星座八十八夜 #22 ラカイユの科学実験シリーズ「けんびきょう座」

このエントリーをはてなブックマークに追加
古い星座のすき間に作られた新しい星座には、ちょっと風変わりなものの星座もあります。顕微鏡がモチーフの星座もその一つです。

【2023年9月15日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

18世紀にフランスの天文学者ラカイユによって作られた、南天の新しい星座の一つです。このあたりはもともと〈みなみのうお座〉の一部とされていました。ラカイユはこのほかにも、科学実験器具や美術の道具の星座など、14の星座を作っています。

〈けんびきょう座〉は秋の夜空の地平線近くと目立たない場所のうえ、最も明るい星でも4.7等級と暗く、それまで星座がなかったのも納得ができます。星図を頼りに、〈やぎ座〉の下をさがしてみてください。

けんびきょう座

88星座の見所を紹介!「スマホで楽しむ星座入門」

「スマホで楽しむ星座入門」では、いつどのように見えるの?星座誕生の由来は?などを星座一つ一つについて紹介。星空観察の入門にピッタリな一冊です。神話のエピソードや星座どうしの意外なつながりなども見えてきますよ。デジタルアーティストKAGAYAの美しいイラストが誌面を彩ります。

スマホで楽しむ星空入門」では、星図アプリ「星空ナビ」とも連動。二次元コードをスマートフォンで読みとると、夜空の中で星座が見える方向を教えてくれる「ガイド機能」が使えます。見つけにくい星座も「星空ナビ」を使って、実際の夜空で探してみましょう!

スマホ星座入門

関連商品

ハサミやカッターなどを使わずに、子どもでも簡単に組み立てられるA3サイズの「星座早見工作セット」。観望会やイベントでお使いください。

関連記事