宇宙の美しい星空と天文現象を再現する天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータVer.8」を発売

自宅や学校でプラネタリウム番組と未体験の宇宙映像が楽しめる 

【2006年9月28日 株式会社アストロアーツ】

天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」や天文雑誌「月刊星ナビ」など、天文関連プロダクツを開発、発行、販売している株式会社アストロアーツ(東京都・渋谷区 代表取締役社長:大熊正美)は、Windows用天文シミュレーションソフトウェア『ステラナビゲータ Ver.8』シリーズを、2006年10月27日より全国家電量販店、望遠鏡ショップならびに国内販売代理店を通じて発売いたします。価格は15,750円(税込)より、学校などの教育機関でのご利用を対象としたスクールライセンスもご用意しています。

(ステラナビゲータ Ver.8 パッケージ画像)

ステラナビゲータは、美しい星空や日食・月食、流星群などの天文現象や未体験の宇宙映像をパソコン画面に再現する天文シミュレーションソフトウェアです。日時と場所を変更して、星座を形づくる星が季節に応じて移り変わっていくようすや、月や惑星が星座の中で移動するようすなど過去から未来へと20万年の星空をご覧いただけます。星空の解説や星の話をプラネタリウム番組で見たり、天体事典で星雲・星団や彗星について調べたりできますので、星と宇宙に親しむための総合ツールとしてご利用いただけます。
ステラナビゲータは、天体観測でのご利用や星空を見て楽しむ方まで幅広い層でご利用いただいております。ステラナビゲータはこれまでに23万本以上を出荷しており、『ステラナビゲータ Ver.8』の初年度目標出荷数は3万本を見込んでおります。

本バージョンでは、地上風景を3Dグラフィックでリアルタイムに表示し、地上から宇宙空間へ飛び立ち、太陽系を巡る旅、さらに恒星間宇宙も自由にフライトができる未体験の宇宙をパソコンの画面でお楽しみいただけます。月や火星などの惑星に着陸し、その惑星から見える星空を再現できる上、太陽系を離れて2000光年までの恒星間航行が可能になり、他の星から見た星空を眺めることができます。
さらに、銀河の写真撮影に役立つ、138万個の銀河データの搭載や、惑星の地名や人工衛星の表示、惑星探査機を表示できる機能、オンライン天文サーベイ画像サービス(Digitized Sky Survey; DSS)にアクセスし写真星図を直接入手できるなど、観測支援機能を充実させました。また、ユーザーとの双方向サービス「コンテンツ・ライブラリ」により、ユーザーの作成したオリジナルのプラネタリウム番組などの登録・公開が可能となります。さらに「オンラインデータ更新機能」により彗星、小惑星、超新星の発見など日々変わる最新天体のデータのダウンロードも可能です。このほか、ユーザーの要望に応えて、表示を含めた操作性の向上、宇宙や星、天体観測に興味をもつ幅広い天文ファンに更に楽しんでいただける機能を搭載しました。

『ステラナビゲータ Ver.8』の発売にあわせ、基礎的な天文知識の習得からステラナビゲータのさまざまな使い方を操作手順付きで解説した、『ステラナビゲータVer.8公式ガイドブック』価格4,725円(税込)も同時発売いたします。本書は個人から授業の補助教材としての利用まで幅広く活用していただけます。『ステラナビゲータ Ver.8』について詳しくは、http://www.stellanavigator.com/をご参照ください。

