕などを見せてくれている。

「スター・ウィーク2010」キャッチコピー募集

今年で16回目を迎える「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」では、今年もキャッチコピーの募集を開始した。実行委員会では、夏の夜に思わず星空を見上げたくなるようなキャッチコピーを応募してほしいと呼びかけている。

天体画像ギャラリー(9枚公開)

火星や土星など9枚の投稿画像を公開しました。

2月23日

西山さんと椛島さんも新星発見、さそり座に出現

昨日のニュースで西村さんの新星発見をお伝えしたが、またしても日本人による新星発見が報告された。西山さんと椛島さんのベテラン天体捜索者コンビが、さそり座に出現した新星を発見された。

昔の銀河には、星の材料がたっぷりあった

仏・ビュール高原電波干渉計(PdBI)が、90億光年ほどのかなたに存在する星形成銀河を複数観測し、星の材料である冷たいガスの検出、撮像に成功した。その結果、遠方にある若い銀河には、比較的近い銀河に比べて5倍から10倍も多く星の材料が存在していることが明らかとなった。

2月22日

西村栄男さん、へびつかい座に今年2個目の新星を発見

静岡県の西村栄男さんがへびつかい座に新星を発見された。ベテラン天体捜索者である西村さんは、今年1月にもへびつかい座に新星を発見されている。

スペースシャトル「エンデバー号」、無事帰還

今月8日に打ち上げられたNASAのスペースシャトル「エンデバー号」が、米国東部標準時間(以下同様)21日22時20分(日本時間22日12時20分)に米・フロリダ州にあるNASAのケネディ宇宙センターに無事着陸した。

天体画像ギャラリー(27枚公開)

火星や土星、カタリナ彗星(C/2009 O2)など27枚の画像を公開しました。

2月19日

第5回プラネタリウム解説コンクール 2部門に分かれての初開催

三重県立みえこどもの城(三重県松阪市)が主催する、プラネタリウムの生解説を競うユニークなコンクール「プラネタリウム解説コンクール(通称プラコン)」が2月14日に行われた。今回は初めて物語仕立ての「かたりべ部門」と通常の星空案内の「解説部門」の2つに分かれ、双方ハイレベルな戦いが繰り広げられた。

天体画像ギャラリー(11枚公開)

火星、マックノート彗星(C/2009 K5)など11枚の投稿画像を公開しました。

福島市の「こむこむ」で、2月27日から「星の風景」を開催

福島市子どもの夢を育む施設「こむこむ」で、2月27日から3月7日まで星景写真展「星の風景」が開催される。この写真展は、星景写真協会が2008年から行っている巡回展で、福島展が最終回となる。

2月18日

カッシーニ、衛星ミマスをクローズアップ

NASAの土星探査機カッシーニが、衛星ミマスに接近通過して迫力のあるクローズアップ画像を撮影し地球へ送信してきた。これまでにない高解像度の画像には、衛星表面で大きく口を開けるクレーターの内部の起伏まで見えている。

2月17日

山崎直子宇宙飛行士のISS行きは、4月に延期

日本人宇宙飛行士 山崎直子さんが搭乗するスペース・シャトル「ディスカバリー号」(STS-131)の打ち上げが3月18日から4月5日に延期された。

若い大質量星が生み出した、宇宙に浮かぶ砂時計

ジェミニ北望遠鏡が美しい星雲「Sh2-106」をとらえた。砂時計のような形は、中心星の活発な活動によるものと考えられており、中心星からは秒速200km以上の速度で物質が放出されている。

2月16日

赤外線で見通したオリオン座大星雲の中心領域

ヨーロッパ南天天文台(ESO)の可視光・赤外線望遠鏡「VISTA」が、オリオン座大星雲(M42)を赤外線で見通し、ちりの奥深くで活発に活動する若い星の興味深いふるまいを明らかにした。

2月15日

土星のダブル・オーロラの動画を見よう

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が土星の南北両極に輝くオーロラをとらえた動画が公開された。土星の両極をいっしょに撮影できるチャンスは15年に1度しかなく、貴重なデータが得られた。

