メシエ天体ガイドM109
(おおぐま座の銀河)

M109M109 Map

  • M109(NGC3992) おおぐま座/銀河(SBc)
  • 赤経 11h57.7m 赤緯 +53゚22'
  • 光度 9.8等 視直径 7.5'×5' 距離 2,700万光年

解説

1781年にメシアンが発見した渦巻銀河です。後年の研究でメシエ天体に加えられたものです。淡いので、小口径ではあまりおもしろくありません。SBc型の渦巻銀河で、1956年3月には最大光度12.8等の超新星が発見されました。

見つけ方

おおぐま座γ星(2.4等)のわずかに南東1゚です。低倍率ではγ星と同一の視野に入ります。γ星からは3.9m東、20'南です。

双眼鏡

非常に淡いので、観察は難しいでしょう。

10cm

楕円形の光斑として観察できますが、非常に淡くわずかに明るい中心核を持っていることが分かります。

20cm

多少は見やすくなりますが、淡いことにはかわりなく、銀河の構造を観察するのは無理です。淡い銀河を見ることに馴れていないと、存在がようやく分かるかどうかといったところでしょう。メシエ天体の銀河の中ではもっとも暗い対象であり、これより暗いとされるM76とM97(共に惑星状星雲)が実際には比較的良く見えることを考えると、メシエ天体中で一番観察しにくい対象だと言えます。この銀河がちゃんと観察できる空は、良い空であると評価できます。