AstroArts Topics

重力波

波長10光年の重力波検出目指し、パルサーを超精密観測

2022/12/08
超大質量ブラックホールの合体による重力波は波長が数光年にもなり、地球の検出器ではとらえられない。だがパルサーの電波を超精密観測することでこの重力波を検出しようとする試みがある。

中性子星の合体でレアアースが作られていた

2022/11/02
中性子星の合体により、レアアースのランタンとセリウムが生成されていることが、観測とシミュレーションを比較することで確認された。

中性子星の合体で放出された、ほぼ光速のジェット

2022/10/19
2017年8月に観測された重力波現象「GW170817」の追観測データから、重力波源となった中性子星の合体で光速の99.97%に達するジェットが生じていたことがわかった。

巨大ブラックホールの隣で起こったブラックホール合体

2022/03/22
2019年に観測された風変わりなブラックホール合体現象は、銀河中心ブラックホールを取り巻くガス円盤の中で起こっていたとする研究結果が発表された。

中性子星合体が残したX線、爆発の衝撃波かブラックホールの誕生か

2022/03/07
連星中性子星の合体に伴う重力波検出「GW170817」では、数日後にX線源が観測された。広がる中性子星合体の破片から発生した衝撃波で加熱された物質からの放射「キロノバ残光」か、合体後にできたブラックホールへ落ちる物質からX線が放射されているためかもしれない。

中性子星とブラックホールの合体に伴う重力波を初観測

2021/07/05
中性子星とブラックホールの合体に伴う重力波が2020年1月に相次いで2件とらえられた。同種の天体の合体に伴う重力波の観測例はあるが、ブラックホールと中性子星の合体を検出したのは初めてだ。

観測史上最大のブラックホール合体を重力波で検出

2020/09/08
極めて大きなエネルギーを伴う、ブラックホール連星の合体による重力波が検出された。合体後の質量は太陽の142倍で、謎多き「中間質量ブラックホール」の誕生をとらえたものとみられる。

合体して光った?連星ブラックホール

2020/06/30
ブラックホール連星が合体すると重力波を伴うが、理論上、光は放たない。しかし、特殊な環境での合体により発生した可能性のある輝きが、重力波とともに検出された。

最重量の中性子星?最軽量のブラックホール?謎の重力波源

2020/06/26
太陽質量の23倍と2.6倍という高密度天体の合体による重力波が検出された。後者の質量は中性子星にもブラックホールにも当てはまらず、正体が注目される。

TAMA300で実証、重力波検出の量子雑音を抑える新技術

2020/05/01
国立天文台三鷹の重力波検出器「TAMA300」が改造され、重力波の検出時に量子力学的に避けられない揺らぎである量子雑音を制御する技術が開発された。世界中の重力波望遠鏡の感度向上や観測可能な現象数の増加につながることが期待される。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

20分周期で公転するヘリウム白色矮星連星

2020/04/08
公転周期がわずか20分という白色矮星同士の連星が発見された。将来の宇宙重力波望遠鏡で検証用の重力波源天体として利用できそうだ。

重力波望遠鏡「KAGRA」が観測開始

2020/03/03
2019年秋に完成した大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が2月25日、重力波観測のための連続運転を開始した。

宇宙に物質しかない理由を重力波で探る

2020/02/12
宇宙の物質と反物質の偏りを生んだ起源として提唱されている「右巻きニュートリノ」仮説を重力波観測で検証できるという理論が発表された。

ショートガンマ線バーストにおけるX線超過成分の時間変動を解明

2019/11/05
ブラックホールなどの連星合体で発生するショートガンマ線バーストについて、バースト後に100秒ほど継続する低エネルギーのX線放射は指数関数的な減光で統一的に記述されることが示された。

中性子星の衝突で作られたストロンチウムを初検出

2019/10/29
2017年に観測された、中性子星同士の合体に伴って発生したキロノバと呼ばれる現象のデータの再分析から、この衝突で生成されたストロンチウムが初めて検出された。中性子星の衝突と重元素生成プロセスとを結び付ける重要な成果である。

大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が完成

2019/10/07
2010年から建設が進められてきた日本の大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の完成記念式典が10月4日に開かれた。

LIGOとVirgoが4件の重力波イベントを新たに検出

2018/12/10
米国と欧州の重力波検出器「LIGO」「Virgo」で、2017年8月までに新たに4件の重力波が検出されたことが発表された。

重力波源とガンマ線バーストは親戚かもしれない

2018/10/23
2015年1月に観測されたガンマ線バースト「GRB150101B」の残光が、2017年8月に検出された重力波「GW170817」の残光とよく似ていることがわかった。これら2つは同じ種類の天体現象かもしれない。

増光がついに一段落した重力波源のX線

2018/06/05
昨年8月に重力波「GW 170817」が検出されてから数か月が経ち、X線の残光がついに増光のピークを迎えたようだ。今後は徐々に暗くなるとみられるが、その正体について新たな疑問も浮かんでいる。

重力波観測から導かれた中性子星の半径

2017/12/08
今年8月にとらえられた重力波GW170817の観測データに基づくシミュレーションによって、中性子星の半径について精密な下限値が導かれた。