M49
(おとめ座の銀河)
解説
M49はおとめ−かみのけ銀河群に属する楕円銀河ですが、やや南のはずれにあります。メシエ天体の中では大型の銀河で、楕円銀河の中では最大のものとして知られています。その質量は太陽の1兆倍、直径は14万光年とされています。絶対等級は-21.4等でこれはアンドロメダ大星雲M31や、私たちの銀河系に匹敵する大きさです。1969年に13.0等の超新星が出現しました。
見つけ方
明るいとは言っても8〜9等級の銀河は、おおまかな見当をつけてファインダーで探すことは不可能です。したがって、最初から目盛り環を使用して明るい星から機械的に導入するほうが良いでしょう。こうした場合には、最近のコンピュータを利用した天体位置表示システムや、コンピュータを用いた自動導入システムが役に立ちます。付近にある明るい星としては、おとめ座ε星が適当でしょう。ε星(2.8等)からは、M49は32.4m西、2゚57'南、M61は40.3m西、6゚29'南です。
双眼鏡
倍率の高い大型の双眼鏡で、淡い円形の星雲状の姿が観察できますが、三脚に固定し星図を見ながら正確に位置を決めないと難しく、初心者にはかなり難しいでしょう。
10cm
80倍程度で観察できますが、淡い対象なので空の条件が少しでも悪いとかなり厳しくなります。わずかに楕円状の光斑で、ほぼ一様な感じが分かります。
20cm
10cmより格段に見やすくなります。100倍を超える倍率にあげても、さほど像が薄れないので細部が良く観察できます。とは言っても、10cmでの見え方と大きな変化はなく、やや楕円形をした光斑です。






