スマホで操る宇宙体験、スマート天体望遠鏡ODYSSEY誕生

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株式会社ニコンとフランスのユニステラ社は、オートフォーカスで惑星から銀河や星雲までの幅広い観察を可能にする小型軽量の新しいスマート天体望遠鏡「ODYSSEYシリーズ」を開発した。

【2024年1月17日 星ナビ編集部

株式会社ニコン(東京都港区)とフランスのUnistellar SAS(本社:仏マルセイユ、以下、ユニステラ社)は、両社の技術やノウハウなどを組み合わせて、オートフォーカスで惑星から銀河や星雲までの幅広い観察を可能にする新しいスマート天体望遠鏡シリーズ「ODYSSEY PRO」と「ODYSSEY」を共同開発した。

デジタル天体望遠鏡「ODYSSEY PRO」
デジタル天体望遠鏡「ODYSSEY PRO」(提供:ニコン

ODYSSEYは、従来製品よりも小型軽量で直感的に使いやすい。自宅や街角から、かつてないほど宇宙を身近に感じ、その素晴らしさを発見し、地球の地平線を超えて広大に広がる神秘的な世界の探索を可能にする。「ユニステラは、ODYSSEYによってはるか遠くの天体の姿を明らかにします。都市の中心部にいようと、友人や家族との星空観察を宇宙を巡る冒険に一瞬で変える新世代のスマート天体望遠鏡です。複雑な手順を省くことで、これまでは専門家だけが見ることができた数百万光年の旅を誰もができるようになります。宇宙の世界にどっぷりと浸る感動が実現するのです」(ユニステラ共同創設者兼CEO Laurent Marfisiさん)。

多岐にわたるイノベーション

ODYSSEYの直感的な操作体系は、ユニステラの2つの技術革新に基づいている。ニコンと共同開発した反射光学系「Nikon High Precision Optics」により、天体の観察が手軽に楽しめるようになった。「Stellar AutoFocus」は、スマートアルゴリズムと専用の電動センサーを組み合わせた完全自動のピント合わせシステムを採用し、数百万光年離れた天体への旅を完璧な明瞭さで実現する。

果てしない宇宙の神秘へ

ODYSSEYは、太陽系の惑星や遥か彼方の天体どちらも観察できる初の天体望遠鏡であることが特徴。ユニステラが特許を取得したイノベーションである「Multi-Depth Technology」を採用し、木星の大赤斑や大気の縞模様といったディテールの観察から、数千万光年も離れた子持ち銀河の渦巻き腕の観察へも簡単に切り替えられる。

軽量(4kg)でコンパクト、優美で洗練されたデザインの製品は新しいUnistellarアプリでさらに楽しみが広がる。スマートフォンやタブレットがインテリジェントな宇宙飛行の副操縦士となり、天体望遠鏡での探査を導き、自宅から観察するのに最適な天体を見つける。さらに天体に関する情報もわかりやすくチェックでき、観察結果を家族や友人と共有できるようになる。

販売モデル

なお、販売されるODYSSEYシリーズのうち、ODYSSEY(小売価格369,800円)は、タブレットや携帯電話を使用して驚きの体験を存分に楽しむことができる。また、ODYSSEY PRO(小売価格549,800円_は、ニコンの電視アイピースを採用し、魅力的な没入体験を提供する(※「ODYSSEY PRO」は電視アイピースあり、「ODYSSEY」は電視アイピースなし)。さらに、上位モデルであるODYSSEY PRO Red Edition(小売価格619,800円)は、より高機能を求めるユーザー向けとなっている。ODYSSEY PROとODYSSEYは、Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、トレテク!ソフトバンクセレクションにて販売される。

デジタル天体望遠鏡「ODYSSEY PRO Red Edition」
デジタル天体望遠鏡「ODYSSEY PRO Red Edition」(提供:ユニステラ社

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