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2016年
宵のころに南の空の高いところで輝く木星が、圧倒的な存在感を見せている。18日の月との接近など肉眼でも楽しめるが、ぜひ観察会に参加するなどして、天体望遠鏡で縞模様やガリレオ衛星を眺めてみよう。
木星の上にはしし座が広がっており、その尾の星デネボラから南東方向にアルクトゥールス、スピカを結ぶと春の大三角ができあがる。アルクトゥールスとスピカは、北東の空高く上った北斗七星から続く春の大曲線の一部でもある。色の対比も美しい2星は夫婦星とも呼ばれている。
深夜になると、接近中の2つの赤い星、火星とアンタレスが並んで昇ってくる。近くには土星もあり、3天体の共演が見事だ。25日前後には月も接近し、さらににぎやかさが増す。少し夜更かしして、見たり撮ったりしてみよう。
図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。
- 4月
- 火星とアンタレスが接近
- 18日（月）
- 月と木星が接近
- 18日（月）
- 水星が東方最大離角
- 22日（金）
- 4月こと座流星群が極大
- 25日（月）
- 月と土星が接近、火星が並ぶ
水星
| 上旬 | 中旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -1.2 | -0.3 | 1.4 |
| 視直径 | 5.6″ | 7.1″ | 9.3″ |
| 星座 | うお | おひつじ | おひつじ |
| 現象 |
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金星
| 上旬 | 中旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -3.9 | -3.9 | -3.9 |
| 視直径 | 10.2″ | 10.1″ | 9.9″ |
| 星座 | うお | うお | うお |
| 現象 |
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火星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -0.7 | -1.3 |
| 視直径 | 12.4″ | 15.2″ |
| 星座 | へびつかい | へびつかい |
| 現象 | ||
木星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -2.4 | -2.3 |
| 視直径 | 43.3″ | 41.4″ |
| 星座 | しし | しし |
| 現象 | ||
土星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | 0.1 | 0.1 |
| 視直径 | 17.4″ | 17.9″ |
| 星座 | へびつかい | へびつかい |
| 現象 | ||
天王星・海王星
| 天王星（中旬） | 海王星（中旬） | |
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| 等級 | 5.9 | 7.9 |
| 視直径 | 3.3″ | 2.2″ |
| 星座 | うお | みずがめ |
| 現象 |
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