明るい黄白色の星
土星の明るさは約0等級で、街中でも肉眼で簡単に見つけられます。「南の空のやや低いところに見える、クリーム色の明るい星」と覚えておけばわかりやすいでしょう。今年は土星だけでなく火星と木星も同じ時期に見えます。火星と木星はどちらも土星より明るく、火星は土星の東(南を正面として左側)、木星は西(右)にあります(木星と土星の間にはさそり座の1等星アンタレスも見えます)。色や明るさの違いを目印に、3惑星を見つけましょう。
2018年7月中旬 21時の空(東京)。月初は22時ごろ、月末は20時ごろに同じような見え方になる。火星と木星は15日の位置を表示(月の表示は消してある)。画像クリックで表示拡大(ステラナビゲータで星図作成、以下同)。
(5月(1時)/6月(22時)/7月(21時)/8月(21時)/9月(20時)/10月(19時)/11月(18時))