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2005年8月24日 水星が西方最大離角

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

太陽系の一番内側をまわる水星は、動きがめまぐるしく、7月上旬に夕空で見やすくなったと思っているうちに、たちまち夜明け前の東天にまわって8月24日に西方最大離角になる。

夜明け前の水星の見え方としては、今年の内では地平からの高度も高く見やすくなるので、お目にかかりにくい水星の姿を見るにはチャンスとなる。水星の明るさは-0.1等なので、肉眼でも見つけるのは難しくないが、夜明け前の東天低いので、双眼鏡を使った方が見つけやすいだろう。なお、水星が東に昇りはじめるのは、24日の東京で午前3時40分となる。