池谷・張彗星(C/2002 C1) ギャラリー

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(茂木弘光氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真) (茂木弘光氏撮影の3月15日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
茂木 弘光
撮影日時:
(1枚目)2002年3月13日 18時42分〜、露出60秒×20枚(加算平均)
(2枚目)2002年3月15日 18時45分〜、露出60秒×20枚(加算平均)
撮影地:
群馬県太田市
撮影機材等:
反射望遠鏡(D=185mm、f=990)、ビットラン BJ-32L、トーカイ タイプIIフィルタ、タカハシ NJP-TEMMA-PCで自動追尾、ステライメージ3で画像処理、ビニングなし、擬似カラー
●撮影者コメント:
(1枚目)今日は透明度もそこそこ良いのでL画像をビニング無で撮影してみました。撮影中は7×50の双眼鏡で楽しんでいます、青い核と青い尾がとっても綺麗です。
(2枚目)タカハシ NJP-TEMMA-PC + ステラナビゲータ で自動導入、帰宅して約5分で撮影開始できるのが嬉しいですね。
今日の彗星は尾が2本に分かれているというか、中央部が無いというかそんな感じの尾です。

(和光久氏撮影の3月16日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
和光 久
撮影日時:
2002年3月16日 18時55分〜19時16分、露出30秒×27コマ合成(20秒間隔)
撮影地:
長野県原村 八ヶ岳自然文化園駐車場
撮影機材等:
ビクセン GPD赤道儀、ビクセン R200SS、コマコレクター使用、フジ FinePix S1 Pro(感度設定 1600相当、ホワイトバランス・オート)、iBook500 Dual USBでリモート撮影
ダークフレームでノイズ除去処理、コンポジットしてからトーンカーブ補正とアンシャープマスク処理、ノートリミング
●撮影者コメント:
前回の13日の撮影と比べて大気の透明度があまり良くなく、対地高度の関係もあって連続撮影した画像は時間の経過と共に背景が黄色味を帯びたような結果になり、単一の画像でもコンポジットした画像でも前回ほどの尾の構造は写りませんでした。前回の時の撮影条件が良過ぎたのかもしれません。

(佐藤嘉恭氏撮影の3月15日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
佐藤 嘉恭
撮影日時:
2002年3月15日 18時59分、露出15秒
撮影地:
福島県大熊町
撮影機材等:
リコー XR1000s + ペンタックス FA 85mm F1.4 開放、フジカラー スペリア800、固定撮影
●撮影者コメント:
肉眼でも尾をひいた姿がわかります。7×50双眼鏡では光度3.7等尾の長さ7度と見ました。

(安藤也義氏撮影の3月15日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
安藤 也義
撮影日時:
2002年3月15日 19時39分〜55分、露出40秒×16枚コンポジット
撮影地:
神奈川県川崎市多摩区
撮影機材等:
BORG-100mm F6.4 屈折 + CCD ST-5 + 0.4xレデューサ(D=100mm、f=256mm相当)、LPS-P1 + Rフィルタ使用(擬似カラー)
●撮影者コメント:
観測時間が遅くなったため低空の彗星撮影は白黒で撮像しました。市街地からの撮影でもコンポジット数を多く稼ぐことでバックグランドの光害レベルを落として良質な画像が得られます。
彗星核の光度が増し、2つの筋(プラズマテイル起因?)が伸びています。今週に入りダストテイルが急速に発達し、扇状の分布がプラズマテイルに重なり美しくなっています。なお、画像左下のS字状の線はダークピクセルの形跡です。彗星核の輝度中心でコンポジットしており、恒星像、彗星像ともに線状なのですが原因不明です。

(大島修氏撮影の3月15日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
大島 修
撮影日時:
2002年3月15日 18時36分〜48分、露出40秒×8枚
撮影地:
群馬県伊勢崎市 群馬県総合教育センター
撮影機材等:
昭和機械製作所 40RC(D=400mm、f=4000mm、F=10)、ビットラン BJ30C、ステライメージ3で処理(8フレーム加算、デジタル現像)
●撮影者コメント:
明るい薄命中から彗星核が黄金色にきらきら輝いていました。各近傍のダストが少なくなったのでしょうか。また、核からのシャドーでしょうか、はっきりとらえられました。薄命が薄れる19時台まで待ちたいのですが、撮影地が市街地中心部のでこの時刻が限界です。

