M48
(うみへび座の散開星団)
解説
M48はうみへびの頭の先、いっかくじゅう座との境界付近の西の端に位置していて、冬の観察対象です。メシエが1771年に発見したものですが、メシエが記録した位置には該当する天体がなく、長い間位置不明のM天体とされてきました。その後の研究で、3.5゚南にあった散開星団NGC2548がM48であると確定されたものです。肉眼でも見える満月ほどの大きさの明るい散開星団で、双眼鏡でも楽しめます。星数は56個で、いちばん明るい星は9.7等です。
見つけ方
近くに明るい星がないので、こいぬ座のプロキオンとβ星を結び、プロキオン側に2.5倍ほどのあたりと見当をつけます。明るく肉眼でもぼんやりとした存在がわかるので、さほど苦労せずに見つけられます。すぐ近くのうみへび座C星付近に5〜6等星が数個固まっているのも目印になります。プロキオン(0.4等)からは34.5m東、11゚1'南。ファインダーでも幾つかの星が見えます。
双眼鏡
7x50の双眼鏡では、微光星がやや楕円形に集まっている姿が分かります。もう少し倍率が高いと、やや明るい3つの星が三角形の外郭を作っていることが分かるようになります。
10cm
満月ほどの大きさがありますので、低倍率の広視界型の接眼鏡を使って観察します。星団の全景が見渡せ、3つのやや明るい星が三角形の外郭を作る様子も良く分かり、その中にたくさんの微光星が見えます。
20cm
10cm同様にできるだけ低倍率で観察します。シュミットカセグレンのように低倍率を得にくい望遠鏡は、大きく広がった散開星団は苦手ですが、最近はF値の明るい短焦点タイプのものや、焦点距離を縮めるレデューサーが用意されているので、ある程度までの対応が可能です。







