M103
(カシオペヤ座の散開星団)
解説
M103は、カシオペヤ座の秋の天の川の中にあるメシエ天体最後の散開星団です。散開星団としてはまばらで貧弱な対象で、付近には似たような星の集まりがいくつもあるため識別しにくいものです。星団の規模については直径は15.5光年で星数は約40、あるいは5.5光年で星数は60とされています。一番明るい星は9.8等で、10等の星が6個ほど、11〜12等級の星が25個ほどあります。
見つけ方
カシオペヤ座δ星の東北1゚あまりのところに位置しています。δ星(2.7等)からは7.3m東、28'北です。明るさが7.4等ですからファインダーでも見えるはずですが、星団内には明るい星が少なく、また周囲には天の川の微光星が多数見えるため、見慣れないとどれがM103か良くわかりません。
双眼鏡
まばらな集まりであるためか、7×50の双眼鏡で見ても良く分かりません。
10cm
60倍で4つほどの明るい星が三角形に配置されていて、その周囲に微光星がまばらに見えます。周辺には同じような星の集まりがいくつか見え、M103かどうか不安になるほどです。なお、星団の北西に近接してΣ131という二重星があります。これは7.3等と10.5等の星が13.8"の間隔で並んでいるものです。
20cm
微光星がもう少し見えてきますが、印象はほとんど変わりません。






