メシエ天体ガイドM101
(おおぐま座の銀河)

M101M101 Map

  • M101(NGC5457) おおぐま座/銀河(Sc)
  • 赤経 14h03.2m 赤緯 +54゚21'
  • 光度 9.6等 視直径 10'×8' 距離 2,300万光年

解説

M101はSc型に分類される渦巻型銀河で、真上から渦の広がりを見ることができるものです。しかし、非常に淡いので眼視では観察しにくい天体です。絶対等級は-20.1等、質量は太陽の160億倍と、メシエ天体の中ではM32やM33についで小さいものです。実際の大きさは9万光年とされています。1909年に13.5等、1950年に17.5等、1970年8月には11.7等と、過去に3個の超新星が発見されています。

見つけ方

北斗七星のひしゃくの柄、ζ星(ミザール)とη星を結んだ線を底辺とする二等辺三角形をりゅう座の方向に作ると、その頂点に位置しています。ミザールからは東方向に81→83→84→86番星と、ほぼ一直線にたどっていくと、86番星の東約1゚のところに見つかります。η星(1.9等)からは15.7m東、5゚2'北です。口径30mm程度の小さいファインダーでは見えません。

双眼鏡

7x50の双眼鏡で、非常に淡い小さな丸い光斑として見ることができます。空の条件が良くないと難しい対象です。

10cm

60倍では、淡く丸い大きな光斑が認められます。かなり淡いので、目を良く馴らさないと見にくいでしょう。中心部がやや明るいことがわかり、空の透明度が非常に良い時には、周囲の腕の部分に濃淡があることまで分かります。これより口径が小さいと非常に見にくく、双眼鏡のほうがむしろ見やすいくらいです。

20cm

周辺部分まではっきりと分かるようになり、その中の腕を思わせる濃淡が興味深く観察できます。腕の部分に微光星がいくつか輝いていることも分かりますが、空の条件が良いことが必要です。

30cm

写真を彷彿とさせるような腕の構造が見えてきておもしろくなってきます。腕には明るい核のような光斑がいくつか認められます。