(加藤三典氏撮影の3月15日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
加藤 三典
撮影日時:
2002年3月15日 18時57分〜19時01分、露出30秒×3コマコンポジット
撮影地:
奥多摩
撮影機材等:
MINOLTA Dimage7(200mm望遠相当、F3.5、ISO200相当)、ビクセン GP-Dでノータッチガイド
●撮影者コメント:
デジカメ単体での撮影に初めて挑戦してみましたが何とか彗星らしい姿をとらえることが出来ました。どこまで明るくなるか、とても楽しみです。

(近藤弘之氏撮影の3月15日の池谷・張彗星の写真) (近藤弘之氏撮影の3月16日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
近藤 弘之
撮影日時:
(1枚目)2002年3月15日 18時32分
(2枚目)2002年3月16日 18時40分
(以下共通)
(L画像)露出60秒×8コマ合成
(R,G画像)露出60秒ずつ、(B画像)露出60秒×2コマ(RGB画像は2×2ビニング)
撮影地:
東京都府中市
撮影機材等:
トミーオアシス BORG 76ED + レデューサー(f=390mm)、光映舎 SV16冷却CCDカメラ(試作機)、ビクセン GPD赤道儀、スカイセンサー2000で導入・追尾
●撮影者コメント:
(1枚目)今日は暖かかったものの、透明度は最近の中では良かったので、市街地でも尾が伸びている様子をなんとか捉えることができました。
(2枚目)15日に比べ透明度が落ちていたので、その分画像に影響がでました。12.5cm 40倍で観望しましたが、中心核のみで尾はよく分かりません。そんな状態でも尾が写る冷却CCDの能力はありがたいです。

(北野宏治氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
北野 宏治
撮影日時:
2002年3月13日 19時15分〜18分(JST)、露出16秒×4枚コンポジット
撮影機材等:
タカハシ FC-100(fl=800mm)+ LV25mm、オリンパス C-4040ZOOM(fl=7.1mm、F1.8 開放、合成fl=227mm、感度ISO400相当、ノイズリダクション ON)、EM-200赤道儀で恒星時追尾
画像処理:
フラット補正、加算コンポジット、レベル調整、デジタル現像、トーンカーブ調整、バックグラウンドスムース、Lab色彩調整
●撮影者コメント:
11日に比べ空の濁りが酷かったのですが、彗星が明るくなったためか思いの外よく写りました。尾の先が扇状に広く広がっているように見えます。大きさはずっと小さいものの、地球接近時のころの百武彗星(C/1996B2)を彷彿とさせる姿です。

(田子十兵衛氏撮影の3月11日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
田子 十兵衛
撮影日時:
2002年3月11日 19時05分〜、露出20分
撮影地:
沖縄県大宜味村
撮影機材等:
キヤノン FX + FD70-210mm F4.0(210mm 開放)、コニカ NEWセンチュリア400、ビクセン GP、メトカーフガイド、DP店現像プリント、NEC フラットヘッドスキャナ650Uで取込、フォトショップ5.0.2で処理
●撮影者コメント:
彗星の運動が早いので、200ミリでもメトカーフにしました。イオンテイルと思しき青白いイメージが浮かんできました。(※確信は持てません)幹線国道は、夕方物凄い通勤帰り車ラッシュで、撮影には非常に苦しみ、大いに写真もカブリました。また、彗星の方向に那覇市等の光害が強く、苦しんでいます。
光学系・処理系の汚れによるクセで、変なムラが入っています。

(加藤保美氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
加藤 保美
撮影日時:
2002年3月13日 19時07分〜、露出5分
撮影地:
群馬県 北軽井沢
撮影機材等:
Nikon FM2、500mmレフレックス望遠レンズ(F8)、フジ ズームマスター800、ビクセン フォトガイド自動
●撮影者コメント:
7倍50mm双眼鏡で見ると尾がはっきりしてきたのが分かります。ベネット彗星に似ているような感じです。

(伊藤明彦氏撮影の3月11日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
伊藤 明彦
撮影日時:
2002年3月11日 19時49分〜、露出3分(2x2ビニング)
撮影地:
大分県日田郡天瀬町
撮影機材等:
FSQ-106、BT-241L、EM-200
●撮影者コメント:
双眼鏡でも長い尾が確認できました。周囲が木に囲まれて低空の撮影は難しいです。

