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2005年1月4日 しぶんぎ座流星群が極大

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

毎年恒例の天文現象のトップバッターが、しぶんぎ座流星群(りゅう座ι流星群)だ。出現は元日のころから始まり7日ごろまで続くが、この流星群はピークが鋭いという特徴があり、出現はほとんど極大の晩に集中する。

今年の場合は3日21時ごろが極大と予想されているが、この時間は日本では放射点がまだ地平線下であるため、日本での出現のピークは放射点が昇ってくる4日未明から早朝にかけてとなるだろう。

今年は4日の夜明け前の空には下弦の明るい月光があり、条件としてはあまり良いとはいえないのが惜しまれるが、年初めの観測として、4日未明は北東天に注目してみてほしい。

関連リンク: 【特集】2005年 しぶんぎ座流星群