板垣さんがうみへび座に超新星を発見
山形の板垣公一さんが2月20日、うみへび座の銀河に超新星を発見した。板垣さんの超新星発見は今年2個目となる。
山形県の板垣公一さんが2月20.628日(世界時。日本時では21日0時ごろ)、うみへび座方向の銀河PGC 32373に超新星候補天体を16.8等で発見した。天体の位置は以下のとおり。
赤経 10h49m16.65s 赤緯 -19°38′25.3″ (2000年分点)
うみへび座の超新星の発見画像(撮影:板垣公一さん)
米・リック天文台での分光観測などから、極大数日後のIIP型超新星とみられる。板垣さんによる超新星発見は今年2個目となった。
PGC 32373周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について)
うみへび座の超新星の位置
新発見の超新星を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。「ツール」メニューから「データ更新」した後、「SN 2015* (PGC 32373)」を検索・表示してください。
また、新しいデータや番組をオンラインで入手できる「コンテンツ・ライブラリ」(「コンテンツ」メニューより)では、星図に一覧表示できる「板垣さんが発見した超新星」「日本人が発見した超新星」も公開しています。あわせてお楽しみください。