AstroArts Topics

クエーサー

クエーサーから絞り出されるジェットの根元

2022/11/28
24億光年彼方のクエーサー3C 273から噴き出すジェットの最深部の構造が、国際ミリ波VLBI観測網とアルマ望遠鏡を組み合わせた電波観測網によってとらえられた。

115億年前の初期宇宙で形成中の原始銀河団

2022/10/27
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測により、115億光年彼方のクエーサーのすぐ近くに少なくとも3つの銀河が存在することがわかった。形成中の原始銀河団の中心部とみられる。

宇宙の第一世代の恒星が残した痕跡、発見か

2022/10/05
131億光年の彼方に位置するクエーサーの元素を調べたところ、太陽の300倍近い質量を持つ宇宙第一世代の星が超新星爆発で作り出したと推定されるような特徴が見られた。

クエーサーの変光を予言する重元素のスペクトル

2022/09/07
クエーサーの明るさの変動と輝線スペクトルの間に規則的な関係があることが明らかになった。巨大ブラックホールがどう成長するかを理解するヒントになるかもしれない。

宇宙再電離は銀河が多い領域ほど早く進行

2022/08/30
初期宇宙における水素ガスの再電離は、場所によって進行具合にばらつきがあった。観測の結果、進行が早い場所ほど銀河が多い、つまり電離を引き起こす紫外線源が多い証拠が得られた。

クエーサーの構造を反映する銀河周囲のガスの非等方性

2022/07/27
クエーサーを取り巻く銀河間ガスは紫外線によって電離しているが、方向によって電離の度合いが異なる。その違いがクエーサーの内部構造を反映していることが示唆された。

灯台もと明るし、見過ごされてきたクエーサー周辺

2022/06/06
アルマ望遠鏡で観測可能なコントラストを大幅に引き上げる手法により、全天一明るいクエーサー3C 273の周囲に淡い電波放射が初めてとらえられた。

クエーサーになる直前のブラックホールを初期宇宙でとらえた

2022/04/18
地球から約131億光年という初期宇宙で、クエーサーとして輝く前段階のブラックホールと思われる天体が初めて発見された。

電波源クエーサーの観測最遠記録を更新

2021/03/15
強い電波を放つものとしては観測史上最遠となる約130億光年の彼方にクエーサーが見つかった。中心では超大質量ブラックホールがハイペースでガスを取り込んでいるとみられる。

観測史上最も遠いクエーサーを発見

2021/01/18
ビッグバンからわずか6億7000万年後の宇宙に存在する、観測史上最遠のクエーサーが見つかった。太陽の約16億倍の超大質量ブラックホールが存在するとみられる。

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100億年前の光から鉄とマグネシウムの存在量を推定

2020/12/09
宇宙に存在する鉄などの重元素は、それを生成した星の痕跡でもある。宇宙初期までさかのぼって元素の量を調べることで、宇宙最初の恒星に迫れるかもしれない。

日韓VLBI、重力レンズを通してブラックホールのジェットを観測

2020/10/16
日韓合同VLBI観測網KaVAを用いた観測によって、77億光年彼方のクエーサーの中心部から噴出するジェットがとらえられた。

アンドロメダ座大銀河の巨大ハロー

2020/09/04
ハッブル宇宙望遠鏡の観測により、アンドロメダ座大銀河の周囲を取り囲むハロー構造は銀河から130万~200万光年にまで広がっていることが明らかになった。

合体途中の巨大ブラックホールのペアをとらえた

2020/09/02
すばる望遠鏡の超広視野カメラ「HSC」の撮影画像から、激しく活動する2個の巨大ブラックホールが合体しつつある「二重クエーサー」が見つかった。

ビッグバン7億年後に存在していた怪物級ブラックホール

2020/07/02
観測史上2番目に遠いクエーサーが発見された。天文台の所在地にちなみ「ポニウアーエナ」というハワイ語の愛称がつけられている。

合体して光った?連星ブラックホール

2020/06/30
ブラックホール連星が合体すると重力波を伴うが、理論上、光は放たない。しかし、特殊な環境での合体により発生した可能性のある輝きが、重力波とともに検出された。

50億光年彼方のクエーサーの中心ジェットを高解像度観測

2020/04/14
史上初めてブラックホールの撮影に成功した「イベント・ホライズン・テレスコープ」が同じ時期に行っていた観測で撮影した、50億光年彼方のクエーサーの中心で輝くジェットの高解像度画像が公開された。

重力レンズで110億光年彼方の銀河中心核にズームイン

2020/04/02
110億光年彼方にあるクエーサーの観測で、銀河中心の超大質量ブラックホールから数万年前に誕生したとみられるジェットが吹き出し、周囲の星間ガスを揺さぶっている様子がとらえられた。進化の初期段階にある銀河でもジェットが星の材料を押し流し銀河の進化に関わっていることを示す成果である。

重力レンズ効果を用いた新手法で宇宙膨張率を測定

2020/01/16
重力レンズ効果の影響を受けたクエーサーの観測により宇宙膨張率が求められ、初期宇宙の観測から得られる膨張率に比べ、局所宇宙の膨張率が予想以上に速いことを示唆する結果が改めて高い確実性で得られた。

超高速で回転する、クエーサー中心のブラックホール

2019/07/09
X線天文衛星「チャンドラ」による観測で、クエーサーの中心に存在する超大質量ブラックホールが光速に近い速さで回転していることを示す証拠がとらえられた。