M51
(りょうけん座の銀河:子持ち銀河)
解説
大小2つの銀河がつながっているため、子持ち銀河という名前がつけられた有名な天体です。写真では、M51の綺麗な渦巻きの1本の腕の先に、NGC5195と名付けられた小型の銀河がぶら下がっている姿が、非常に良く分かりますが、小口径望遠鏡でそこまで見るのは難しいでしょう。
見つけ方
おおぐま座の北斗七星のひしゃくの柄の先端に位置するη星から、りょうけん座α星(コル・カロリ)の方向に3.5゚の位置にあります。おおぐま座η星、りょうけん座24番星、M51が、24番星を頂点とする偏平な二等辺三角形を作ることを目印にすると見つけやすいでしょう。ただ、淡いのでファインダーでは難しいでしょう。おおぐま座η星(1.9等)からは17.6m西、2゚7'南です。
双眼鏡
7×50の双眼鏡では淡いごく小さな円盤状のイメージが観察できます。好条件の下でないと非常に見にくいでしょう。10×70の双眼鏡を三脚に固定して、じっくりと観察するとNGC5195が小さな光斑として隣接していることが分かります。
10cm
60倍程度で、中心が明るいM51の円盤像とNGC5195の光斑が明瞭に分かります。100倍程度に倍率を上げると、空の条件が非常に良いときに、M51の円盤像の中の濃淡が見えて、腕が広がっているイメージを感じられるようになります。
20cm
100倍くらいで観察すると、M51の大きな腕が見え、それがNGC5195につながっていることが分かります。またNGC5195の光斑にも濃淡があることが分かり、写真のイメージを淡くしたような感じに見えてきて、興味深い眺めです。しかし空の状態が少しでも悪いと、それぞれの銀河の核の部分しか見えなくなってしまいます。
30cm
腕が非常に明瞭に見え、写真で見る子持ち銀河のイメージ通りとなり、実に感動的です。












