天体画像処理ソフト「ステライメージ7」の7.1eアップデータ公開 11機種のデジタルカメラRAWに新対応
天体画像処理ソフト「ステライメージ7」をアップデートする「7.1eアップデータ」を無償公開しました。キヤノンのEOS-1D X Mark II / EOS 80DやニコンD5 / D500、ペンタックスK-1、オリンパスOM-D E-M10 Mark II、ソニーα7S IIなど計5社11機種のRAWデータ読み込みに新たに対応し、2社7機種のRAWについて「調整:自動」読み込みや非圧縮RAWへの追加対応を行いました。
【2016年6月23日 アストロアーツ】
今回の「7.1eアップデータ」では、新たにキヤノンEOS-1D X Mark II / EOS 80D / EOS Kiss X80 / EOS M10、ニコンD5 / D500、オリンパスOM-D E-M10 Mark II / PEN-F、ペンタックスK-1、ソニーα7S II / α6300のRAWデータ読み込みに対応しました。
また、7.1cアップデータ以降で未対応だった、キヤノンEOS 5Ds / EOS 5Ds R / EOS 8000D / EOS Kiss X8i / EOS M3 の「RAW現像(調整:自動)」での読み込みや、ソニーα7II / α7R IIの非圧縮ARW形式ファイルの読み込みにも対応しています。
さらに、Windows 10での動作の不具合やバッチコンポジット、ダークライブラリでの問題等も修正されています。
《7.1eアップデータの詳細》
◆ 7.1eでの対応デジタルカメラ追加機種
以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。
- キヤノン
- EOS-1D X Mark II、EOS 80D、EOS Kiss X80、EOS M10
(M-RAW、S-RAWは除く) - EOS 5Ds、EOS 5Ds R、EOS 8000D、EOS Kiss X8i、EOS M3
【追加対応】RAW現像 調整:自動に対応
- EOS-1D X Mark II、EOS 80D、EOS Kiss X80、EOS M10
- ニコン
- D5、D500
(サイズM、サイズSは除く)
- D5、D500
- オリンパス
- OM-D E-M10 Mark II、PEN-F
(RAW現像 調整:自動は除く)
- OM-D E-M10 Mark II、PEN-F
- ペンタックス
- K-1
(DNG/PEFの両方に対応)
- K-1
- ソニー
- α7S II、α6300
(α7S IIは非圧縮/圧縮RAWの両方に対応) - α7 II、α7R II
【追加対応】非圧縮RAWに対応
- α7S II、α6300
ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。
◆ 7.1eで修正される主な不具合
- Windows 10で「画像ファイルの保存」ダイアログでの右クリックメニューが崩れる
- TIFFファイルのフォルダ名・ファイル名に環境依存文字が含まれていると画像を開けない
- RAW画像の「読み込み設定」ダイアログで「ダーク補正」をオンにして画像を開くと「ダークファイルの画像サイズが異なる」というエラーが発生することがある
- 「コンポジット:バッチ」ダイアログで位置合わせ方法を変更すると画像リストが撮影時刻順にソートされ、評価値が消える
7.1eアップデータの入手・インストール
下記のいずれかの方法でダウンロードとインストールを行ってください。
ご不明の点がございましたらお問い合わせページよりお尋ねください。
ステライメージについて
「ステライメージ7」はデジタルカメラや冷却CCDカメラで撮影した天体画像をより美しく仕上げることができる天体画像処理ソフトウェアです。詳しくは製品webページをご参照ください。
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