星ナビ2月号は「天文現象2015」と「はやぶさ2」の出帆
【2015年1月5日 アストロアーツ】
石原武典さんによる薄明の富士と流星。日の出前のすばらしいグラデーションに富士山のシルエットが浮かび上がり、流れ星が華を添えます。
綴じ込み特別付録 「星空ハンドブック2015」
2015年のひと月ごとの星図と主な天文現象一覧、惑星の動き、出没表などをまとめた便利なハンドブックが特別付録です。
2015年の現象がまるっとわかる「天文現象ハイライト」
2015年の幕が上がりました。年明けから注目したいのは木星のガリレオ衛星の相互現象。小口径の望遠鏡で観測できるので、撮影や観望に挑戦してみてください。また、4月には全国的に好条件で観測できる皆既月食が起こります。年末には最高条件のふたご座流星群にも注目。1年間の注目を見逃さないためのガイドラインです。
6年に及ぶ旅が始まった 「はやぶさ2」宇宙へ
2006年に最初の提案をしてから8年。2014年12月3日、種子島宇宙センターから「はやぶさ2」が旅立つ瞬間がやってきました。相模原キャンパスで開催されたパブリックビューイングでは、初代「はやぶさ」の模型とともに100名近くのファンが打ち上げを見守りました。
「宗谷」から58年、群として観測された「ほうおう座流星群」
1956年12月5日、南インド洋上の第一次南極観測船「宗谷」船上で目撃された「ほうおう座流星群」。母天体の軌道が確定したことでダスト・トレイルモデルによるシミュレーション計算が可能になりました。2014年12月1~2日(世界時)に流星が出現する可能性が高いと予想し、観測隊がスペイン、カナリア諸島へ遠征しました。
天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 9「カール・ジャンスキー」
今や天文学において、電波による観測は欠かせないものとなっています。この電波天文学は、今から80年以上前にアメリカのカール・ジャンスキーによって拓かれました。無線技術者でもあったジャンスキーの研究と、電波天文学の発展を紹介します。
星の写真調整06「トーンカーブ調整の効果」
星の写真調整の基本ツール「トーンカーブ調整」では、グラフの形を変えることによって、入力側が持っていた階調を自在に出力側に割りふることができます。基本的なトーンカーブを使った写真の調整例と、その応用について解説しました。
ステライメージ製品ページ「動画で学ぶデジカメ画像処理入門」では、誌面と連動して動画を用いて画像処理の方法を紹介しています。
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