アストロアーツが開催する天体撮影や画像処理等の講習会についてご案内いたします。
「無料オンライン実習 これならわかる ステライメージによる天体画像処理」
天体撮影やステライメージによる画像処理を始めたばかり、またはこれから始める方にお勧めの無料実習です。
実習画像をダウンロードして講習会と同じ操作を試すことができるので、使い方を聞くだけよりも格段にわかりやすくなっております。解説は「ステライメージLite」と「ステライメージ9」の両方に対応しています。また、ステライメージの購入を検討している方でも、30日間使える体験版をダウンロードすることで、同じ操作を確認できます。
※この実習は、4月28日に行われた同名の実習配信中に判明したステライメージのバグに対応し、アップデートを施した上で再び実施するものです。
日時:
- 2022年6月29日(水)19時~
※講習時間は約1時間程度(質疑応答を含む)です。また、終了後もアーカイブ映像をご覧いただくことができます。
講座内容:
- 天体の撮影について
- 天体写真の撮影方法の概要
- 撮影した天体画像は必ず画像処理をしよう
- 画像処理の初歩の初歩
- 画像処理とは
- 画像処理の準備
- 実演
- 体験用サンプル画像のダウンロードと展開
- 画像処理の手順 - 順を追って処理手順を実演
まだステライメージをお持ちでない方は、あらかじめ以下のページからいずれかの体験版をインストールしてください。
- ステライメージLite 体験版(天体画像処理が初めての方におすすめです)
- ステライメージ9 体験版(ステライメージの全ての機能が使えます)
実習では以下のファイルを使います。zipファイルを解凍すると4つのフォルダがありますが、今回はそのうち「M42」フォルダ(dark, flat, lightの3つのサブフォルダがあります)だけを使用します。
- 実習用ファイルをダウンロード(image_01.zip / 2.20GB)
場所:
- オンラインで実施(YouTube Live)。
- 実習終了後も、アーカイブは引き続き配信いたします
講師:
上山治貴(かみやま はるき) 株式会社アストロアーツ取締役
「ステライメージ」のほか「ステラナビゲータ」「ステラショット」「ステラドームプロ」などを中心となって開発。幼少のころからの天文ファンで、とくに日食、流星が大好物。
定員:
- なし
受講料:
- 無料
申込方法:
YouTube Liveに直接アクセスしてください。
「オンライン講習会 星景写真講座」
星空と風景を一枚の写真に収める「星景写真」は比較的少ない機材で始められることもあって大人気ですが、一方で極めるには天文の知識や画像処理の技術までさまざまなノウハウが要求される奥深いものでもあります。本講座では、月刊『星ナビ』にも多数の作品や記事を寄せられている天体写真家の北山輝泰氏が初級、中級、上級の各ステップに応じた知識やテクニックを解説します。
Web会議システム「Zoom」を使ってオンラインで開催されるため、お住まいの地域に左右されることなく手軽に参加していただくことができます。また、配付資料を使って予習と復習にたっぷり時間を使うことができるスケジュールで、講習会中に質問もしやすくなっているので、理解が深まります。

日時:
- 初級 2022年5月22日(日)13時~(終了・アーカイブ視聴可)
- 中級 2022年7月10日(日)13時〜
- 上級 2022年9月11日(日)13時〜
- 講評会 2022年11月6日(日)13時〜
※講習時間は約2時間程度(質疑応答を含む)です。
講座内容:
星景写真初級講座 5月22日(日)(終了・アーカイブ視聴可)
星景写真撮影の基礎的知識を学ぶことができます。主にこれから星景写真をはじめたいと思っているビギナー方向けの内容となっております。
- 星景写真を撮影する前の心構え
- 撮影現場におけるマナー
- 必要な機材
- あると便利な関連用品
- カメラの設定(正しい露出、ホワイトバランス等)
- 撮影手順(ピント合わせ、構図合わせ等)
星景写真中級講座 7月10日(日)
星景写真撮影の被写体選びのポイントを学ぶことができます。講師が撮影した様々な作例をお見せしながら、季節毎に楽しめる被写体や天文現象に合わせた撮影について学ぶことができます。
