M61
(おとめ座の銀河)
解説
M61はおとめ−かみのけ銀河群に属する楕円銀河ですが、南のはずれにあります。メシエ天体の中では大型の銀河です。かなり開いた渦巻(Sc型)で、明るさは9.6等、視直径6'、距離は4,100万光年、質量は太陽の500億倍で、これは銀河系の約4分の1にあたります。絶対等級は-21.2等です。1926年(12.8等)、1961年(13等)、1964年(12等)と、過去に3回、超新星が出現しています
見つけ方
明るいとは言っても8〜9等級の銀河は、おおまかな見当をつけてファインダーで探すことは不可能です。したがって、最初から目盛り環を使用して明るい星から機械的に導入するほうが良いでしょう。こうした場合には、最近のコンピュータを利用した天体位置表示システムや、コンピュータを用いた自動導入システムが役に立ちます。付近にある明るい星としては、おとめ座ε星が適当でしょう。ε星(2.8等)からは、40.3m西、6゚29'南です。
双眼鏡
倍率の高い大型の双眼鏡で、淡い円形の星雲状の姿が観察できますが、三脚に固定し星図を見ながら正確に位置を決めないと難しく、初心者にはかなり難しいでしょう。
10cm
80倍程度で観察できますが、淡い対象なので空の条件が少しでも悪いとかなり厳しくなります。中心部に明るく輝く部分があり、その周囲を淡い光斑がまるく取り囲んでいる感じが分かります。
20cm
10cmより格段に見やすくなります。100倍を超える倍率にあげても、さほど像が薄れないので細部が良く観察できます。とは言っても、10cmでの見え方と大きな変化はなく、なんとなく渦状の濃淡があるように見える程度です。
30cm
渦の様子がはっきりしてきて楽しめます。







