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2005年5月6日 みずがめ座η流星群が極大

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

みずがめ座は、秋の宵の南の空で見やすくなる星座だが、5月初旬になると夜明け前の東南天低く姿を見せるようになってくる。そのみずがめ座の水瓶にあたる位置のη星の近くに放射点を持つ「みずがめ座η流星群」が5月6日ごろ極大を迎えるとみられている。

この流星群はハレー彗星に関連するものといわれ、10月21日ごろピークになるオリオン座流星群と同じハレー彗星を母天体とするものだ。日本では日の出も早い時季で放射点高度も低いので、見られる数も少ないが、オーストラリアなど南半球では放射点も夜明け前高く昇るので出現の活発な流星群として知られている。