板垣さん、アンドロメダ座の銀河に超新星発見、115個目
山形県の板垣公一さんが1月20日に、アンドロメダ座の銀河に超新星を発見した。板垣さんの超新星発見は通算115個目。
【2016年1月25日 Transient Name Server/CBAT/ATel】
山形県の板垣公一さんが1月20日11時20分ごろ(世界時。日本時では20時20分ごろ)、栃木県の観測所にある天体望遠鏡を使ったリモート観測で、アンドロメダ座方向の銀河NGC 946に超新星候補天体を17.0等で発見した。天体の位置は以下のとおり。
赤経 02h30m39.69s 赤緯 +42°14′08.90″ (2000年分点)
アンドロメダ座の超新星(撮影:板垣公一さん)
分光観測からIa型超新星とみられており、2016Wの符号が付けられた。
NGC 946周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について)
板垣さんによる超新星発見数は通算115個(独立発見を含む)となった。