2012年3月6日 火星と地球が最接近

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【特集】2012年 火星接近

(説明図)
ステラナビゲータで作成

宵のころ南東の空にのぼる火星が、5日にしし座で衝となり、翌6日に地球にもっとも接近する。火星の接近はおよそ2年2か月に1度、太陽系のより内側を回る地球が外側の火星を追いこす時に起こるものだが、その距離は接近ごとに変わる。5600万kmにまで距離が縮まった2003年8月の大接近は有名だが、今回は1億80万kmの小接近だ。

この日の火星は月齢13の明るい月を追うような位置に見えている。しし座やおとめ座に春の訪れを感じながら、火星の赤い輝きを楽しもう。

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この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。

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