西山さんと椛島さんがいて座に新星を発見
九州の新天体捜索チーム・西山浩一さんと椛島冨士夫さんが2月12日、いて座に新星を発見した。静岡県の西村栄男さんも独立発見している。
いて座の新星(印の箇所)(撮影:西村栄男さん)
九州の新天体捜索チーム、西山浩一さん(福岡県)と椛島冨士夫さん(佐賀県)が2月12.87837日(世界時。日本時間13日6時ごろ)、いて座に10.9等の新天体を発見した。静岡県掛川市の西村栄男さんも同夜に同じ新天体を独立発見した。分光観測から、新星であることが確認されている。位置は以下の通り。
赤経 18h14m25.14s 赤緯 -25°54′34.3″ (2000年分点)
いて座の新星の周辺星図。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」でシミュレーション作成)
いて座の新星の位置
この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。まず「ツール」メニュー→「データ更新」で新天体データを取得してから、「いて座新星2015(2015)」を検索・表示してください。
また、新しいデータや番組をオンラインで入手できる「コンテンツ・ライブラリ」(「コンテンツ」メニューより)では、新星をわかりやすく×印で表示するための「新星(マークで表示)」ファイルも公開しています。あわせてお楽しみください。