2010年2月21日 月とプレアデス星団が接近

2月21日の宵のころ、月齢7の半月とおうし座のプレアデス星団(M45、すばる)が接近します。夜が更けるにつれて距離が縮まりますが、深夜には月が沈んでしまうので、21〜22時ごろがベストタイミングでしょう。月が明るく、肉眼でプレアデス星団を見るのは難しいので、双眼鏡で眺めてみましょう。

2010年2月21日 小惑星ベスタがしし座で衝

四大小惑星のひとつベスタが、2月21日にしし座で衝となります。2等星アルギエバのすぐ近くにあるので、位置の見当をつけるのは簡単でしょう。明るさは6.1等で、双眼鏡があればすぐに見つけられます。ステラナビゲータや星ナビで位置を調べて探してみましょう。日を空けて観察すれば移動しているようすもわかるでしょう。

天体画像ギャラリー(10枚公開)

火星や土星など10枚の画像を公開しました。

2月12日

合体が進む銀河に、初めてクエーサーのペアを発見

合体しつつある銀河にクエーサーの連星が初めて発見された。衝突を起こした銀河は地球から約46億光年の距離にあり、クエーサーは互いにたった7万光年しか離れていない。

NASA、太陽観測衛星SDOの打ち上げ成功

NASAは、米国東部時間2月11日10時23分(以下同様)(日本時間12日0時23分)に、太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」を打ち上げた。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、まだら模様の冥王星

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が、まだら模様をした冥王星の姿をとらえた。HSTの観測は、冥王星が単なる氷や岩の塊ではなく、季節変化に伴って大気がダイナミックに変動する活動的な世界であることを浮き彫りにした。

小惑星による恒星食

2月10日

小惑星どうしの衝突の残骸か、尾を引くX字型の構造

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が、彗星として発見された天体P/2010 A2を観測したところ、X字型の構造がとらえられた。最初彗星に見えたものは、どうやら小惑星どうしの衝突の残骸が尾を引いたものらしい。

2月14日、大阪心斎橋で「星」をテーマにしたアートイベント

2月14日に大阪心斎橋のイベントホール「コスモポリタ」で、「星」を都会の人々に意識してもらうアートイベント“Starry Night Project”が行われる。プラネタリウム投影や観望会、写真やアート作品の展示、ダンスやライブペイントなど、さまざまな企画を通じて「星」を楽しむことができる。

国立天文台 岡山天体物理観測所 2010年春の特別観望会

国立天文台 岡山天体物理観測所と岡山天文博物館では、3月20日(土)に国内最大級の188cm反射望遠鏡による特別観望会を行う。

天体画像ギャラリー(11枚公開)

火星や土星、月とアンタレスなど11枚の画像を公開しました。

2月9日

ニコンの天体望遠鏡アイピース「NAV-SW」シリーズ 取扱開始(販売終了)

広視界と像の平坦性を両立したニコンの天体望遠鏡アイピース「NAV-SW」シリーズの取扱いを開始。焦点距離が5mm、7mm、10mm、14mm、17.5mmの5種類(10mmは3月12日に発売予定)。のぞきやすく、外乱光が入りにくい目当てにより快適な観測が可能です。価格は17.5mmの「NAV-17.5SW」が40,600円、その他は35,800円です。

スペースシャトル「エンデバー号」、打ち上げ成功

NASAのスペースシャトル「エンデバー号」(STS-130)が、米国東部標準時間(以下同様)2月8日4時14分(日本時間18時14分)にケネディ宇宙センターから打ち上げられた。ディスカバリー号には、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)が開発したモジュールなどが搭載されている。

2月13、14日に「たかす雪まつり」かまくらでプラネタリウム

岐阜県郡上市高鷲町では、2月13日と14日に第9回たかす雪まつりを開催する。雪像コンテストや雪あそびゲームなどの催しが予定されているが、天文ファンの注目は、直径10mの巨大かまくら内で投影されるデジタルプラネタリウムだ。

2月8日

これまででもっとも遠い恒星質量ブラックホールを発見

これまででもっとも遠い距離に恒星質量ブラックホールが発見された。このブラックホールは別の巨大な星と連星を成しているが、相手の星ももうすぐ超新星爆発を起こし、ブラックホール同士の連星になると考えられている。

