【レポート】天文講習会「天体写真画像処理講座 2019後期」の1、2回目を開催

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2019年10月26日(土)と27日(日)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「天体写真画像処理講座 2019後期(全4回)」の第1回と第2回の講座を実施しました。3回目と4回目の講座は、11月16日(土)と17日(日)に行います。

【2019年10月30日 アストロアーツ

古庄 歩先生による「天体写真画像処理講座(全4回)」は、今年4月7月に続き今年2回目の開催になります。今回も東京近郊以外の方でも受講しやすいように、10月に第1回と第2回、11月に第3回と第4回と、いずれも土曜の午後と日曜の午前という日程にしました。

当初、第1回と第2回は10月5日と6日の開催予定でしたが、関東地方を直撃した台風19号の影響により事前に延期を決定し、日にちを変えて10月26日と27日に行うことになりました。直前に日にちが変更になったため、受講者の数が減ってしまったのは残念でしたが、今回も九州、中国、四国から東北まで日本各地から受講申込みをいただきました。

これまでの講座と同じように、今回も画像処理の“理屈”を学ぶことからスタート。第1回「画像処理概論」ではソフトの使い方の説明は一切ない“お勉強タイム”です。配布した教材とホワイトボードを使ってヒストグラムの読み方など画像処理の基礎を学びました。受講者が熱心に教材にメモを書き込んだり、ホワイトボードに書かれた説明をデジカメやスマホで記録したりする姿が見られました。

翌日の第2回の講座は、前日の講座に参加しなかった方に考慮して第1回の講座のおさらいをした後、「ステライメージ8」の詳細編集モードでのキャリブレーション、RAW現像、コンポジット(スタッキング)、階調の調整、色調の調整、毎回好評の階調処理でのトーンカーブの使い方などを解説しました。

時折、古庄先生は画像処理から離れて撮影機材や撮影時の機材の設置、撤収での注意点を指摘し、画像処理は撮影の失敗をリカバリーするものではないこと、画像処理以前に万全の態勢で撮影に臨むことが大事と強調しました。

講座終了後回収したアンケートによると、講座の満足度は高く配布した教材も整理された内容でわかりやすいという感想の一方で、1日で集中して実施できないかという希望もありました。



次の第3回「ステライメージ8による追い込み処理」と第4回「アプリケーション連携とフラット補正」の講座は11月16日(土)と17日(日)に開催いたします。

※第1回、第2回の講座を受講されなかった方でも受講できます。

「天体写真画像処理講座 2019後期(全4回)第3回 ステライメージ8による追い込み処理/第4回 アプリケーション連携とフラット補正」

■ 日時:
  • 第3回 11月16日(土) 13時30分~15時30分
  • 第4回 11月17日(日) 10時30分~12時30分
■ 場所:
■ 講師:
  • 古庄 歩(天文ライター、天体写真コンサルタント)
■ 講習内容:
  • 第3回:ステライメージ8のマルチバンドシャープ、選択マスク、擬似LRGB合成といった機能を紹介し使い方を解説します。
  • 第4回:周辺減光や光害を改善するための「フラット処理」について学んだ後、ステライメージでの周辺減光・カブリ補正の方法などを学びます。

詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

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