M85
(かみのけ座の銀河)
解説
M85、M88、M98〜M100はいずれも、かみのけ座に属する銀河ですが、たまたま星座境界線で区切られてしまったためで、M98以外の4つは、おとめ座銀河団を構成する銀河です。M85はM84とたいへん良く似たSO型銀河で、明るさ9.3等、視直径3'はM84と同じ、距離も4,100万光年と同一で実直径がわずかに大きい銀河です。質量はM85のほうが小さく太陽の4,000億倍、絶対等級は-20.7等です。1960年12月に11.7等の超新星が出現しています。
見つけ方
かみのけ座とおとめ座の境界付近に位置しています。M85はしし座β星(2.1等)から36.3m東、3゚37'北です。西南西約1゚のところに5等級の11番星があります。
双眼鏡
たいへん淡いので、双眼鏡では難しいでしょう。好条件下で、7x50の双眼鏡を三脚に固定して注意深く観察することで、恒星状の淡い光斑を何とか確認できます。
10cm
40〜60倍程度で、好条件下で存在が分かります。淡くわずかに楕円形の光斑です。
20cm
60〜80倍で、特徴がよりはっきりと分かるようになります。M85の8'ほど東にNGC4394という11.2等のSb型渦巻銀河があって、周囲が少し滲んだ恒星状に見えます。






