板垣さん、ペガスス座に今年8個目となる超新星発見
山形県の板垣公一さんが8月6日、ペガスス座の銀河に超新星を発見した。板垣さんの超新星発見は今年8個目、通算では108個目となる。
山形県の板垣公一さんが8月6.6796日(世界時。日本時では7日1時20分ごろ)、ペガスス座方向の銀河NGC 7753に超新星候補天体を17.3等で発見した。天体の位置は以下のとおり。
赤経 23h47m06.15s 赤緯 +29°29′07.4″ (2000年分点)
ペガスス座の超新星(撮影:板垣公一さん)
伊・アジアゴ天文台での分光観測から、II型超新星とみられている。
NGC 7753周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について)
板垣さんによる超新星発見は今年8個目で、通算では108個(独立発見を含む)となった。板垣さんは2006年5月にも、同じ銀河に超新星2006chを発見している(板垣さんの18個目の発見)。