AstroArts Topics

恒星・銀河

記録的に重元素が少ない球状星団

2020/10/21
水素とヘリウム以外の重元素が異常に少ない球状星団が、アンドロメダ座大銀河の周縁で見つかった。宇宙初期の恒星や銀河の形成に関する理論に疑問を投げかける結果だ。

ブラックホールに飲み込まれる星の最期の輝き

2020/10/19
超大質量ブラックホールに飲み込まれる恒星がスパゲッティのように引き伸ばされながら輝く際の光が、比較的近い距離から詳しく観測された。

日韓VLBI、重力レンズを通してブラックホールのジェットを観測

2020/10/16
日韓合同VLBI観測網KaVAを用いた観測によって、77億光年彼方のクエーサーの中心部から噴出するジェットがとらえられた。

銀河の歴史を語る、周縁部の惑星状星雲たち

2020/10/14
楕円銀河M105の周囲に散らばる惑星状星雲の観測により、銀河の外側に古い世代の恒星が分布していることが示された。これらは銀河や銀河群の成長の軌跡とも言える。

元素組成から探るIa型超新星の起源

2020/10/13
Ia型超新星には白色矮星へガスが流れ込んで爆発するものと白色矮星同士が合体して起こるものがあるが、太陽系近傍の恒星の元素組成を調べることにより、前者が75%以上を占めることが示された。

過剰なリチウムは赤色巨星の進化段階を示す

2020/10/12
一部の赤色巨星からは異常に多くのリチウムが検出されているが、その大半はヘリウムの核融合を開始した「クランプ星」であることが判明した。

マグネターと電波パルサーをつなぐ中性子星

2020/10/09
宇宙で最も強い磁場を持つ中性子星の一種「マグネター」であると同時に、中性子星の大半を占める「電波パルサー」の特徴も示す天体が見つかった。

ブラックホールの理論・観測研究にノーベル物理学賞

2020/10/07
2020年のノーベル物理学賞が、ブラックホールの存在を理論的に証明した研究と天の川銀河中心部の観測で巨大ブラックホールの存在を示した研究に対して贈られた。

「塩」で解き明かす、大質量星形成のメカニズム

2020/10/02
大質量の原始星を囲むガス円盤で塩化ナトリウムから放射される電波が検出された。理解に乏しい大質量星の形成を知る上で重要な手がかりになると期待される。

約100億年前の銀河たちが持つ分子ガス

2020/10/01
アルマ望遠鏡を使った観測から、100億年前の星形成が活発な銀河では、星の総質量よりもガスの総質量が10倍も大きいことなどがわかった。

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超大質量ブラックホールの影は揺らいでいた

2020/09/30
2017年に初めて撮像された銀河M87の中心にある超大質量ブラックホールの影について、過去の観測からその姿を再現したところ、影を囲むリングが揺らいでいることがわかった。

超高温・超短周期の海王星型惑星を発見

2020/09/30
公転周期わずか19時間で表面温度が1700度もある、海王星よりやや大きな系外惑星が見つかった。これだけ超短周期の海王星型惑星が見つかるのは初めてだ。

丸い星が丸くない惑星状星雲を作る理由

2020/09/25
太陽のような星が最期に残す惑星状星雲は複雑な形をしている。これは、寿命を迎えた星から吹く恒星風が、伴星によって複雑な形になるからだという。

恒星が死んでも生き残る惑星

2020/09/24
寿命を迎えた恒星の成れの果てである白色矮星の周りに初めて、木星の14倍以下の質量を持つ惑星と思われる天体が見つかった。

宇宙に塵を供給する、終末期の大質量連星

2020/09/23
すばる望遠鏡などの観測で、活発に質量を放出する終末期のウォルフ・ライエ星を含む大質量連星で、1年に地球1個分のペースで効率的に塵が生産されている様子が見つかった。

銀河中心部の過剰なガンマ線がダークマターに由来することを否定

2020/09/18
天の川銀河の中心部から放出されているガンマ線はダークマターによるものではないとする研究が発表された。ダークマターの性質に強い制限を与える結果だ。

スーパーチャンドラセカール超新星は「星の中」で起こる爆発か

2020/09/17
超新星LSQ14fmgは白色矮星を起源に持つIa型に分類されるが、極めて特異な性質を示す。研究によれば、この爆発は白色矮星が別の恒星の内部で起こしたものらしい。

理論予測より桁違いに多かった銀河団内の重力レンズ

2020/09/16
銀河団内の個々の銀河で生じる小さな重力レンズ現象が予測よりずっと多いことがわかった。標準的なダークマターの理論にはまだ足りない要素があるのかもしれない。

3連星を取り巻く惑星系円盤の3重構造

2020/09/11
若い3連星を取り巻く原始惑星系円盤が3重になっている様子がアルマ望遠鏡により観測された。まだ発見例のない、3連星を公転する惑星の誕生現場かもしれない。

惑星の公転軌道面が傾くのは後天的か

2020/09/09
2つの若い系外惑星の運動の分析から、太陽系と同じように惑星の公転軸と恒星の自転軸がほぼ揃っていて、公転軌道面がほぼ傾いていないことが突き止められた。