AstroArts Topics
彗星
小惑星リュウグウがかつて彗星だった可能性を指摘
2022/03/28
探査機「はやぶさ2」が訪れた小惑星リュウグウは、かつて水の氷を主成分とする彗星だったと仮定すれば、現在の特徴を説明できることが理論的研究から判明した。
2021年12月 レナード彗星が5等前後
2021/12/01
12月後半のレナード彗星(C/2021 A1)は夕方の西の低空にある。5~6等の予想だったが、バーストを起こして3等前後になっているとの情報もある。
10月17日にオンラインで「彗星×小惑星」神山天文台シンポジウム
2020/10/05
10月17日(土)、京都産業大学神山天文台の開設10周年を記念したシンポジウムが開催される。オンラインにてライブ配信。
リュウグウの6割は有機物かもしれない
2020/06/25
「はやぶさ2」が得たリュウグウの観測データに基づく計算から、リュウグウは60%以上が有機物で構成されているという結果が得られた。元は彗星の核だった可能性もある。
トロヤ群彗星ではなかったP/2019 LD2
2020/06/01
木星の前後に軌道を持つトロヤ群の小惑星として発見され、のちに彗星として再分類された「P/2019 LD2」の軌道を調べたところ、一時的に木星周囲の軌道に閉じ込められているだけの「よそ者」であることがわかった。
木星のトロヤ群に彗星を初めて発見
2020/05/27
2019年6月に木星のトロヤ群にある天体として発見された「2019 LD2」は、彗星であることがわかった。木星のトロヤ群の天体が彗星として確認されたのは初めてとなる。
ボリソフ彗星からの水が示す活動性や太陽系彗星との相違
2020/05/07
史上2例目の恒星間天体であるボリソフ彗星が水分子を放出する様子が観測された。太陽系の彗星とは異なる特徴がいくつか見つかっている。
外来のボリソフ彗星、太陽系の彗星と異なる組成
2020/04/24
史上初めて発見された恒星間彗星「ボリソフ彗星」を観測したアルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡のデータから、ボリソフ彗星は太陽系の彗星と比べると一酸化炭素の量が非常に多いことが明らかとなった。
他の彗星よりも暖かい場所で誕生したジャコビニ・チンナー彗星
2020/04/17
10月りゅう座流星群の母天体としても知られるジャコビニ・チンナー彗星について、水に対する二酸化炭素の存在量比が他の彗星と比べると特に小さいことが判明した。この彗星が他の彗星よりも暖かい場所で形成された可能性を示唆する結果である。