- 月明かりを使わない撮影、月明かりを活かした星景撮影
- 月を被写体にした星景写真
- 季節毎の代表的な被写体
- 日食、月食の撮影方法
- 流星群の撮影方法
星景写真上級講座 9月11日(日)
星景写真撮影のRAW現像とレイヤーマスクを利用した部分的な補正テクニックについて学ぶことができます。実演では、幅広い機種のRAWファイルをカバーしている「Photoshop CC」及び「Lightroom Classic」を使用いたします。
- 画像データ RAWとJPGについて
- 写真のダイナミックレンジとは
- 様々なRAW現像ソフト
- RAW現像ソフトの各種パラメーターの説明
- RAW現像の手順
- 長秒時ノイズや高感度ノイズの処理
星景写真 講評会 11月6日(日)
受講者の作品に講師がコメントして直接フィードバックします。初級・中級・上級講座のいずれか少なくとも1回を受講する方で、かつ作品を提出することのできる方が対象です。お気軽にご参加いただけるよう、匿名で提出していただける仕組みとする予定です。 なお、作品を提出せずに視聴のみ希望される場合はお申し込み前にチャットにてご相談ください。
場所:
- オンラインで実施(Web会議システム「Zoom(ズーム)」を使用)。
- 講座の映像は録画して、終了後は参加者にご視聴いただけるようにいたします。
講師:
北山輝泰(きたやま てるやす) 星景写真家兼ビデオグラファー
1986年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、福島県に移住し天文インストラクターとなる。その後、天体望遠鏡メーカーに転職し、営業マンとして7年勤務した後、星景写真家として独立。現在は天文雑誌『星ナビ』のライターや全国の自治体と協力し、星空のプロモーション活動を行う。
定員:
- 初級・中級・上級:各50名
- 講評会:18名
受講料:
- 各回 6,000円(税込)
- 初級〜上級 3回セット 15,000円(税込)
- 初級〜上級+講評会 4回セット 20,000円(税込)
申込方法:
- イベントポータルサイト「everevo(イベレボ)」で受講チケットをご購入ください。
ご注意:
- 講座では「Zoom(ズーム)」というWEB会議システムを使用します。受講される方は、事前にZoomの環境チェックをお願いいたします。
- Zoomの導入や手続きの流れ、当日の操作手順など、詳しくは「オンライン講習会への参加方法」をご参照ください。
- 受講チケットご購入後はキャンセルができません。万が一当日のご都合が悪くなって参加いただけなかった場合は、後日配信される動画をご視聴ください。
- すでに終了した講座も、当該の受講チケット(セット含む)をeverevoで購入いただくとアーカイブをご覧いただけます。
「オンライン講習会 タイムラプス講座」
時間をおいて撮影した写真をつなぎあわせて動画にすることで、時間を圧縮したように見せる「タイムラプス」は近年、撮影も作品の発表も手軽にできるようになり注目されています。とりわけ、ゆっくり動く星空はタイムラプスの題材として相性が抜群です。本講座では、月刊『星ナビ』にも多数の作品や記事を寄せられている天体写真家の北山輝泰氏が撮影方法、および素材を元にしたタイムラプスの制作方法の2段階に分けて解説します。
Web会議システム「Zoom」を使ってオンラインで開催されるため、お住まいの地域に左右されることなく手軽に参加していただくことができます。また、配付資料を使って予習と復習にたっぷり時間を使うことができるスケジュールで、講習会中に質問もしやすくなっているので、理解が深まります。
日時:
- 撮影講座 2022年6月11日(土)13時~(終了・アーカイブ視聴可)
- 制作講座 2022年8月20日(土)13時〜
※講習時間は約2時間程度(質疑応答を含む)です。
講座内容:
タイムラプス撮影講座 6月11日(土)(終了・アーカイブ視聴可)
星の動き(=日周運動)を動画で表現するタイムラプスについて学ぶことができます。この日は素材となる画像の撮影方法について解説します。
- タイムラプスの原理
- 固定のタイムラプスとモーションタイムラプス
