五島プラネタリウムの資料公開

【2001年7月3日 アストロアーツ】

天文博物館五島プラネタリウムが今年3月に惜しまれながらも閉館となったのは、まだ記憶に新しいところだが、その五島プラネタリウムの天文資料を一括して保管されている施設「渋谷区ケアコミュニティ・桜が丘」にて、このたび五島プラネタリウムの資料公開と催しが行なわれることとなった。

天文資料展示が行なわれるのは、7月7日〜15日まで。五島プラネタリウムの投影機・カ−ルツァイスIV型プラネタリウムの解体作業の写真パネルや、隕石展示などが行なわれる。

また、7月7日(土)には「七夕のつどい」が開かれる。先着1000名には「渋谷区五島プラネタリウム天文資料」ロゴ入りの特製星座早見盤の進呈があるとのことだ。また、七夕のつどい終了後と7月15日(日)には、天体観望会も行なわれる。

渋谷駅前の五島プラネタリウムは残念ながらなくなってしまったが、今回の催しはその後の活動の第一歩となる。五島プラネタリウムが培ってきたともしびが、これからも脈々と受け継がれてゆくことを期待したい。

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