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話題の惑星定義採択については、星ナビ10月号でも計6ページを割く緊急レポートを掲載した。天文学的にはすっきりした案が選択されたものの、冥王星が矮惑星となることについて、アメリカの科学界では反対署名を呼びかけるサイトが開設されるなど、新定義の影響は続いている。 そこで、このコーナーも話題の”惑星”に注目すべく、「プラネッツ」の名を持つ菓子を紹介することにした。
これは、洋菓子屋「パティスリー・プラネッツ」の「プラネッツ」というバターケーキとチョコレート。まず、バターケーキから。
バターケーキの方の「プラネッツ」の上にのっているのは、ナッツや風味のいいオレンジピール、さらにさくさくとした食感のシュトロイゼル（アーモンドプードル・小麦粉・砂糖・バターを混ぜた軽いクッキーのようなもの）。バターケーキというと、単純な味わいを想像してしまう（のは私だけ？）が、この「プラネッツ」を口にほおばるとシナモン、クローブ、アニスで風味付けされた奥深い味わいがしっとりした生地の中から押し寄せる。まさに、こだわりのパティシエによる文句なしの一品だ。
もうひとつの「プラネッツ」は、チョコレート。（写真中、白い小皿中央にのっているロゴ入りチョコ（写真が見難くてごめんなさい））近年カカオは人気急上昇だが、そのカカオを絶妙にブレンドしたというだけあって、これまた最高の味だった。
惑星定義は「系外惑星」や「矮惑星」の定義、日本語表記をどうするかなど問題が残されているが、こちらの「プラネッツ」は、文句のつけようもなくおいしい。したがって、”問題なく残さず”食べれますので、興味のある人は、ぜひどうぞ（ネット通販可）。
（＊白い星型ラムネは、K's Candy Station のもので、パティスリー・プラネッツとは、関係ありません。）
