AstroArts Topics

クエーサー

減光を続けるクエーサー3C 273

2024/02/19
おとめ座のクエーサー3C 273が暗くなっているようだ。変光の様子を追ってみよう。

初期宇宙のクエーサーから強烈に噴き出す分子ガス

2024/02/08
初期宇宙の銀河で、星の材料である分子ガスが激しく大量に噴き出すアウトフローがとらえられた。分子ガスは短期間で枯渇するとみられ、アウトフローが遠方銀河の星形成を抑制するという理論予想を裏付ける結果だ。

初期宇宙にも存在したクエーサー直前段階の天体「ブルドッグ」

2023/12/22
すばる望遠鏡の観測から、クエーサーの直前段階で塵を吹き飛ばしている天体「ブルドッグ」が見つかった。さらにJWSTの観測で初期宇宙に見つかった極めて赤い天体もブルドッグらしいことがわかった。

遠方宇宙に多数の活動的な大質量ブラックホールが存在

2023/12/12
120~130億年彼方の遠方宇宙に、従来予想の50倍に当たる10個の活動的な大質量ブラックホールが見つかった。誕生から20億年程度の初期宇宙に、すでに多数の大質量ブラックホールが存在していたことを示す成果だ。

クエーサーが生まれるダークマターハローの質量はほぼ同じ

2023/09/19
130億年前の宇宙でクエーサーを取り巻くダークマターハローの質量が初めて測定された。クエーサーを持つダークマターハローの質量は時代によらずほぼ一定のようだ。

ダークマターの小さな「むら」をアルマ望遠鏡で初検出

2023/09/08
クエーサーの重力レンズ像をアルマ望遠鏡で精密に観測した結果、ダークマターの密度分布に銀河よりも小さなスケールの「むら」が存在する証拠が初めて見つかった。

129億年前の初期宇宙でクエーサーの親銀河を検出

2023/07/04
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、ビッグバンからわずか10億年未満の初期宇宙でクエーサーの親銀河の光を検出した。観測結果によると、銀河と中心ブラックホールの関係は近傍宇宙と初期宇宙で大きく変わらないようだ。

宇宙再電離の現場を初めて直接観測

2023/06/15
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、約129億年前の宇宙で若い星形成銀河が周囲の銀河間ガスを電離している様子を観測した。銀河が宇宙再電離を引き起こしている現場が初めてとらえられた。

観測史上最遠の二重クエーサー、実在を確認

2023/04/12
ふたご座の方向約108億光年先に位置する「SDSS J0749+2255」は、合体した銀河の中で2つの超大質量ブラックホールが近接した「二重クエーサー」であることが確認された。

クエーサーから絞り出されるジェットの根元

2022/11/28
24億光年彼方のクエーサー3C 273から噴き出すジェットの最深部の構造が、国際ミリ波VLBI観測網とアルマ望遠鏡を組み合わせた電波観測網によってとらえられた。

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115億年前の初期宇宙で形成中の原始銀河団

2022/10/27
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測により、115億光年彼方のクエーサーのすぐ近くに少なくとも3つの銀河が存在することがわかった。形成中の原始銀河団の中心部とみられる。

宇宙の第一世代の恒星が残した痕跡、発見か

2022/10/05
131億光年の彼方に位置するクエーサーの元素を調べたところ、太陽の300倍近い質量を持つ宇宙第一世代の星が超新星爆発で作り出したと推定されるような特徴が見られた。

クエーサーの変光を予言する重元素のスペクトル

2022/09/07
クエーサーの明るさの変動と輝線スペクトルの間に規則的な関係があることが明らかになった。巨大ブラックホールがどう成長するかを理解するヒントになるかもしれない。

宇宙再電離は銀河が多い領域ほど早く進行

2022/08/30
初期宇宙における水素ガスの再電離は、場所によって進行具合にばらつきがあった。観測の結果、進行が早い場所ほど銀河が多い、つまり電離を引き起こす紫外線源が多い証拠が得られた。

クエーサーの構造を反映する銀河周囲のガスの非等方性

2022/07/27
クエーサーを取り巻く銀河間ガスは紫外線によって電離しているが、方向によって電離の度合いが異なる。その違いがクエーサーの内部構造を反映していることが示唆された。

灯台もと明るし、見過ごされてきたクエーサー周辺

2022/06/06
アルマ望遠鏡で観測可能なコントラストを大幅に引き上げる手法により、全天一明るいクエーサー3C 273の周囲に淡い電波放射が初めてとらえられた。

クエーサーになる直前のブラックホールを初期宇宙でとらえた

2022/04/18
地球から約131億光年という初期宇宙で、クエーサーとして輝く前段階のブラックホールと思われる天体が初めて発見された。

電波源クエーサーの観測最遠記録を更新

2021/03/15
強い電波を放つものとしては観測史上最遠となる約130億光年の彼方にクエーサーが見つかった。中心では超大質量ブラックホールがハイペースでガスを取り込んでいるとみられる。

観測史上最も遠いクエーサーを発見

2021/01/18
ビッグバンからわずか6億7000万年後の宇宙に存在する、観測史上最遠のクエーサーが見つかった。太陽の約16億倍の超大質量ブラックホールが存在するとみられる。

100億年前の光から鉄とマグネシウムの存在量を推定

2020/12/09
宇宙に存在する鉄などの重元素は、それを生成した星の痕跡でもある。宇宙初期までさかのぼって元素の量を調べることで、宇宙最初の恒星に迫れるかもしれない。