M46
(とも座の散開星団)
解説
淡い冬の天の川がシリウスの東を流れるあたりに、肉眼でも存在が分かるM46とM47という明るく美しい散開星団が並んでいます。どちらも双眼鏡でたいへん美しく眺められます。
見つけ方
おおいぬ座のシリウスの東で、こいぬ座のプロキオンの南というおおまかな見当でも、明るいので肉眼で簡単に見つけられます。シリウス(-1.5等)からは、M46は56.7m東、1゚59'北です。ファインダーでは2つの星団は同じ視野に入りますが、M47は明るくいつかの星が観察できるのに対し、M46は星雲状にしか見えません。明るくシリウスに近い方がM47です。M46はM47の約2゚東です。
双眼鏡
7x50の双眼鏡では、M46は星雲状の光芒をバックに微光星が見え美しい眺めです。同じ視野に見えるM47は星の配列が分かります。背景には淡いとはいえ冬の天の川が流れているため、微光星が多くにぎやかな感じがとてもきれいです。大口径双眼鏡ではM46がさらにはっきりと星の集団であることが分かるようになります。
10cm
40〜60倍の倍率で観察すると、微光星の大集団であることが分かり、非常に美しい眺めです。さらに100倍程度で観察すると、星団の中心から10'ほど北にある小さな惑星状星雲NGC2438が見えるようになり、非常におもしろくなります。この惑星状星雲は視直径約1'、明るさは11等級で、実際にM46の中に存在するものです。
20cm
広視界型の接眼鏡で星団全体を観察すると、微光星が集まる姿が特に見事で、NGC2438が明瞭に見えるようになります。これを20〜30cm級の望遠鏡に150倍程度の倍率をかけて観察すると、こと座のM57そっくりのリング状に見えて感動します。









