メシエ天体ガイドM39
(はくちょう座の散開星団)

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  • M39(NGC7092) はくちょう座/散開星団(e)
  • 赤経 21h32.3m 赤緯 +48゚26'
  • 光度 5.2等 視直径 32' 距離 825光年

解説

はくちょう座には21個の散開星団がありますが、メシエ天体はM29、M39の2つしかありません。M29はγ星に近く、γ星付近を撮影した写真に写りますが、M39の方は、はくちょう座の十字形からやや離れ、隣のとかげ座の境界に近い位置にあるので、忘れられた存在です。しかし、M29よりも大きく、双眼鏡でもきれいに観察できるので夏の終わり頃には見ておきたい星団です。星数は25〜28とされています。空の条件の良いところなら肉眼でも微かに星雲状に見えます。

見つけ方

α星(デネブ)の北東7.5゚に位置しています。近くにあるρ星、π星とは二等辺三角形をなしていますので、これを目印にします。明るいので肉眼でも位置が分かりますが、天の川が特に濃くなったような感じに見えます。デネブ(1.3等)からは50.9m東、3゚9'北です。明るいのでファインダーでも星がいくつか見えます。

双眼鏡

7x50の双眼鏡では明るい星が10個ほど三角形の形に並んでいるのが分かります。三角形の頂点にはそれぞれ8等級の恒星が位置しています。天の川の中なので、視野には微光星がたくさん見え、それを背景にしたM39の姿はなかなかきれいです。

10cm

40倍で視野いっぱいとなってしまいますから、できるだけ低い倍率で観察しなくてはいけません。倍率が高くては、まったくおもしろくありません。良く観察すると25個ほどの星が見え、二重星がいくつかあるのが分かります。

20cm

口径が大きくなっても見え方はほとんど変わりません。このように広がった散開星団は、望遠鏡を使うより双眼鏡で観察するほうが間違いなく美しく見えます。