- 必要な機材
- あると便利な関連用品
- カメラの設定
- 撮影手順
- 露出が変わる時間帯での撮影方法
タイムラプス制作講座 8月20日(土)
講師が撮影した素材を元に、タイムラプスの素材を作る編集過程から一本の動画に つなげていく最終プロセスまでの一連の流れを学ぶことができます。実演で使用するソフトは「Photoshop CC」及び「Lightroom Classic」「LRTimelapse」 「Final Cut Pro」になります。
- 撮影した素材のデータ管理
- 様々なタイムラプス生成ソフト
- JPGデータから作成するタイムラプス
- RAWレタッチを組み込んだタイムラプス
- タイムラプス素材をつなぎ合わせて一本の動画を作成する
場所:
- オンラインで実施(Web会議システム「Zoom(ズーム)」を使用)。
- 講座の映像は録画して、終了後は参加者にご視聴いただけるようにいたします。
講師:
北山輝泰(きたやま てるやす) 星景写真家兼ビデオグラファー
1986年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、福島県に移住し天文インストラクターとなる。その後、天体望遠鏡メーカーに転職し、営業マンとして7年勤務した後、星景写真家として独立。現在は天文雑誌『星ナビ』のライターや全国の自治体と協力し、星空のプロモーション活動を行う。
定員:
- 各回 50名
受講料:
- 各回 6,000円(税込)
- 2回セット 10,000円(税込)
申込方法:
- イベントポータルサイト「everevo(イベレボ)」で受講チケットをご購入ください。
ご注意:
- 講座では「Zoom(ズーム)」というWEB会議システムを使用します。受講される方は、事前にZoomの環境チェックをお願いいたします。
- Zoomの導入や手続きの流れ、当日の操作手順など、詳しくは「オンライン講習会への参加方法」をご参照ください。
- 受講チケットご購入後はキャンセルができません。万が一当日のご都合が悪くなって参加いただけなかった場合は、後日配信される動画をご視聴ください。
- すでに終了した講座も、当該の受講チケット(セット含む)をeverevoで購入いただくとアーカイブをご覧いただけます。
今後の予定
- 2022年7月 オンライン講習会 惑星撮影(仮)
- 2022年10月8日(土) オンライン講習会 皆既月食の撮影(講師:北山輝泰)
これまでに開催された講座
- 2022年4月28日 「無料オンライン実習 これならわかる ステライメージによる天体画像処理」
- 2022年3月26日 「オンライン講習会 光害地での星雲星団撮影」
- 2022年3月19日 「無料オンライン講演 星景写真の『今』」
- 2022年3月12日、13日 「オンライン講習会 星雲星団撮影 基礎講座」
- 2022年1月22日、2月19、20日 「天体画像処理 完全マスター」
- 2021年9月11日 「オンライン講習会 光害地での星雲星団撮影」
- 2021年8月25日、10月23日 「オンライン講習会 タイムラプス講座」
- 2021年8月21日 「オンライン無料講習会 ステラショット徹底活用講座 星雲星団撮影はここまで楽にできる!」
- 2021年7月24日、9月25日、11月27日、12月18日 「オンライン講習会 星景写真講座」
- 2021年6月26日、27日 「オンライン講習会 天体画像処理 完全マスター 実践編」
- 2021年5月15日 「無料オンライン講習会 ステラナビゲータを活用して皆既月食に備えよう」
- 2021年4月24日 「オンライン講習会 天体画像処理 完全マスター 理論編」
- 2021年1月30日、31日 「星雲星団撮影 基礎講座」(全2回)
- 2020年11月28日、29日 「天体写真画像処理講座 第3回「ステライメージ8による追い込み処理」、第4回「アプリケーション連携とフラット補正」」
- 2020年10月31日、11月1日 「天体写真画像処理講座 第1回「画像処理概論」、第2回「ステライメージ8を使った基本処理」」
- 2020年10月10、11日 「星空撮影入門講座」「タイムラプス撮影入門講座」
