M58
(おとめ座の銀河)
解説
おとめ〜かみのけ銀河団に属するメシエ天体のうち、南東の端、おとめ座ε星近くに位置する銀河です。M58は棒渦巻星雲に分類され、明るさ8.2等、大きさ8'x6'、距離は4,100万光年、絶対光度は-21.1等で、質量は私たちの銀河系とほぼ同じ、太陽の1,600億倍とされています。
見つけ方
淡い銀河ですから、ファインダーでとらえるのは難しいでしょう。したがって、おとめ座ε星から赤道儀の目盛環を使って導入するか、コンピューターによる自動導入システムのお世話になったほうが良いでしょう。おとめ座ε星(2.8等)からは、M58は24.5m西、52'北です。
双眼鏡
7×50の双眼鏡や、より強力な10×70の双眼鏡でおとめ座ε星から西に視野を動かしていき、ρ星、27番星が視野の下側に入ったら、静かに北に向けていくと、M58、M59、M60の三つの銀河が一つの視野に入ってきます。たいへん淡いので、好条件下でないと観察は難しいでしょう。三つの中ではM58が一番大きく明るいため、双眼鏡でも楕円の淡い光斑が認められますが、他の二つはごく小さな光斑でしかありません。7×50の双眼鏡で星雲状に見えますが、三脚に固定して視野を安定させる必要があります。
10cm
80倍程度の倍率で、大きな楕円形の光斑が見え、中心の核の部分が明るいことが分かります。
20cm
集光力が大きくなるためかなり見やすくなり、光芒の中の濃淡が見えるようになります。







