日食シミュレーションソフト エクリプスナビゲータ Ver.2

特化ソフトならではの高精度

パソコンで再現はできても、本物の日食を見られるのは一度だけ。「エクリプスナビゲータ」は日食専用の計算ルーチンを使うことで、「ステラナビゲータ」よりさらに1桁以上精度を高めました。準備するときも、実際に観測するときも、正確なシミュレーションであなたを万全にサポートします。

ベッセル要素

「日食要素の編集」ダイアログ ベッセル要素とは、日食が起こる際の月の位置座標や地表に投影される月の本影・半影の位置、大きさなどを表すデータのセットです。これを用いることで、日食の見え方を効率よく、正確に求められます。

「エクリプスナビゲータ Ver.2」には1999年8月11日から2035年9月2日までの主な日食のベッセル要素が標準で含まれています。また、最新のデータに基づいて修正されたベッセル要素や、新たに追加されたベッセル要素を、インターネット経由で更新することも可能です。

月縁補正でダイヤモンドリングも再現

「拡大表示」ウィンドウ 太陽の縁と月の縁が接触して皆既日食が始まる(または終わる)時刻は、ダイヤモンドリングが現れるので絶対に見逃せません。ご存じのとおり、月はまん丸ではなく表面はクレーターだらけです。ですから接触時刻を厳密に計算するには、月の位置だけでなく縁の凹凸も考慮に入れる必要があるのです。

Ver.2ではこの「月縁補正」もシミュレーションに加えることで、接触時刻の精度を高めたり、ダイヤモンドリングの形状をも再現したりすることができます。

GPSから位置情報を取得

GPS使用イメージ 日食のシミュレーションがどんなに正確でも、計算の元となる現在の位置や時刻が間違っていては意味がありません。Ver.2ではGPS受信機を接続して観測地の緯度・経度を自動的に取得することができます。もちろん、GPSによる時刻校正にも対応しています。