<主な新機能>

地上風景の3D表示
場所を移動すると、スカイラインや付近の地形が瞬時に描きかわり、天体の出没の確認や「星景写真」の構図決めに役立ちます。富士山の頂きに太陽が重なる美しい光景のシミュレーションや、標高の違いによる夕焼けや地平線などを、よりリアルに再現します。
地球フライトモード
地平高度の設定を人工衛星の軌道まで自由に行き来することができるようになりました。高度に応じて地平線の俯角や、空の明るさもリアルに変化していきます。さらに、ジェット機やスペースシャトルに搭乗したかのような地点移動も可能となりました。パイロットあるいは宇宙飛行士気分で、眼下に広がる地球の姿をお楽しみいただけます。
宇宙から見た地球や人工衛星の動きを描画
宇宙から見た地球の姿を美しく表現し、昼の側には美しい海や大陸が広がり、夜の側には、人工衛星でとらえられた都市による地上光のようすが表示されます。また、地球の外側から人工天体の動きを見ることもできます。
惑星から見た星空を再現
太陽系を離れて2,000光年までの恒星空間をフライトすることができます。星座を形作る星々や散開星団などの配置を立体的に見ることもできます。また、ボイジャーやパイオニア、カッシーニなど、主要な12機の惑星探査機の特定日時の位置や航行経路を表示できるうえに、探査機に視点を設定することができるので、惑星に急接近するようすなども楽しめます。
太陽系・恒星間航行
太陽系を離れて2,000光年までの恒星空間をフライトすることができます。星座を形作る星々や散開星団などの配置を立体的に見ることもできます。また、ボイジャーやパイオニア、カッシーニなど、主要な12機の惑星探査機の特定日時の位置や航行経路を表示できるうえに、探査機に視点を設定することができるので、惑星に急接近するようすなども楽しめます。
さらに充実した観測支援機能
オンライン天文サーベイ画像サービス(Digitized Sky Survey; DSS)にアクセスして写真星図を表示できます。写真データを元にしているので、見るだけで楽しめることはもちろん、自分で撮影した写真を比較するリファレンスとしても活用できます。また、138万個の銀河データベースPGCを搭載し、銀河が網の目のように分布している宇宙の大規模構造のようすや銀河が群れをなす銀河群や銀河団の詳しいようすをイメージ表示で見ることができ、さらに銀河の観測にも役立ちます。
さらに充実した観測支援機能
ユーザーの作成したオリジナルのプラネタリウム番組などの登録・公開が可能となります。また、アストロアーツ作成の新しいプラネタリウム番組を入手することができます。さらに「オンラインデータ更新機能」により彗星、小惑星、超新星の発見など日々変わる最新天体のデータのダウンロードも可能です。

<製品について>

  • 製品名/「ステラナビゲータ Ver.8」
  • 価格/下記参照
  • 発売日/2006年10月27日(予定)
  • 動作環境/
    対応OS:
    日本語Windows 2000(SP2以降)/XP
    CPU:
    Intel Pentium III 800MHz相当以上(Intel Pentium III 1.2GHz相当以上を推奨)
    メモリ:
    空きメモリ128MB以上(OSが快適に動作すること、512MB以上のメモリ実装を推奨)
    モニタ:
    解像度1024×768ドット、65,536色以上が表示可能なカラーモニタ(1280×1024ドット以上を推奨)
    ハードディスク:
    空き容量400MB以上(全てをインストールするには約4GBの空き容量が必要)
    ディスク装置:
    DVD-ROMドライブ
    望遠鏡等の接続:
    接続機材に対応したUSB、LAN、シリアルポートが必要
  • 開発・発売元/株式会社アストロアーツ

<価格>

製品名 価格
ステラナビゲータ Ver.8 15,750円(税込み)
ステラナビゲータ Ver.8 公式ガイドブック 4,725円(税込み)
ステラナビゲータ Ver.8+ステラナビゲータ Ver.8公式ガイドブック 19,950円(税込み)
ステラナビゲータ Ver.8+KAGAYAファンタジー 18,375円(税込み)
ステラナビゲータ Ver.8 スペシャルセット 23,835円(税込み)
ステラナビゲータ Ver.8 スクールライセンス 420,000円(税込み)
ステラナビゲータ Ver.8 スクール追加ライセンス 8,400円(税込み)
※公式ガイドブックは、定価4,725円(税込)で、全国家電量販店、望遠鏡ショップ、オンラインショップでお求めいただけます
※スクールライセンスは、学校や法人施設内などの教育機関に設置されたPCでご利用いただくためのライセンス製品としてご用意いたしました。ご購入の際は、専用の申込書が必要となります。ステラナビゲータ Ver.8をご購入いただいていることが前提になります。
※8月4日より「ステラナビゲータVer.7」をご購入いただいたお客様を対象に、無償アップグレードを実施しております。

<サンプル画像>

各画像はクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

パッケージ

(ステラナビゲータ Ver.8 パッケージ画像)

「操作画面」

(ステラナビゲータ Ver.8 操作画面)

「地球フライトモード」

(ステラナビゲータ Ver.8 地球フライトモード)

「DSSの表示例」

(ステラナビゲータ Ver.8 DSSの表示例)

〈株式会社アストロアーツ 会社概要〉

本社:
東京都渋谷区
代表取締役:
大熊正美
設立:
1981年7月
資本金:
4,250万円
従業員数:
20名
URL:
http://www.astroarts.co.jp/
事業内容:
天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」シリーズ、天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ」シリーズの開発 、デジタルプラネタリウム「ステラドーム」の開発
天文雑誌「月刊星ナビ」、「天体写真撮影テクニック」「アストロガイド星空年鑑」などの天文関係ムックシリーズの発行
ウェブサイトでの天文情報発信

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社アストロアーツ 広報/宣伝部 担当:大日方(おびなた)/本田

電話:
03-5790-0871(代)
FAX:
03-5790-0877
E-mail:
press-info@astroarts.co.jp
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