2018年7月28日 火星がやぎ座で衝
より詳しくは「火星特集」をご覧ください。
宵のころ南東の空に見えている火星が、7月28日にやぎ座で衝となる。太陽‐地球‐火星がまっすぐに並び、一晩中見やすい時期だ。
この日は満月(明け方に皆既月食)なので、太陽・地球・月・火星が一直線に並んでいることになり、夜空でも火星と月が比較的近くに並んで見える。
火星は3日後の7月31日に地球と最接近する。距離が6000万kmを切るほどの大接近となり、赤さや明るさがひときわ目立って輝いてみえるはずだ。やや低めではあるが、秋ごろまで見やすいので、長期にわたって観察を続けてみよう。また、夏の間は宵空に木星や土星も見やすいので、惑星観察や撮影を楽しもう。
〈関連リンク〉
- 【特集】火星大接近(2018年7月31日 地球最接近)
- 星空ガイド
- 天体写真ギャラリー:2018年 火星
- 星ナビ2018年7月号 火星観測ハンドブック付録、火星探査の歴史を大特集
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