AstroArts Topics
ヘッドライン
10年間隔の画像を比較して超新星爆発の年代を逆算
2021/01/22
ハッブル宇宙望遠鏡が10年の時を隔てて撮影した超新星残骸1E 0102.2-7219は、わずかに広がっていた。そこから逆算すると、爆発は3世紀ごろに地球で観測できた可能性がある。
火星探査機インサイト、掘削を断念
2021/01/21
火星表面に着陸して約2年調査を続けている探査機インサイトは、プローブで地下数mまで掘り進める計画だったが、土壌の特性が予想外だったため掘削作業を断念することになった。
ISSの装置で宇宙線炭素・酸素のエネルギースペクトルの観測に成功
2021/01/21
国際宇宙ステーションに設置されている宇宙線電子望遠鏡「CALET」が、宇宙線中の炭素・酸素原子核のエネルギースペクトルを広範囲で観測することに成功した。
全天の3分の1をカバー、10億個の銀河マップ
2021/01/20
6年にわたり実施されてきた「DESIレガシー撮像サーベイ」の最終データが公開された。10億個以上の銀河の分布図や、1200例以上の重力レンズの新発見といった成果が発表されている。
こだわり天文書評『見えない宇宙の正体』『アインシュタインの影』など9冊
2021/01/20
金井三男さんによる『見えない宇宙の正体』『宇宙へ行ったらこうだった!』など3冊のレビューと、星ナビ2021年1月号「ほんナビ」の『アインシュタインの影』『ブラックホールの飼い方』など6冊のレビューを公開。
ブラックホールの「食事」で起こる、活動銀河の規則正しい増光
2021/01/19
活動銀河ESO 253-3の中心部が6年にわたって約114日周期で増光している様子がとらえられた。超大質量ブラックホールの至近距離にある恒星が定期的に食いちぎられているのが原因とみられる。
観測史上最も遠いクエーサーを発見
2021/01/18
ビッグバンからわずか6億7000万年後の宇宙に存在する、観測史上最遠のクエーサーが見つかった。太陽の約16億倍の超大質量ブラックホールが存在するとみられる。
ハッブルの10倍暗い宇宙を見たニューホライズンズ
2021/01/15
探査機「ニューホライズンズ」が、黄道光に邪魔されることなく宇宙の暗闇を観測した結果が報告された。宇宙に存在する銀河の総数は数千億個程度で従来の想定より少ないという。
オンライン講習会「星雲星団撮影 基礎講座」受付開始
2021/01/15
アストロアーツが2021年1月30日(土)・31日(日)に開催するオンライン講習会「星雲星団撮影 基礎講座」の受講受付が始まりました。
衝突によって星形成能力を失う銀河
2021/01/13
爆発的な勢いで星を形成しながら、その材料となるガスを1年間で太陽1万個分のペースで流出させている銀河が見つかった。流出のきっかけは別の銀河との衝突だと考えられる。
ティコの超新星の原因、残骸の膨張速度にヒント
2021/01/12
X線天文衛星チャンドラの観測で、Ia型超新星である「ティコの超新星」の残骸の膨張速度が急激に減少していることがわかった。爆発メカニズムを解明する手がかりとなりそうだ。
公式ブログ:「ステライメージ9」高速化のひみつ
2021/01/12
「ステライメージ9」開発者が高速化の裏側についてお話します。さらに、より高速にステライメージ9を活用するためのベストプラクティスも紹介します。