M81
(おおぐま座の銀河)
解説
おおぐま座の頭部近くに位置し、赤緯+70゚と天の北極に近いため、ほぼ1年中観察できる明るい銀河です。すぐ近くに不規則銀河M82が寄り添っています。M81はSb型に分類される渦巻銀河で、はじめて回転速度が計測されたことで有名で、秒速300kmとされています。1993年3月28日に中心核から南西5'のところに12等の超新星が発見されて話題になりました。絶対等級は-21.0等で質量は太陽の2,500億倍、実直径は約10万光年です。
見つけ方
北斗七星のひしゃくを作るおおぐま座α星とγ星を結び、α星のほうに同じ長さだけ延ばしたあたりに位置しています。近くには4等級の24番星があるので、これを目印にすると良いでしょう。α星(1.8等)からは、1h8.9m西、7゚19'北です。明るい銀河なので、ファインダーでも位置が分かります。
双眼鏡
7×50の双眼鏡では、楕円形をしたM81と細長く小さなM82がハの字の形に並んでいるようすがはっきりわかります。データではM81のほうが明るいのですが、実際にはM81のほうが暗く感じられます。
10cm
60倍で同一視野内にM81とM82を観察でき、その姿の違いを楽しめます。M81は楕円形の光斑で、中心核とそれからのびる腕の部分が特に明るく見え渦巻の感じが分かります。M82は細長い光斑の中に不規則の濃淡が複雑に見えておもしろい眺めです。このような見え方の違いは、6cm程度の小口径でも十分に分かります。
20cm
100倍に拡大すると視野の中に大きな光斑が浮かび、その中にある微妙な濃淡をM81、M82ともに楽しめます。









