2007年9月30日 火星が散開星団を通過し星を隠す

12月19日に地球と最接近する火星は、まだ見かけの大きさも10秒角ほどと小さい。この火星が9月30日の明け方、ふたご座の足元にある小さな散開星団NGC 2129を通過し、星団中の8.3等星を隠すという珍しい現象が本州南部で見られるので注目してみたい。眼視観測はもちろんのこと、連続写真やビデオで記録すると面白いだろう。

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.8 で作成

(このページはアストロガイド星空年鑑2007の内容を元に作成しました)