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2005年7月29日 みずがめ座δ流星群が極大

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

毎年夏休みのころは、たくさんの流星が飛ぶことで知られている。8月12日〜13日ごろをピークに活発な出現を見せてくれるペルセウス座流星群をはじめ、数多くの流星群が時を同じくして活動するからだ。

その最初のものとして注目したいのが、みずがめ座δ流星群で、今年は7月29日ごろピークになると見られている。そのころには下弦過ぎの月光が夜半後に昇ってくるので、完全に好条件とはいかないが、月の出前の夜半前は月光もなく好条件で見られる。

7月下旬にはペルセウス座流星群の先駆的な出現はもう始まっているし、8月1日ごろピークになるやぎ座流星群も出現している。また、みずがめ座に放射点を持ついくつかの流星群も活動しているので、個々の流星群の流星数は多くなくても、全体では案外にぎやかで見ていて楽しめることだろう。流星図にその経路を記入し、群を識別してみるのも興味深いだろう。