AstroArts Topics

超大質量ブラックホール

観測と合うだけでは不十分、活動銀河核のモデル

2022/10/03
NGC 5548の活動銀河核が発するX線の変化は、従来は複雑なモデルで説明されていたが、パラメーターの間に不自然な相関があった。これを解消するシンプルなモデルが提唱されている。

天の川銀河中心で光速の30%で回るガス塊

2022/09/30
天の川銀河中心の超大質量ブラックホール「いて座A*」の周りを光速の30%という猛スピードで回るガスの塊があり、それがX線などで観測されるフレアの発生源となっていることがわかった。

最大で24桁暗くなる、銀河中心ブラックホール周囲の塵による減光

2022/09/26
活動銀河核の明るさ変動を近赤外線で観測したデータから、銀河中心の超大質量ブラックホールを取り巻く塵が、どれだけブラックホール近傍からの光を遮っているかが見積もられた。

クエーサーの変光を予言する重元素のスペクトル

2022/09/07
クエーサーの明るさの変動と輝線スペクトルの間に規則的な関係があることが明らかになった。巨大ブラックホールがどう成長するかを理解するヒントになるかもしれない。

超大質量ブラックホール周辺のドーナツ構造が膨らむ原因をとらえる

2022/08/31
銀河中心の超大質量ブラックホールを囲むドーナツ状構造であるトーラスは、内部のガスが激しく運動することで厚みを持つと考えられる。このガスの動きを観測する新手法が提唱された。

クエーサーの構造を反映する銀河周囲のガスの非等方性

2022/07/27
クエーサーを取り巻く銀河間ガスは紫外線によって電離しているが、方向によって電離の度合いが異なる。その違いがクエーサーの内部構造を反映していることが示唆された。

遠方宇宙でも銀河の成長を妨げるブラックホール

2022/06/01
ほとんどの銀河で星が盛んに生まれていた約100億年前の宇宙において、星の形成が止まってしまった銀河の中心には、超大質量ブラックホールが存在する傾向があったようだ。

クエーサーになる直前のブラックホールを初期宇宙でとらえた

2022/04/18
地球から約131億光年という初期宇宙で、クエーサーとして輝く前段階のブラックホールと思われる天体が初めて発見された。

巨大ブラックホールの隣で起こったブラックホール合体

2022/03/22
2019年に観測された風変わりなブラックホール合体現象は、銀河中心ブラックホールを取り巻くガス円盤の中で起こっていたとする研究結果が発表された。

合体目前の超大質量ブラックホール連星

2022/03/02
90億年彼方の銀河の中心核に、2年周期でお互いの周りを回る超大質量ブラックホールの連星が存在する証拠が見つかった。両者の間隔は観測史上最も近く、1万年後に合体すると予想されている。

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いて座A*の本来の姿は丸かった

2022/03/01
天の川銀河の中心に位置する超大質量ブラックホール「いて座A*」の電波画像は星間ガスでぼやけてしまうが、これを補正するとほぼ円形であることがわかった。

塵のリングに隠された超大質量ブラックホール

2022/02/24
銀河M77の中心部は、超大質量ブラックホールが莫大なエネルギーを生む活動銀河核だ。ただ、活動銀河核としては大人しいほうだったのだが、どうやら厚い塵が光を遮っているらしい。

天の川銀河中心のブラックホールを回る星たちの鮮明な姿

2021/12/21
天の川銀河中心の超大質量ブラックホール「いて座A*」を公転する恒星が極めてシャープに撮影され、いて座A*までの距離や質量がこれまで以上に精度良く求まった。

2つの意味で最も近い超大質量ブラックホールのペア

2021/12/06
8900万光年の距離にある銀河NGC 7727の中心核に、1600光年間隔の超大質量ブラックホールペアが見つかった。超大質量ブラックホールのペアとしては観測史上最も地球に近く、互いの距離も最も近接している。

銀河中心ブラックホール周囲のガスの内部構造を観測的に解明

2021/11/29
すばる望遠鏡による分光観測から、活動銀河核を取り囲むドーナツ状のガス構造の内部が動的であり、多様な温度を持つ複数の高密度分子雲によって構成されていることが示された。

生まれたてのジェットとガス雲の壮絶な衝突現場

2021/10/15
日韓合同VLBI観測網KaVAを用いた詳細な電波観測で、超大質量ブラックホールから吹き出したジェットが数年のうちに成長して高密度ガス雲に衝突する様子がとらえられた。

謎のガンマ線・ニュートリノの源は「暗い」巨大ブラックホールかも

2021/10/01
宇宙を満たしている高エネルギーのガンマ線やニュートリノの起源は、活動が穏やかな銀河中心ブラックホールかもしれないという説が提唱された。

天の川銀河中心を回る星を電波で初観測

2021/09/17
アルマ望遠鏡が、天の川銀河中心の超大質量ブラックホールを回る恒星の位置と動きを、電波観測で初めてとらえることに成功した。

電波銀河ケンタウルス座Aの巨大ジェットの根元にせまる

2021/07/27
世界各地の電波望遠鏡が連携して超高解像度観測を実現するイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)が、大規模ジェットを持つ電波銀河「ケンタウルス座A」の中心部を観測した。

131億年前の銀河に吹く超大質量ブラックホールの嵐

2021/06/15
アルマ望遠鏡による観測から、131億年前の宇宙において強烈な銀河風が吹き荒れている様子が明らかになった。銀河と中心ブラックホールが当時から共進化していたことを示唆する結果だ。