板垣さん発見の超新星らしき天体は、変光星だった

新天体捜索者の板垣公一さんが、2月5日(世界時)にりょうけん座の不規則銀河NGC 4214に超新星らしき天体を発見された。同天体はその後の分光観測で、明るく青い変光星(LBV)の爆発的増光であることが判明した。

2月5日

発見は続く!土星探査機カッシーニのミッションが延長に

NASAは、土星探査機カッシーニのミッションを2017年まで延長することを発表した。カッシーニは延長期間に、土星の季節変動や内部構造、環の質量、磁気の変化などに迫る観測を行う。

「2010年 火星」投稿画像ギャラリー

「2010年 火星」投稿画像ギャラリーに4枚の画像を公開しました。

2月4日

星ナビ3月号は「天文・宇宙デジタルツール」

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2010年3月号が、2月5日(金)に発売されます。パソコンや携帯電話で使える「デジタル星見ツール」を大特集。星の本もずらりと紹介しました。注目の新連載「すごい天体写真が撮りたい!」で、あこがれの天体写真に挑戦!

双子の衛星ガニメデとカリスト、表情が違う理由

木星の衛星ガニメデとカリストは、大きさも成分も似通っているのに、まったく異なる表情をしている。木星からの距離の違いが、小天体との衝突頻度や衝突の激しさの違いを生み、両衛星の表面だけでなく内部構造にまで違いをもたらしたようだ。

プラネタリウム工作キット「エトワール・プラス」新発売(販売終了)

世界天文年セレクションにも認定されたプラネタリウム工作キットのオールインワンセット「エトワール・プラス」が新発売。投影用の直径約38cmのミニドームも付属。自宅で簡単に美しい星空を再現できます。学校教材やイベントでもどうぞ。価格2,940円

2月3日

NASAが5か年予算案を発表、歴史的な方針転換

NASAは2011年度から5年間の予算を2010年度より増額し、有人月探査計画を凍結することで基礎技術開発などに注力すると発表した。とくに民間との連携を大幅に強化して、新しいアプローチで宇宙へ進出する方針を明確にしている。

2月2日

火星探査車スピリット、定点観測で火星の核に迫る

火星探査車スピリットは、10か月ほど前に砂地にはまり動けなくなってしまった。その後、救出作戦が試みられたが成功しなかったため、NASAは定点観測に切り替えて、周囲の土壌や大気、さらに火星の核に迫る探査などを進めるという。

銀河から伸びる尾は、銀河の腕だった?

NASAのX線観測衛星チャンドラが、銀河から伸びる2本の尾をとらえた。これまでは1本しか見つかっていなかった。尾の正体は、銀河から引き剥がされたガスで、もともとは銀河の腕だったのではないかと考えられている。

2月1日

2010年2月6日 火星とプレセペ星団が接近

1月28日に地球と最接近した火星は、マイナス1等で赤く輝いて目立っています。火星は現在かに座にあって、双眼鏡で見るとプレセペ星団と同一視野に収まります。2月4〜6日ごろに一番近づきますが、その後も当分は接近の様子を楽しめるでしょう。火星はこの後プレセペ星団から遠ざかりますが、3月末から再び接近し、4月17日ごろに大接近します。<a href="/special/2010mars/">特集ページ</a>もご覧ください。

平成23(2011)年暦要項の発表

「平成23(2011)年暦要項」が発表された。平成23年には日食が4回、月食が2回ある。そのうち、12月10日から11日にかけて起こる皆既月食では、日本全国で空高く昇った月が欠けていく様子を見ることができる。

超高感度ビデオカメラで撮影したオーロラのDVD「AURORA VOL.1」新発売

北極圏に位置するアラスカ・ブルックス山脈を舞台に、五藤光学製の超高感度ビデオカメラNC-R550aで撮影したオーロラと北極圏の山々の風景を、癒しのピアノのBGMと共にたっぷりとお楽しみください。堀田 東氏撮影・制作 価格2,415円

反復新星さそり座Uが11年ぶりに爆発

何度も爆発する新星として知られるさそり座Uが11年ぶりに増光した。8等台の観測報告もあるが、急速に暗くなると予想されるため、ここ1週間がチャンスとみられている。ぜひ、明け方にさそり座の頭を観測してみよう。

天体画像ギャラリー(15枚公開)

火星やすばる食など15枚の画像を公開しました。