星ナビ7月号は「冥王星探査」と「ステラショット発売」
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年7月号は、6月5日(金)発売です。
7月14日、探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近し、未だ謎の多い天体の探査を行います。地球からも冥王星を見て、撮って、探査機を応援しよう!
【2015年6月3日 アストロアーツ】
2006年の打ち上げから9年半、この夏、冥王星へ最接近する探査機「ニューホライズンズ」。冥王星とカロンに接近するようすの想像図です。冥王星を通過後も旅を続け、別のTNO(Trans-Neptunian Objects、太陽系外縁天体)へ向かう予定です。
太陽系の果て 新たなる展望
2006年1月、探査機「ニューホライズンズ(New Horizons)」がケープ・カナベラル空軍基地より打ち上げられました。9年半という長い年月を経て、この夏最初のターゲットである冥王星に到達する予定です。「新たなる展望」と名付けられた探査機がめざす、太陽系外縁部の新しい知見と展望を紹介。
冥王星を探す・撮る
今年冥王星は7月6日にいて座で衝となり、観望好期を迎えています。14等と暗く、恒星と区別がつかない冥王星ですが、「ニューホライズンズ」がたどり着くこの機会に、観望・撮影に挑戦してみませんか。
天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 14「クライド・トンボー」
経済的な理由で正規の教育を受ける機会を失ったにもかかわらず、宇宙への興味を失わず独学で天文学をおさめ、冥王星の発見で歴史に名を残したクライド・トンボー。観測に没頭した天文少年の心を持ち続けた彼の生涯を追いかけます。
6月19日発売、天体撮影をアシストするPC用ソフト「ステラショット」
望遠鏡を使った天体写真撮影で、天体の導入からカメラの制御までひとつのソフトで運用する「ステラショット」が発売となります。高度なカメラコントロール、便利な「導入補正」、天体を録画予約する「自動撮影」など、その機能の一端を紹介しました。
星の写真調整11「比較『明と暗』で都市星景を演出」
「比較暗」合成を使った都市星景写真のテクニックを解説します。「比較暗」合成によって作った「星がまったく写っていない夜景のみの画像」を使って、いろいろな演出に応用することができるのです。
ステライメージ製品ページ「動画で学ぶデジカメ画像処理入門」では、誌面と連動して動画を用いて画像処理の方法を紹介しています。
お求めは全国の書店、またはアストロアーツオンラインショップ、Amazon.co.jpで。