2022年1月13日 イリスがふたご座で衝

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1月13日、小惑星イリスがふたご座で衝(太陽‐地球‐イリスがまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

星図

宵のころ東の空に見えているふたご座に位置する小惑星イリスが、1月13日に衝となる。太陽‐地球‐イリスがまっすぐに並び、一晩中見える時期だ。

明るさは約8等級で、空が暗いところでは双眼鏡でも見ることができる。13日ごろは月明かりがあり見づらいので、イリスはやや暗くなるが月初または月末のほうが見やすい。ふたご座、こいぬ座の星々との位置関係を頼りにして探してみよう。数日間隔で撮影すると移動の様子がわかるだろう。

イリスは火星軌道と木星軌道の間の「小惑星帯」の中にある、1847年に発見された小惑星番号7番の天体。明るいときには7等前半になる、比較的見やすい小惑星の一つだ。

イリスの位置 イリスの位置。括弧内は等級。星図の星は9等級まで

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