- 2020年9月5/12/19日 「天体画像処理 完全マスター 星雲・星団編」(全3回)
- 2020年6月27日 「誰でもわかる画像処理」
- 2019年11月16、17日 「天体写真画像処理講座 2019後期 第3回「ステライメージ8による追い込み処理」、第4回「アプリケーション連携とフラット補正」」
- 2019年10月26、27日 「天体写真画像処理講座 2019後期 第1回「画像処理概論」、第2回「ステライメージ8を使った基本処理」」
- 2019年 7月20、21日 「天体写真画像処理講座 2019前期 第3回「ステライメージ8による追い込み処理」、第4回「アプリケーション連携とフラット補正」」
- 2019年 4月20、21日 「天体写真画像処理講座 2019前期 第1回「画像処理概論」、第2回「ステライメージ8を使った基本処理」」
- 2018年12月 8日 「天体写真画像処理講座 2018 第4回「アプリケーション連携とフラット補正」」
- 2018年12月 1日 「ステラショットで星雲・星団撮影 実践編」
- 2018年11月25日 「天体写真画像処理講座 2018 第3回「ステライメージ8による追い込み処理」」
- 2018年10月27日 「天体写真画像処理講座 2018 第2回「ステライメージ8を使った基本処理」」
- 2018年 9月29日 「天体写真画像処理講座 2018 第1回「画像処理概論」」
- 2018年 7月22日 「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」
- 2018年 7月 1日 「惑星写真撮影講座 中上級編」
- 2018年 4月28日 「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」
- 2018年 2月12日 「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」
- 2017年11月25日 「天体写真画像処理講座2017 第3回「画像処理の応用と画像処理ソフトウェア」」
- 2017年11月18日 「日食写真の画像処理入門」
- 2017年10月28日 「天体写真画像処理講座2017 第2回「ステライメージ8を使った基本処理」」
- 2017年 9月30日 「天体写真画像処理講座2017 第1回「天体写真の基礎概論」」
- 2017年 6月25日 「8月21日の皆既日食を撮る 日食撮影入門」
- 2016年12月10日 「天体写真画像処理講座 第3回「画像処理の応用と画像処理ソフトウェア」」/「特別補講「目指せ星ナビギャラリー掲載」」
- 2016年10月22日 「天体写真画像処理講座 第2回「ステライメージを使った基本処理」」
- 2016年 9月24日 「天体写真画像処理講座 第1回「天体写真の基礎概論」」
- 2016年 7月23日 「流星撮影入門 ~この夏のペルセウス座流星群を写してみよう~」
- 2016年 6月25日 「都市星景写真入門」「星空撮影入門 中級編」
- 2016年 5月28日 「ステラショットで始めるオートガイド撮影入門」「デジタルカメラ 「月」撮影入門(後編)」
- 2016年 4月30日 「ステライメージ7 天体画像処理超入門 実習編」「デジタルカメラ 「月」撮影入門(前編)」
- 2016年 3月26日 「星空写真入門 追尾写真に挑戦してみよう」「はじめての天体画像処理 基礎理論から学ぶ(後編)」
- 2016年 2月13日 「星空写真入門 星景写真に挑戦してみよう」「はじめての天体画像処理 基礎理論から学ぶ(前編)」
- 2016年 1月23日 「ステライメージ7 天体画像処理超入門 実習編」
- 2015年12月12日 「流星を撮影してみよう! 直前 ふたご座流星群撮影入門」
- 2015年11月12日 「はじめての天体画像処理 シャープで鮮やかな天体写真に」
- 2015年10月24日 「都市星景」写真入門
- 2015年 9月26日 「宇宙最前線」「ガイド撮影入門」
- 2015年 6月 7日 「星空写真入門」「はじめての天体画像処理 星野写真編」
- 2015年 4月25日 「星空写真入門」「はじめての天体画像処理 星雲・星団編」