(吉本勝己氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
吉本 勝己
撮影日時:
2002年3月13日 19時24分〜47分、露出各3分を6コマコンポジット
撮影地:
山口県上関町
撮影機材等:
Nikon 180mm F2.8 開放、高橋 P2赤道儀自動ガイド、フジカラー ズームマスター800、ニコン クールスキャン4でスキャン後、ステライメージ3で画像処理
●撮影者コメント:
明るさは7×35双眼鏡で4.1等と目測しました。低空のモヤのためイオンの尾の写りはよくありません。

(田中一幸氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真 1) (田中一幸氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
(1枚目)2002年3月13日 18時44分(JST)〜、露出8分
(左下のスペクトルは19時24分〜、露出4分)
(2枚目)2002年3月13日 19時30分(JST)〜、露出6分
撮影地:
富士山
撮影機材等:
(1枚目)8インチ Baker-Schmidtカメラ(f.l.=460mm F=2.3)+ Apogee AP2Ep(-30度に冷却)、IDAS RVBフィルター
(2枚目)PENTAX 85mm F1.4→2.8 + Apogee AP2Ep(-30度に冷却)、IDAS RGBフィルター
●撮影者コメント:
核がはっきりと白く見えるようになりました。ダストはスペクトルでも映像でも明らかに増えてきたことがわかります。この先2週間明るく・長くなることを考えると、より広角な光学系を使ったりモザイク処理していく必要がありそうです。

(那賀川町科学センター撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真 1) (那賀川町科学センター撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
那賀川町科学センター天文館
撮影日時:
(1枚目)2002年3月13日 18時49分〜、(L画像)60秒露出を10枚加算、(RGB画像)それぞれ60秒露出を2枚ずつ加算
(2枚目)2002年3月13日 19時12分〜、(L画像)60秒露出を5枚加算
撮影地:
徳島県那賀川町
撮影機材等:
(1枚目)25cm屈折(D=250mm、f=1456mm)、MUTOH CV-16II、トーカイ LRGBフィルターtype3、2×2ビニング
(2枚目)Aiニッコール 135mm F2.8 開放、MUTOH CV-16II、2×2ビニング、モノクロ反転
●撮影者コメント:
11日と比べると、尾の様子が少し穏やかな感じになりました。

(野田司氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
野田 司
撮影日時:
2002年3月13日 18時54分〜58分、露出30秒×3枚
撮影地:
岩手県大野村
撮影機材等:
CASIO QV-3000EXデジタルカメラ(望遠側 100mm相当 F2.5、ISO300相当、WB太陽光、シャープネス:ソフト、コントラスト:低)
ステライメージ3にて3枚加算コンポジット、4×4ソフトビニングなどの画像処理
●撮影者コメント:
デジカメ単体の固定撮影でも尾が写るようになってきました。スターシャープフィルターを使って日周運動の動きを目立たなくしています。

(近藤弘之氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
近藤 弘之
撮影日時:
2002年3月11日 18時32分 露出120秒×8コマ合成
撮影地:
東京都府中市
撮影機材等:
トミーオアシス BORG 76ED + レデューサー(f=390mm)、光映舎 SV16冷却CCDカメラ(試作機)、ビクセン GPD赤道儀、スカイセンサー2000で導入・追尾
●撮影者コメント:
途中追尾エラーが発生し、解決に10分ほどかかってしまったので、カラー撮影は断念し、モノクロ画像撮影に専念しました。中心核は120秒露出でブルーミングし始めているので大分明るくなってきています。

(木村喬氏撮影の3月13日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
木村 喬
撮影日時:
2002年3月13日 18時58分46秒〜19時09分45秒(JST)
(L画像)露出2分×4枚
(RGB画像)露出各40秒×2枚、2×2ビニング
撮影地:
埼玉県皆野町 秩父高原牧場駐車場
撮影機材等:
FSQ106(タカハシ)、BT-211LE(ビットラン)、EM200、TEMMA・PC-Jr + BJ30Cにより彗星核自動追尾、LRGBフィルタータイプIII(アイダス)、ステライメージ3にて画像処理
(横の画角:42')
●撮影者コメント:
3月11日のような活発なイオンやダストの吹き出しを期待したのですが、この日はやや落ち着いてしまった感があります。このところ西の空が晴れているとワクワクしてます。

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